
空冷乗りにはすっかりおなじみと思われるこの一品。
キャブといえばソレックスかウェーバーだと思ってた僕には、
とっても新鮮。
石油屋のせがれに
「ノマールならカドロンで十分ネー」
とそそのかされ、ハイパッフォーマンス思考な僕は速攻でオークションにて購入。
その事をせがれに伝えた所・・・
「いいかい?ちょびん君。そんなもんだから」
「何が?」
何が、そんなもんなのかね?
主語がないぞ、主語が。
さらに、
「ちょびん君のEMPIカドロン?」
と、空冷初心者マークの僕に謎の呪文を唱えたw
マニにEMPIと書いてあったので、たぶんその呪文のブツだと答えると、
「あーEMPIかー。マアあんま気にするなっちゅう事よ」
と、なんかとっても気になって眠れん言葉を残し電話を切られた。オイオイ。
マア、実際中身見てみないとなんともいえんので、
早速チェック。
こっ、こりはっ・・・・・(驚)
「気にするな」ちゅーのは無理なハナシだ。石油屋。
さすがラテンの国の一品。
こんなもんでいいんじゃねー的に物作ってるのが、ヒシヒシ伝わってきますww
言いだしゃキリないけど、
アクセルストッパーの部分の作り悪くてキャブ単体で全開ならんし。
穴っちゅう穴はバリだらけだし。
しかもズレてますよ。穴。
穴はズレちゃダメ。よく見て見て。
下のじゃないの。
カバーの合わせ面もバッチシ歪んでて、漏れ漏れ風味満点ですねー。
謎の如意棒リンケージなんて、もうご愁傷さまって感じ。
んー。困った。
困った僕は、モデファイあんどオーバーホール開始。
とりあえず気になる所は全部手を入れました。フンガー。
あっ。チナミにアメリカーンなオーバーホールキットも
ラテン系に負けず劣らずなステキな製品でした(爆)
んで、じゃんぼりーの時に石油屋にテイスティングしてもらった所、
「コレ、塩梅いいねー。お前なんかやったろ?」
と、お褒めの言葉♪
ハニーも、
「大変トルクもりもりで、乗りやしゅう御座います」
との事。イイネ。
でも、イマイチ乗った感じが気に入らんのですよ。
ハニーにも指摘されたんだけど、踏みなおし時に若干吹き返しがあるのと、
回した時にフンずまってるカンジ。むー。
とりあえずじゃんぼりーに間に合わす為に、
アイドリングと同調しか取ってないから、こんなもんなんかなー。
あと、デスビも気になる。
どうやら空冷VWの世界ではツインキャブ化した時に、
009っていう機械進角デスビを使うのがセオリーらしいんだけど、
ウチのはバキューム進角殺しノーマルデスビw
当初は乗りやすさを優先して、インマニから負圧取ったんだけど、
負圧の進角幅が大きすぎてダメダメ。
ノーマルキャブの配管から考えると、
少しオリフィスで絞って進角スピードを遅くすればイケルかも。うーむ。
しかし、009の進角幅と進角スピードってどんなもんなんでしょ。
今のノーマルデスビでもアイドリングの点火時期、最大進角どっちも
全然問題ないんだけどなー。
ホントに009って必要なのか?
KPもノーマルデスビだったし、サニーとか4AGなんか固定進角でも、
割り切っちゃえば特に不具合ないしなー。謎だ。
とりあえずは今週末にでも何種類かジェット買ってみて、
もう少し詰めてみませう。
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ビートルさん | 日記
Posted at
2008/04/13 00:47:03