
日産乗りとして絶対に行くべきだと、ずっと思っていたものの…知らないうちに予約がいっぱいになってしまっていた場所…………それは

神奈川県座間市にある日産ヘリテージコレクションです‼
…興味が全くない嫁さんへ、神奈川県へ行く趣旨を話した際は、

こんな顔をしていましたが💦((((;゜Д゜)))
それはさておき

入り口の受付で許可書をもらい

セレナを駐車場へ。

そこからは専用のバスにて移動です。

ここがヘリテージコレクションの入り口。

ちなみに昔、ダイアナ妃もここへ訪れたことがあるとは運転手さんの話。
日産の開発拠点でもある工場の為、外部から完全に遮断されているのも特徴な工場となっています。
この工場のどこかで次期型GT-Rが開発されているのかもしれませんね( ^ω^ )
さて、

ここがスタンバイルーム。
なお写真撮影が許可されているのはスタンバイルームとヘリテージコレクションのみとなっています。

荷物を置くロッカーは日産の歴代名車が描かれ

鍵にも日産のロゴマーク✨
15分程の日産の歴史を学ぶビデオを見たのち

いよいよコレクション内へ移動です。

聖地といわんばかりの光景。
保存されている約450台のうち、約7割が動態保存というから驚きです(・д・)

最初は綺麗なお姉さんの説明を聞きながらコレクション内を移動しつつ、その後に自由見学となる流れ。
右を見ても左を見ても全てが名車ばかりなのですが、個人的に気になったものをご紹介します。
まずは

ダットサン フェアレディ1500。
1963年。第一回日本グランプリのカテゴリーで優勝した実車。

R383。
1970年。レースに勝つ為にV型12気筒DOHCエンジンを搭載したものの、計画は中止……「幻のマシン」となりました。

GT-R N-Attack Package。
ニスモのフラグシップとしてGT-Rニスモが企画された際、ニュルブルクリンクにおいてミハエル·クルム選手が当時の量産車最速タイムを叩き出したマシン。
カモフラージュされたマシンは初めて見ました✨

スーパーシルエットの4台。
左からスカイライン、ブルーバード、シルビア、マーチと並びます。
昨年のニスモフェスでも走行している姿を見ましたが、やはりR30スーパーシルエットはかっこ良すぎる‼(o´エ`o)b
歴代のプロトタイプカー達が並ぶ中には
世界に一台だけであろうこの車。

R390GT1。
1990年当時、ル・マン24時間レースGT1の規定では各社ともに「公道を走行可能な車」を最低一台は登録する事が求められ、日産でも出場権獲得のための車を製作する事となりました。
この蒼いマシンはまさしく「本格的な競技用の性能を持つ市販車」というわけですね✨
一般販売はされなかったものの、レースファンの間では「発売されたら1億円は下らない」といわれていたそうな💦Σ(´д`*)
さらにはこんな珍しい車もありました。

ミドルスポーツ(フェアレディZ Z33先行検討車)。
Z32の後継車として新型Zのあり方を模索する為に開発されたテストカーの一台。
1997年に栃木でテストされて以来、結果的に陽の目を見ることなく約20年以上にわたり社内で保存されていたようです。
ここからは日産の歴史を語る上で欠かせない車たち。

ダットサン12型フェートン。
創業時に生産されていた記念すべき車で
ヘリテージコレクション内で最も古い車だそうです。

ダットサン14型ロードスター。
1935年に横浜にて生産されていた車。

ボンネットのマスコットは兎を模しており、ダット=脱兎…兎が走るイメージから作られたとのこと。

たま 電気自動車。
日産といえばリーフやサクラといったEVですが、日産の電気自動車の歴史は1947年にスタートしていたとの事。
当時は鉛電池(車体下に設置されていた)だったようですが、終戦後のGHQによる石油不足の中、打開策とした作られたのが電気自動車だったとは驚きですΣ(Д゚;/)/

いわゆるパイクカーの四兄弟。
左からエスカルゴ、フィガロ、パオ、Be-1。
ママに似合いそうな可愛い車だとは次男の言葉。

フェアレディ240ZG ハイウェイパトロールカー。
1972年から神奈川県警·高速警察隊によって運用されていた実車。当時の走行距離は37万kmを超えていたそうです💦
Gノーズのパトカー………かっこ良すぎる‼✨

バネットセレナ FX Rio。
我らがセレナのこ先祖様ですm(_ _)m
現行型がC28ならば、この車はC23型にあたるそうです。
そして、このヘリテージコレクションに足を運んだら絶対に見ようと長男と意気込んでいた車がコチラ。

日産MID4-II型。
その名の示す通り、330馬力のV型6気筒ツインターボをミッドシップに横置き搭載した4WDスーパースポーツカーとして開発され、1987年のモーターショーにて出展。
予想以上に反響が大きく市販も熱望されたものの………結局ファンの期待に反して市販化はされませんでした💦

しかし、その技術は後にZ32やR32の開発で流用されました。
ここではII型が保管されているのですが、もちろんI型も存在しており、

MID4-I型は開発に関わった松江さんの縁で、製造元の高田工業で管理、整備され今でも走る事が出来る状態だそうです。
I型もいつかこの目で見てみたいものですナァ~(  ̄- ̄)トオイメ
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2024/08/25 23:08:01