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乙かれ!のブログ一覧

2014年05月12日 イイね!

軽四武芸帳 第二話♪

軽四武芸帳 第二話♪今日は合宿練習2日目

2日間泊りがけで練習に来るなんて贅沢と思われがちだが
往復の経費やその他諸々を考えると 結果として安い
また 2日間朝から寝るまでドライビングの話になり
参加者も拙者の話をよく吸収するのであった。

泊まった旅館も 2食付6400円
なんか田舎の古い大きな家って感じで
乙はそんな田舎の旅館が大好きである。
食事のあと座敷で車座になり酌み交わす酒が また旨い・・・・・


前夜 おっかなビックリのEVO君とGT-R君に乙が訓示

乙:『明日は混雑しているけど 速い車がインから入ってきたら
絶対 一台半ほど インを開けろ それだけすれば キミ達にはもう責任が無い・・
その後 残された アウト ミドル アウトを 10cmでも大事に攻めて
自分に少しでも有利なラインを模索し給え・・・』

そんな練習がそのうち タイムアタックでもレース中のバトルでも
必ず実戦で役に立つ・・・・

懸命に走る前車の姿は 後ろの車に伝わるものだ。
その懸命さが後ろの車には安心感をもたらす・・・

クリアラップが無いからと アタックをあきらめるドライバーはダメである。
レースは一人では出来ない ピットでサポートしてくれる人のため
1週たりとも疎かにしてはならないのは 
『我が流派』のキツイ教えであるのであったのであった。。。(^^)

レースになると 混戦 追いつけ追い越せ であるのは当然だから
バトルは場数がモノを言う

ある程度練習すれば 誰にでも物理的限界に近いタイムは1発なら出せる
後は それを 如何に長く持続させるか?
また 如何なる状況下でも出せるか?が問題だ。。。

タイヤやコース状況の良いときには 誰でもタイムは出せる。

単に速いドライバーになるより
乙は強いドライバーになって貰いたいと考えるのであった。

そんな事をエラそうにチビチビ酒を飲みながら訓示したのであったが・・(^^;

まだ経験の浅いサーキット2~3時間走行程度の2名が
乙の言うことを 本当に信じて・・・(^^;
真剣に走っているのが解る。
横の車と ドア TO ドア で頑張っている。

レース落ち140Lap+2日間で260Lap 合計400Lap
走行距離1000キロのタイヤで アルト号のベスト19秒台を上回る18秒台を3回記録した。
あのタイヤ あの状況で 18秒台なら 
次のレースでトップ争いできるのじゃないかと
少し嬉しい・・・・乙









キミ誰を待つの図











またミラ組の理系女子 理科子さんが乗れていない・・・
彼女は2日目からの合流で 乙の訓示が行き届いていないようである。

悪い箇所は
● スローダウンしている車を前方に発見すると 同じようにスローダウンしてしまう(^^;

● 追い上げてくる車を発見すると オドオドしてアクセルを緩めてしまう(^^;

● とんでもなく コーナー手前でブレーキを終わらせ 止りそうだからアクセルON その状態でコーナーリングしだす(^^;

● したがってコーナー後半が苦しく ハンドルをグリグリ・・・アンダーステアの嵐(^^;

ようするにシフトダウンやブレーキで精一杯で 
車が現れると 怖いのだろうなぁ~~

これは乙の指導者としての責任であるが故・・・
説教部屋に閉じ込め 
コンコンと小一時間問い詰めた イヤ 問い詰めたい・・・(^^;



諸般の事情ゆえ・・・・(^^;
「門弟ども」の前では滅多に車に乗らない乙が
ホイホイと理科子さんを助手席に乗せ 
乙が運転手本を見せる特別待遇♪

周囲の香ばしい視線も気にせず・・・(^^;

彼女は 自分の走行時間でないときは ドリ車に同乗させてもらい
結構興奮気味・・・・
ちょっと イジイジする乙なのは言うまでも無い・・・・(^^;

同乗走行が始まった。

乙:『エエでつか・・・・よく見ていてくださいよ・・・』

理:『ハイ♪』


素直で知性に満ち溢れたキレイな女性が 
(ナニを喰ったらこんな女性が育つんだろう?)

いつも『ハイ♪』と 『普段聞きなれない素直な返事』は
乙には心地よい・・・のは 不思議だが あまり考えないことにする。
運転中考え事は禁物なのは言うまでも無い(^^;

大サービスで 最終コーナー ドリフトで抜けてやろうと

『おりぁ~~~~~~~~~~~』と突入!!!!

クリッピングに向かって ハンドル半回転くらいカウンターでスライドしながら進む 
ミラたん♪

決まった!!! 立ち上がり アクセルON=======3  

間違いなく D1を凌駕した突っ込み====3 

しかし ぜんぜん加速しない ミラたん♪
リアのトーションビームが捩れてるのか 後輪がグリップしてしまい
カウンターを当てた方向(ガードレール)に 突進するミラたん♪

一瞬 コースーサイドに立つ オフィシャルと目が合った。

理:『うっぎゃ&&$#“‘~~~~~~~~~♪』



メス恐竜のお産かと思うような 叫び声の理科子さん
ビビルがな~~~(^^;

上品なお嬢さんでもこんな声出すんだ と発見する乙・・・(^^;

もうちょっとでガードレールに突っ込むかと思ったが・・・(^^;
なんとかギリギリで立ち直り フラフラ~~~と メーンストレートを遁走して
そのままピットに帰ったのであった・・・・(^^;



やはり 門弟どもの前で 走るのやめよぉ~~と思う乙なのは
言うまでも無い(^^)


ピットに帰ると @じゃが君が
『ナニしてるのですか???タコ踊り??ムチャしたらコケますよ!!』
『ボクの大好きな理科子さんが怪我したらどうするんですか~~~怒』 

オデは死んでもエエンカイと思う乙・・・
乙が無言でいると

恐竜ミタイナ叫び声の理科子さんが

『監督は途中までドリフト出来てたのですよ~~~♪』とフォローしてくれた(^^)

もし うちの愚妻なら
『マジ 死ぬかおもう~~たでぇ!!!! ビビルわ~~~#%&‘(#』と言うに
違いないのであるのであった==ToT

やっぱり理科子さんは 優しいお嬢さんだ

頑張って教えてあげようと思う

乙であるのは言うまでも無い(^^v


軽四武芸帳 第二巻 おわり


気が向いたら また書きますm(___)m


Posted at 2014/05/12 18:24:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | 軽四耐久 | 日記
2014年05月06日 イイね!

軽四武芸帳 第一話♪

軽四武芸帳 第一話♪
 














世を渡る わざの無き故 兵法を 
隠れ家とのみ たのむ身ぞ憂き・・・・か・・・・・・



 乙は門弟を前に 思いにふけりなが晩酌を嗜んでいた。

今夜の酒は土佐の酒
ほのかな香りと甘露の中にも 
キリッと喉越しが良い・・・・

合宿1日目の練習走行を終え 
宿でくつろぐ乙と門弟たち

門弟達は皆帝大卒業後
官僚や理系分野の専門職で活躍する
言わばエリートと呼ばれる若者達で
ひと時の談笑の合間にも
熱心に乙の話を聞き逃すまいと目が輝いている。

食事後 宿でホワイトボードを片手に
酒の肴にでも成ればと稚拙ながら操縦論など論じてみたが 
皆 理屈が達者で
偏差値高いわい  と思う乙であった。

分析が趣味のEVO君が 乙に懇願する。


E:『先生っ・・・・我々に明日の練習走行の課題を与えて下さい。』

乙:『 我が流派は気剣体の一致を持って本分とするが故、まず気合!!』

『また明日は 速い車が大勢押しかけるので 周囲に己の存在感を醸し出し
無闇に動かぬことを肝に命じよ!!』

E:『初心者の僕達には無理です・・・・』と全員顔をこわばらせる

乙:『例えば 金 土 日 の3日間レースがあるとするじゃろ?
金曜日は練習で 土曜が予選 日曜日は決勝としたら
金曜日の練習走行で 土曜日の予選での『鍔迫り合い』が決まる。

練習走行で存在感を出せないドライバーは 土曜日には周囲から空気の様な存在と見られ
『風避け』や『バリケード』に使われ アイツは譲るのが当然と周囲から見られる』

『そうならない為 練習走行からメイッパイ走り 速い車が追いつけば必死で逃げ
インを刺されてもアウト側を守り
コンマ1秒でも30cmでも自分に有利なラインを模索するのが肝要ぢゃ!!
もちろん 無駄な幅寄せやブロックなどは禁じ手であり
流儀に恥じぬよう紳士的に振る舞うこと』

高空をユウユウと飛ぶ 孤高の鷹のように振る舞えば 
周囲も一目置くのは自然の慣わしであるのは
言うまでも無い・・・・(^^v

後ろに付けば ひとかどの乗り手なら
前の車の考えが分かる
堂々とした動きをすれば 後ろの車も安心であり
小さな車に乗っていても一目を置くものである。

武道もサーキットも所作が大事であるのは言うまでも無いのであった。

E:『でも 僕たち譲ってしまいます・・・・・』
異口同音に門弟一同 同意汁・・・・(^^;

勉強の出来るやつ等は気が弱いところがある。



乙:『キミたち もし大学の入試で キミが落ちて呉れたら あの人が通ると思い
譲れるか?』

全員 目が光り 『否』と 顔が強張ったのであった。

乙:『明日 堂々と振る舞えたら わしがキミたちに 奥義を授けようて・・・フェッフェッフェッ』

全員:『ハイ ありがとうございます 先生!!』







>>※ひなびた宿の番犬図






翌朝 昨夜の寝酒が程よく効いて
久々に熟睡
理系専門職&事務系 高偏差値の門弟を引き連れ
サーキットパドックに到着した。

乙達が到着する前に 朝がやたら強い 
『ガテン系門弟』たちが 早朝から陣取りしているのは言うまでも無い(^^;
理系だけでは 心もとなく・・
現場作業と他集団との乱闘時の自衛武力として
いかついガテン系を応援に頼む 兵法家の 乙・・・(^^;

ガテン系組頭 @じゃが君と 
そして『姫路の虎』と異名を取る暴れん坊の @仕事中君

ガ:『おはようさんでつ・・・』
乙:『おお~~遅くなって すまんのぉ~~ご苦労はん♪ 準備手伝ったってクデや~~! 』

ノリが良く 付き合いやすい ガテン系・・・(^^;

2日目から 合流の理系女子『理科子』さんをネタに集めたら
アチコチから 偏差値が低いのが 4名集まった。
ドリフト系の使い手である。
乙の軽四チームは 各自の特技を生かし
うまく平均すると使い勝手の良い面白いチームになる。

今日 合宿2日目は グリップ走行 ドリフト走行枠が互いにあるので
空いた時間 ドリ車に同乗させてもらう計画であった。

現場に立った乙が 門弟達に号令

1時間後には走行が始まる 気合を入れていかないと事故の元であるのは言うまでも無い(^^v

乙:『ゴラァ~ お前等 ヘルメットとかシューズとか準備するのはエエけど
その前に ホウキとチリトリ家から持ってコイや~~ 修行やろ! 車に雑巾掛けせんかい~~』

イキナリ ガテン系に変身する偏差値低い・・・乙・・・・・・(^^;

『私が車を拭きます』と ケナゲニ 雑巾を絞る 理系女子の理科子さん
お嬢様育ちで
雑巾を固く絞れない様子から雑巾掛けは苦手のようだ・・・・(^^)
そのうち上手くなるだろう・・・・(^^v

そして まだ湿った雑巾で車を拭き出し 汚れを引き伸ばしてしまい・・・

「理科子さん ダメだよ~~」と 
周囲から生暖かい目で見られていたのは言うまでも無い(^^;



駄菓子菓子


理科子さんの不思議な動きに注目する乙・・・

雑巾を持った手が左右に振られ 

まるでバイバイするように窓ガラスを拭いているのだが

左右に動く手に連動して 

お尻もクネクネ反対方向に動くのを凝視する乙・・・


クネクネ♪\(* ̄ ̄∇ ̄)ノ\(* ̄ ̄∇ ̄)ノ クネクネ♪



朝から厳格な指導者失格の 

乙であるのは言うまでも無い・・・・( ̄Д ̄ )


第一話 おわり
Posted at 2014/05/06 15:19:16 | コメント(8) | トラックバック(0) | 軽四耐久 | 日記
2014年04月27日 イイね!

軽四チーム最終回♪

チームから熱中症患者を出し
簡易ベッドのロドスタ娘を見るとまだ痙攣している。
あちこちから氷を集め 冷やす

さすが先生 落ち着いている

乙:『大丈夫でつか?』

先生:『うん 大丈夫 このくらいやったら
もうちょっと様子を見よう』

乙は先生にロドスタ娘を任せ コース上を凝視

極度の緊張感の中で 香ばしく戦う あんみつ姫・・・・

隣のピットの隊長が大きな声で

『あぁ~~~~~ ぐわぁ~~~~~あぶない~~~』
『乙かれ!さん コーナーの出口で タイロッドの棒が見えるくらい
ハンドル切ってるでぇ~~~~~』

見るとあんみつ姫 最終コーナーを 恐ろしいイキオイで回ってくる。

とりあえず 最終コーナーは 俗に言う ヘアピンコーナーであるが
ボトムスピード地点が コーナーの出口であり 
ようするにストレートの始まり地点

クリッピングポイントなんか 完全無視で
とりあえず ハンドルを切りまくり アクセル踏みまくり状態

また そんな感じで 壁にミラーが擦れるほどのラインでもまだアクセル全開で
車は フルに傾斜して横転しそう・・・・(^^;
ブッシュの限界なのか フルバンプなのか スタビがネジレすぎてるのか
コーナー後半最後の位置で 車が痙攣を起しているのであった。

乙が呟く・・・・『とうとう 脳の神経が切れたな・・・』(^^;

なんか よくわからない爆走を続け
いつになったら ドライバーがヘタルか 様子を凝視していた。

案外 大丈夫で 何とか 1時間乗り切り PITINのサイン

ピット前で  ガクンガクンとエンストして 止る ミラたん♪
(やっぱり この人 エンストするわwwww)

次のドライバー カレラ君につないだ・・・

カレラ君 それなりにソツナク 走行 
5Lap
10Lap
20Lap

あぁ~~~良かった 倒れていたロドスタ娘も回復して
起き上がり 全員で 我がチームの ミラたん♪が このままチェッカーを受けてくれるのを見守る・・・・・

あと 20分くらいで終了や♪

と思っていたら カレラ君が緊急ピットイン・・・

『ナンヤナンヤナンヤ~~~~~』

右フロントホールが破損 タイヤがバラバラで帰ってきた・・・

あぁ~~ たぶん 注意しておいた 乗ってはいけない縁石に乗せたな?

確認すると 後ろから来る速い車に張り付かれ
焦って 道を開け 自分が半分コースアウトしたようだ・・・(^^;

隣のピットから ジャッキを借りる乙
コーナンで売ってそうな ジャッキ・・・

ミラの前バンパー下あたりに当てて 隣のチームの若い衆が
ジャッキを操作して
乙は左前のホイールを外す段取り
別の若い衆が タイヤを用意してくれた。

ジャッキマンが叫ぶ  

ジャ:『ああ~~~~ジャッキ一番上まで上げましたけど・・・
タイヤが地面から離れません』

よく見ると 安モンのジャッキの限界位置まで上げてるのに
ノーマルショックのミラたん♪は ショックがビロォ~~~と伸びて
タイヤが地面に付いたまま・・・・(^^;
リバンプ有り過ぎやんけ・・・

どうしょう???どうしょう???
ビビル 乙と若い衆

なんか ジャッキに当てるモノないか~~~~?

ドライバーが降りようとするが 乙は大声で静止

適当な 当てモノが見つからないので
乙がフロントバンパーに飛びつき 叫ぶ

乙:『オデが前を持上げるから その間に タイヤ交換せ~~~やっ!!!!』

若衆:『はい~~』

乙が必死でバンパーを持上げても ビクともしない ミラたん♪

ドライバーのカレラ君がフロントウィンドー越しに
『ぼく 降りましょうか?』と目で合図するが 乙は無視して
もう一度・・・・『おりゃ~~~~~~~~~~~』と持上げるが
やっぱり ビクともしない。

そこへ 乙が紹介して 隣のチームで乗る 
柔道部出身のKOUちゃん・・・

僕がやります・・・

KOUちゃん 『おりゃ~~~~~~~~~~~~!!』

なんと ミラたん♪ ドライバー乗せたまま 持ち上がった。

持ち上がってビビル 運転席のカレラ君・・・(^^;

その間に タイヤ交換・・・・

コース復帰

もう10分で終わりや♪
みんなで 夕日を浴びながら チェッカーフラッグを待つ・・・

あぁ~~~~しんどかったと思う乙・・・

無事完走して 何着か知らないけど 皆 充実感のある顔・・・
みんなの横顔を見ると 少しは成長したかな?と感じる乙・・・

しかし よく考えるとムチャの連続
案ずるより生むが易しと申しますけど 
大変なレースであったのは言うまでも無い(^^;

こんなムチャなレースでしたが 何とか完走して
乙達の軽四耐久デビュー戦は終わった。

また みなさん軽四でレース出ますね♪


後日談

その数日後 乙はすごくリアルな夢を見た
はっきり その夢を覚えているのである。

夢の中で乙は 家の近所の住宅街を歩いていて
交差点に差し掛かったところ
向こう側から 一台の乗用車が低速で近づく・・・・
乙の直前で 90度向きを変え 歩道をあるく乙と並行して
小走りするくらいのスピードで進む乗用車・・・

変な運転をするな~~~と運転席を見ると なんと なんと

シートの上に 猫が立って 必死でハンドルを操作したいたのである!!!

乙は驚き 駆け出した・・・助手席を見ると 犬が心配そうな顔つきで
オドオドしていた(驚

そして後部座席を覗くと 
黒いカラスが羽をバタバタして 慌てているではないか!!!

必死で走り 開いた運転席窓から手を伸ばし キーを捻りエンジン停止
車は どうにか ぶつからず 変な姿勢で停車
猫と犬とカラスは あまりの恐怖感からか 放心状態で
乙から離れない・・・

乙は とりあえず警察に電話と思い 携帯を取るが・・・
なんと説明したら良いのか??????と
悩んでいたら 目が覚めた(^^;




※ このブログの記述は競技専用部品です(^^)
公道では絶対使用しないでください♪
Posted at 2014/04/27 18:29:34 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月27日 イイね!

軽四チーム 第三巻♪



前号のつづき・・・・どこまで話が進んだか・・・思い出せない乙・・・(^^;

まぁ そんなことで 3万のミラバン借りパチして
中古シート 意味不明のバネ
ブレーキなんか見たこと無い状態で タイヤだけ買って出場した軽4耐久3時間レース
ピット要員は 隣のチームを適当に使い 
ギャラ代わりにボンクラドライバーから徴収したお金でお昼のお弁当であった。

第二部で書いた通り ドライバー順は下の通り
① 茶摘娘
② ロドスタ嬢
③ あんみつ姫
④ カレラ君


適当に決めたように思う読者もいる思うが
実はこれには巧妙な 乙の経験を集結した
戦略が隠されているのであった。
※これからチーム監督になる人は是非参考にされたし・・・・(ばく

実は 茶摘娘の愛車は 最新鋭トヨタの86 
一応毎日通勤で使用しているのでMTの発進が出来る貴重な戦力である。
耐久レースでフォーメーションスタートと言っても 
流石にダミーグリッド上で停止するから・・・
ダミーグリッドから みんなで押しがけするワケにもいかず 茶摘娘に決定・・・

また 香ばしい初心者を前半に集中させると あまりの体たらくに戦意消失する可能性も
考慮して 一押しのロドスタ娘を2番手に起用ロングを掛ける予定・・・・

また レース中 あんみつ姫が敵前逃亡するやも知れず・・・
もしかしたら 後半になるほどドライバー負担が多く 後半ドライバーは
最悪 2時間とか連続走行するかも?知れないことを考えて
最後にGT3に乗る ギアチェンジの苦手なカレラ君を起用した。

茶摘娘でスタートして ロドスタがロング あんみつと繫ぎ
カレラ君がフィニッシュしてくれたら 最低でも 最下位を目指せる作戦であるのは
言うまでも無い。

 
ロドスタ娘は 将来フォーミュラードライバーを目指し日夜妄想中
実は立派なA級ライセンス保持者であり
軽四チームの中では 乙の一番弟子である。

普段の愛車は 新車でピカピカなポルシェボクスタ(AT)
MT練習用にRX8 
サーキット練習用に ロドスタN1車両と言う 
腸腸~~贅沢なカーライフを送っている。


ある日の会話

乙:『なぁ~ 今のRX8を改造してサーキット走るとなると結構改造費用かかるよ・・
オデのロドスタ買えへん?』

ロ:『えぇ~~~最初からレース車両ですか?』

乙:『あんな~ 特典も用意してんねん♪』

ロ:『 何ですか? 特典って・・乙かれ!さんのキスとかやったらお断りやでぇ~~~』

乙:『ちゃうやん  Aライ欲しくない?? A級ライセンス♪』

ロ:『ほしぃ~~~~~~~~(は~~~と) 』

乙:『乙がJAF公認クラブの会長に頼んで 
推薦取ったるから 速攻で写真2枚用意せぇ~~~や
 会長は歳やから 早くせんと ジジイ死んでまうでぇ~~~』

ということで ロドスタ娘は 
マイレースカー有りのA級ライセンス所持者となり
プロメカニックと同伴でもうこの中山を数回練習走行している。 
そして軽四チームの筆頭ドライバーとなったのである。
そして 香ばしい他の搭乗員から 羨望の眼差しで見られていたのであった。

ようするに 幾ら初心者集団と言っても
一人くらい エースにしておかないと チームの秩序が保てない。
ようするに 乙の統制が楽になるのであった。

4人の中で 唯一レーシングスーツに身を包み
ヘルメットを被り 首にはHANSデバイスを装着
シューズの紐の端はガムテープで固定
バイザーには 乙がプレゼントしたフォーミュラードライバーの証である
『捨てバイザー』が太陽の光線を反射させ 香ばしいオーラを醸し出していた。

いつでも ドライバー交代できる態勢でピットに陣取るロドスタ娘
他のメンバーから 冷たいペットボトルにストローを刺してもらい
ヘルメットを被ったまま 『ちゅ~ちゅ~』とストローを吸う姿は
どう見ても 場慣れしたドライバーの風格

乙が言う・・・
『ロング掛けるかも知れないよ・・・他のチームは飛ばしているけど
そのうち 4・5台 壊れるから・・・うまく回せば何とか表彰台乗れるかも??』

茶摘娘がPITIN  今度はしっかりピットロードに帰ってきた。
ロドスタ娘のサポートに乙が入る。
思いっきりベルトを締めて ドアを閉める?

アレ?? 窓ガラスが 助手席の窓は開いているが
運転席の窓が閉まっている。
9月の終わりに 窓閉めて・・・・暑いやんけ!!!
窓を全開にする乙

(この話は 昨年9月の回想である)

乙:『誰や! 窓しめたのは???』
茶摘娘が 答える 

茶:『ハイ 私です。だって 旧規格は窓閉めろって規則書に書いてましたよ』

確かに 車幅の狭い 旧規格軽は 窓を閉めるか ウィンドネットの義務がある。
新規格には その義務は無い。

乙:『あのね~~オデが用意したボロイ車で悪いけど 
あのミラ 新規格やねんけど
35度超えた日に窓閉めて走ったら 暑かったやろ??』

茶:『ハイ 死ぬかと思いました』

窓を開け
各部の目視点検と シート位置の変更やら ピットが混雑してるやらで
バタバタ ロドスタ娘に エンジンスタートの合図を送る乙・・・・

エンジン始動 エンジン掛かる  発進しない・・
横から覗き込むと 右足が硬直し 左足がハンクラ位置を探りながら
ピクピクしていた・・・・(^^;

乙が大声で周囲に叫ぶ

『ゴラァ~~~~ 進行方向注意せんかい~~~』
もう皆慣れたのか進行方向には人影は無い
後ろを見る 全員 段取りよく 後方に待機している(^^;

乙がまた 叫ぶ
『ごらぁ~~~~ ギアバックに入ってたら おまえら 死ぬどぉ~~~~』

『タイヤが向いてる前後に立つなやぁ~~~~』

『車は前に進むとは 限らんぞぉ~~~~~』

全員:『ひぇ~~~~~~~』 

蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う参加者・・・
両サイドのピットまで パニック状態になり

ドライバーにも周囲の香ばしいオーラが伝染したのか
エンジン全開 バルブサージング起こりまくり
マフラーから 青紫の排気ガスがぼそぼそ・・・

『うにゃ~うにゃ~ヌェ~&&$)』とバルブが踊りまくる音を
響かせ・・・・
やっぱり ビヨォ~~~ンと
ウイリーして 飛び出した ミラたん♪


そして周回数を重ねること 5週・・・・・・
何故かタイムが上がらない・・・・
10週 タイムがフラフラフラ・・・
20週 なんかおかしい・・・・

ミラたん PITIN

乙:「どうしたん??」

ロ:「なんか フラフラで スピンして~~~~」

なんか様子がおかしく 熱中症に掛かった模様

体が微妙に痙攣している。

また 窓ガラスが左右とも閉まっている・・・・(--;イラ

乙:『誰じゃ 窓閉めたの!!! オデ絶対開けたのに!!!』

茶摘娘が答える

茶:「ハイ でも 規則書に 旧規格は窓を閉めろと・・・』

乙:「あのね。。。 軽四の新規格 旧規格の違い知ってるの?』

茶:「旧規格とか初めて聞きました。知りません・・・(きっぱり」

乙:「この車は ボロやけど 新規格なの 

窓開けても エエの ドライバー死んだらどうするの!!?」

乙が閉めたあと 気を回して 両方とも閉めたみたい。

みんなで担ぎ出して 乙の昼寝用のボンボンベットに横たえ
氷で冷やす。

見学にコイやと言うことで 大学病院の先生を拉致していたので

乙:『先生 熱中症や!!診てくでやぁ~~~』

先生:『オデ 専門 整形なんやけど~
    とりあえず骨には異常ないみたいやナ~♪』

乙:『なんでもエエから 診てくでやぁ~~~ 』(半泣き

眼科の先生 呼んでなくて良かったと思う乙なのは
言うまでも無い(^^;

全員 顔面蒼白状態のダダ引き状態・・・

最後まで何とかしないとならないと思った乙は
チームに喝を入れる・・・・

乙:『作戦変更や!!! 』

全員:『うちのチームに作戦なんか あったんでつか??』

乙:『あほ~~~ あんみつ姫がロングじゃ!! 水飲ませて準備せぇ~~や!!』

まだ 顔面蒼白で引きつり気味のあんみつ姫をシートに縛りつけ
エンジンスタートの合図を送ろうと思うと
隣のチームの隊長が

隊長:『 乙かれ!さん エンジン掛けさすだけで クラッチ繫ぐのやめよう・・・
いちいち全員で逃げるのメンドクサイわwww』

『先にエンジン掛けてローに入れさせて 皆でおして スピード乗ってから 
つないだほうがエエで・・・』

それは名案と みんなで力いっぱい押し
乙が ドア越しに 声を掛ける

乙:『姫 今や! クラッチ繫いで・・・・・』

姫:『ひぇ~クラッチ繫ぐって どうするんですか~~~~?』

押してる男衆(隣のチーム)の体力が限界に近づき
ピット監視のオフィシャルの前を 
神輿を押す祭りの男衆のように駆け抜ける・・・・
体力の尽きた 男衆が一人二人 脱落して
もう 乙も限界・・・・しかしオシマクル

オフィシャルの目が点になっても気にしない 
乙たち 祭りの男衆



ワッショイ┗|´Д`*||*´Д`|┛ワッショイ




あぁ~~~ もう体力限界や~~~~


このまま コース出てしもうたら どうしよう====ToT



乙:『姫・・・・頼むから クラッチ ・・クラッチ・・・』



『ハ・ナ・シ・テ・・・・・』



乙 半泣きで 体力限界に やっと出た言葉であった===ToT

ビヨォ~~~ンと跳躍して ピットロードのオフィシャルをカスメ
ピットロードを後にした あんみつ姫であった。

あぁ~~~ どうしょう どうしょう・・・・(^^;


気が向いたら 第四部 総集編執筆します♪
Posted at 2014/04/27 16:34:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2014年04月26日 イイね!

軽四チーム 第二巻♪

第二部

華奢な体にプレッシャー満載で ピットロードを後にする「あんみつ姫」  
なんか 彼女は 古いところでは 『おにゃんこ倶楽部』
最近では『AKB48』などのアイドルグループに居そうな風貌の
キュートな女性 顔面蒼白でフラフラとコースに乗り出した・・・

大丈夫かいな?と思う乙・・・

周回を重ねると 調子が出るのか 出ないのか・・・
直線で2速から3速に繫ぐと 車のフロントが派手に持ち上がる
たぶん アクセル全開のまま つないでいる・・・・
バルブサージングの音もピットまで聞こえる・・・

流石の 世界のダイハツミラでも壊れるかな????(^^;

だいたい 空き地に放置してあった15年落ちの軽4に
オイルと水を替えて
サーキット走るほうが 間違ってるわなぁ~と思う乙・・・・

なんとか 15分を走りきって 今後はきっちり ピットロードへ進入するが
ピット誘導路の角の 路面清掃車の出入り口に行きそうになり
(そんな狭いとこ 軽四でも入れへんでぇ~~~)

流石にマズイと思ったのか 
エンストして中途半端に通路を塞ぐ形で止った。

なんで うちのドライバー マトモにピットインできないのだろう~~と不思議に思う乙・・(^^;

後続のレース車両を数十台をせき止め エライコッチャ・・・(滝汗
オフィシャルが駆け寄り 何か指示しているが 頑として動かないミラ

エンジン壊れたかと思い 乙より素早く 何故か
隣のチームの隊長が走る・・・・(ナンでやねん?)
そのあと 隊長の子分のモテナイ君たちもつられて2~3人走り出す。

美人は得やのぉ~~と感心したまま 
無駄な体力を消耗させない老練な乙であるのは言うまでも無い・・・(^^;

不動の原因は クラッチペダルを踏まずにセルを回してたらしい
最近のMT車はクラッチ切らないと エンジン回らないもんね~♪

また エンジン再始動しても 発進できずエンストする あんみつ姫
要領を知っている 隣のチームの隊長が音頭を取り
隊長+モテナイ君+旗持ったオフィシャルで 押しがけした。(マジかよ・・・

ほんと MTの 殆ど経験無い人をイキナリ 乗せると
想定外の事が起こり こんな感じで 耐久レースなんか出来るのか?
不安な乙なのは 言うまでも無い。

予選は ロドスタ嬢と 唯一の男子 カレラ君に任せ
どうせ 最下位だろうと思っていたら 予想的中でブッチギリの最下位で予選終了

とりあえず ここまで車が持って 安心する乙・・・・

ピットにドライバー4名を集め お弁当の間 レクチャー
スタートドライバー選考に入る

乙:『 どうする? 最初誰が乗る? 』

全員:『 あぁ~~~ 私(僕)は一番最後でイイです』

乙:『あほぉ~~~ 全員一番最後に乗れへんやろ!!
だいたい お前等が走ったら 最後まで車が持たん可能性大や!!
最後のドライバーは乗れない可能性あるで!!』


しかし 殆どのドライバーは自分の責任で
後のドライバーに順番が回らなくなる 最悪の事態を回避したいようだ・・・
(そりゃそうだろう・・・全員サーキットどころか
MT車をレッドまで回した経験も無いのだから・・・・)

若干空気が読めないのか 茶摘娘が
『私が最初に乗ります!!』
そして 『絶対1台抜いてやるぅ~~~~』と香ばしく答える。
状況が見えてないものは強いワイ と思う乙・・・
まあ エエやろ・・・

後は 適当に乙が決めて

① 茶摘娘
② ロドスタ嬢
③ あんみつ姫
④ カレラ君
の編成で走ることにした。


お昼が済んで ダミーグッリド整列
最後尾だから 歩くのメンドクサイやん・・・
トップドライバーの茶摘娘に フォーメーションの手順など説明
乙:『エエか 絶対計測ラインの前で 追い越ししたらアカンで~~』

茶:『一台抜いて記念にしたいのですが 何か作戦は?』

乙:『そうやな? 1台前は あろうことか たかが1分ソコソコのサーキットで
10秒近く速いからな~~~~~ 抜くとしたらスタート直後の1コーナーで
インを刺し あとは鬼ブロックやなぁ~ 
後で揉めても オデがシバキに逝ったるわwww
そのためにも フォーメーションの最終コーナーを
前の車に張り付いて 気合入れて出てコイや~~~!!!』

なんか こんなレースでも レースとなると血がタギル・・・乙

グリーンが振られ フォーメーション開始

先導車がピットイン 先頭の車両から爆音とともに 計測ラインを超える・・・・
さぁ~~~ 我がチームのミラたん・・・・ミラたん・・・・ミラたん♪

目標にした予選1台前の車も計測ライン通過・・・・アレ (^^?

アレ??? ミラたん 来ない・・・・来ない・・・壊れたか????

30馬身近く遅れて 最終コーナーを立ち上がる ミラたん

どうも フォーメーションの段階で 隊列について逝けない 
茶摘娘なのは言うまでも無い・・・・(^^;

フォーメーションで離されるの・・・
初めて見た乙であった。

気が向いたら第三部執筆します。
Posted at 2014/04/26 20:06:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   03/31 13:59
不肖管理人「乙かれ!」です。 走行会でS2000に乗っている「へたれ」です。 もしサーキットでお目に掛かったことのある方は・・・涼しい目で「見逃して」下さい...
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