燃料ポンプ交換

GRBの燃料ポンプを交換しました。
※GRB H23 ODO172000
長距離を走行すると、燃料はあるはずなのにガス欠のような症状によりエンストするということが何度か発生。
先日は中央道を走行中にエンスト。
ちょうど非駐帯があって運が良かったです。
その後はセルをいくら回してもエンジンはかからず…。
レッカーを手配する前に、最後の悪あがきで燃料ホースを揉んでみたらエンジンがかかり、なんとか帰宅できました。

症状からして燃料ポンプの寿命を疑い、交換することとしました。
この車の純正ポンプは 42021FG040 ですが
GRBのスペックCの燃料ポンプ
42021FG060
を導入する事としました。
スペCの燃料ポンプは、高い横Gがかかっても安定して燃料を送る事ができるサーキット仕様のポンプです。
そして、ネット購入する場合スペC用の燃料ポンプの方が何故か圧倒的に安かったからです。

作業工程の写真は撮ってませんが、流れはとしては

1 バッテリーのマイナスを外す
端子の脱着があります。ガソリンタンクをいじるので、万が一に備えましょう。

2 リアシートを外す
シート真ん中のフックは上に引っ張り、
左右のフックは固定具の黒いレバーを前側に引っ張れば簡単に外れます。

3 燃料ポンプの取外し1
後部座席の運転席側に燃料ポンプがあります。金属製のカバーがネジ固定されてるので、カバーを外します。
カバーを外すとポンプが見えます。ポンプに繋がっている端子とホースを外します。
ホースを固定しているクリップの爪は再利用するので壊さないように気を付け、新しいポンプに移植します。

5 燃料ポンプの取外し2
ポンプを固定しているナット(8mm)を全て外します。
この時、私の車は燃料満タンだったので、ガソリンが溢れ出してきました。溢れた燃料は車の下に落ちるようになってるので問題はありませんが、作業する時は燃料がある程度減った状態で行うのが良いと思います。
ナットで固定された金属製の固定具を外すと、いよいよポンプを外す事ができるのですが、燃料レベルゲージの浮きがあったりするので、持ち上げる角度を変えながら上に引き抜きます。

6 外したポンプについて
ポンプの中にも燃料がたまっています。
予めオイルドレンパン等を用意しておくと、車内に燃料を撒き散らさずに済むと思います。

7 取付け
取外しと逆の手順で付けますが、燃料ポンプはスプリングが効いていて、取付け時には上から押し込んでスプリングを縮めながら、ナットを締める必要があります。

交換後、エンジンは普通にかかりました。
長距離を走ってみないと直ったかどうかわかりませんが、スペCの燃料ポンプを取付けただけでも満足です。