風に舞った花弁のよおに誘われて

彷徨(さすらい)のスラロ～マ～。
フォリオです\(￣▽￣)。
今回は
以前のオサンポ!?ぢゃあなくて
出張の合間の休みを使いました。


♪五月雨は緑色
悲しくさせたよ
独りの午後は


初恋
曲はもちろん
歌詞の美しさも光ります。
後に色々な歌手がカヴァーする



村下孝蔵の
名曲ですね(￣▽￣)。



そして
初恋だけではなく
ゆうこ
踊り子
ロマンスカー
ステキな曲を歌ってました。


村下孝蔵
あまりにも早く
亡くなってしまいました(T_T)。


オイラはせっかく九州に来たのだから
出張の合間の休日を利用して
彼の育った街 水俣に
まるで
風に舞った花弁のよおに誘われて


初恋の舞台となった街に行って来ました。












初恋通り
彼は彼女に
どんな話をして歩いてたのかなぁ。

もしかしたら
夕映えは杏色
帰り道独り
口笛ふいて




歌詞碑と銅像です。

水俣驛に向かう途中に
にゃんこがのんびりしてました。



彼も
彼女を送って行く途中に
にゃんこにも会ったのかなぁ。
そして
届かぬ思ひを解っていながら
にゃんこも優しく
そっと二人を
見守っていたのかなぁ。

きっと何処かで出逢ってる。
街を歩いていると
そんな氣持ちになります。




風に舞った花びらが
水面を乱すよおに
愛といふ文字描いてみては
震えていたあの頃。






この鉄路はたくさんの
出逢いと別れをみてきた。
どんな未来を観てたのかなぁ。

好きだよと云えずに
初恋は
振り子細工のこころ。

浅い夢だから
胸を離れない

そして
どんな思ひで
彼女を見送ってたのかなぁ。

あの時の二人
あの日の輝き
いつも忘れないで

一瞬の輝きの美しさ
そして……
その儚さ
だからこそ
胸を離れない 今も離れない
熱い思ひ胸に抱いて疾ってたあの頃。
もう二度と戻れない
ステキな輝き。


村下孝蔵が
好きだったまんぢう屋さん。

食べ終わって
街へ出てみると

街の灯が点る。

二人は
其れを合図に
夕暮れに背をむけて
お互いの道標歩みだすよ。

夕暮れの街角
彼女が
振り返って
微笑みをもう一度。

若き日のカレはそう
願ってたのかも知れない。


愛の意味も知らないままで
痛いくらい人を愛した。


ステキな真実を過ごした
少年の日の
村下孝蔵の思ひが伝わる様な
そんな氣分になり



宵闇せまる
水俣の海を観て
せつなくなります。



胸を離れない
今も離れない。



もっともっと
アナタの歌を聴きたかった。