オイラの最初の
アルファロメオは
アルファ 155 8Vでした。

4気筒ではアルファロメオ最期の
純血のツインスパーク
オールアルミブロックの2ヴァルブ
でした。
145PS 非力と云われたけど
然程非力差を感じませんでした。
それもそのはず
8VはETC
(ヨーロッパツーリングカー選手権)で
数々のメイクスと死闘を
繰り広げて来た
銘車105系のエンジンを先祖とする
レーシングEgがベースです。
アルファロメオ 伝統の
軽合金 4気筒 DOHC 8V
圧倒的に樂しかった。
そして色っぽい排気音です。
次に乗ったのは
3.0 SOHC V6 12ヴァルヴを
搭載した
Spiderです。
164QVのEgを搭載した
日本には約40台並行輸入された
Spiderでした。
ジュゼッペ・ブッソ
魂の設計
珠玉のSei Clindori a V

以前にも書きましたが
オイラが
ブローさせました……
そしてパーツが
出なくて
VGピストンを組みました。
V型で約8300回転まで
回るEgになりました。

アルチャレに出場のため
ロールバーを装着

脚周りをイヂイヂ

spiderのコクピットです。

そうして……
例のやんちゃ叔父の
アドバイスにより
マフラーは
NAとはいえ3リッターあるんだから
太くしねぇ~と抜けねぇ~ぞと
そして……
さらに恐ろしい一言が……
形状が似てるべ!!
付くやんの一言で……
ムリヤリ
R34GT-R用柿本 装着。
やんちゃな叔父は
相変わらずムチャフリをしますが……
フロントパイプと
マフラーの効果で
更に
エモーショナルな
フィーリングと
クルマ好きな方々が
羨ましいがるくらいの
色っぽい排気音が出ました。
(叔父の野良のカンは
当たるから恐い……)
アルファロメオのV6は
フェラーリよおな音を出す
motoreと
呼ばれますが……
確かにV6ー24Vは
等長フロントパイプを装着すると
フェラーリの様な甲高い音が出ます。
(別名 フェラーリ要らず \(; ̄o ̄A))
シングルカムは
フェラーリの音色とまた違い
何とも云えない音色を奏でます。
クォーンと心地よい
どこまでもアクセルを
踏みたくなる様な良い音です。

余談ですが \(; ̄o ̄A)
ぢつは
オイラが乗ってたZ32
このVGも
フロントパイプとマフラーを替えたら
その時
GTVー6を乗られてた方から
面白いねぇ。
アルファロメオのV6と
似た音だねと教えてくれました。
この後のVQエンジンは
甲高い音を奏でます。
(イイ音がしますねぇ。)
そんなある日。
メンテでお世話になってる
Shopから
「ウチの役員の仔供が
アルファロメオが良くて
156TSを買ったのだけど
調子がイマイチで
オイラにフォローしてくれ」
と云われました。
オイラが乗ってた8Vの
ツインスパークの
発展型 16Vと
同じEgだと思ってたみたいですね。
全くの別モノです。
8Vは燃焼効率則ち出力を
上げるための
ダブルイグニッション
スーパーファイアベースの
ツインスパークは
排ガス浄化のための
ダブルイグニッションでした。
このネーロ(黒)のツインスパークは
本当に手の掛かるクルマでした。
エアフロ・O2センサー・ソノレイドバルブ(可変バルタイ) ・スロットルボディを替えても
ハンチング(アイドルが落ち着かない)が治らず
結局開けてみたら……
タイミングベルトが1コマ
ズレてた(汗)
というコマ飛びで……
役員に云ったら
買ったとこに行って
クレーム付けたら
「オーバーレヴさせただろう」と
逆ギレされて……
ショックも抜けており
色んなところがダメダメでした。
今度は仔供の方が
「オイラの様な音が出ない」
と云いだして
ダダをコネはぢめました……。
「それはV6ぢゃあないと出ないよ」と云ったら
「V6に買い換える」と……
結局
社長がShopで黒の156を使う形で
落ち着き
引き続きオイラが
フォローするような形で乗ってました。
ダイレクトイグニッションを
1-4-2-3の
ツインスパークから
同時爆発仕様にしたり
カウンターローディングシャフトを
抜いて抵抗を無くしました。
(スーパーファイアは上まで回すと振動が出ます。その振動を
アルファロメオ・ランチアは嫌いました。振動を消すために逆回転で
回るシャフトを装着しました)
排気系統は
オーバーレーシングの
エキマニ&マフラーです。
センターパイプはV6用を流用しました。
ようやく
社長もオイラが
155 8Vと156 16V全くの別モノだよって云ってた意味が解ってくれました。
やはりレース屋上がりの社長です。
8Vの方がいぢりやすいと云ってました。
8Vは某國産車の動弁系が流用出来て
組み合わせると
1万回転まで回せるユニットに
変わったのです。
やはりここが
レーシング・ユニットベースと
量産型ユニットの違いなんでしょうね。
そんな訳で
ようやく仕上がった156でした。

社長の好意でオイラが乗らせてもらいました。
色々手が掛かりタイヘンでしたが
仕上がったら
やはりアルファロメオらしい
樂しいベルリーナになりました。
また
当時オイラは
アルチャレ参戦用に友人と共同で
156 V6 狂技車両も持ってました。
この156は
GTVの3.0 V6ー24Vに換装してました。
この156はパワーも出てて
音も良かったですねぇ。
最終的には
GTA搭載の3.2V6に換装しました。
とまぁ
氣がついたら!?
オイラは
新旧 アルファロメオの
quadri motoreを
(4つのエンジン)
幸運にも堪能出来ました。
クルマ(アルファロメオ)を買ったら
樂器(エンジン)が付いてきたと
例えられた意味が理解出来ました。
機会が在ったら
GTV-6に乗ってみたいですねぇ。
でわでわ。
Posted at 2018/02/09 21:39:48 | |
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