Foglio-kaiのブログ一覧

スポーツカーに乗ろうと思ふ。
シンプルなれど
強烈なメッセージだった。

「走る」「曲がる」「止まる」
その全てで最高のクルマでありたい。
この頃の日産は
イイクルマがいっぱいだった。

或る日
例のやんちゃな叔父から
連絡があった。

当時、叔父は販社に出向しており
「フォリオ。ショールームに来ないか？」
オイラは約束をしてショールームに向かった。


ショールームには
ワインレッド 2シーターの
Z32が飾ってあった。

叔父は若い社員と一緒に来て
オイラに「今度のZはスゴいだろう」と云って来た。

当時、オイラは6発のRBを積んだ
Z31を考えていた。
Z31の搭載されたRB20DETと
R32に搭載されたRB20DETは
同じエンジンとは思えない位
違うフィーリングだった。
当然R32のエンジンで
悪だくみを考えてた。




Z31&R31はある意味
日産の80年代の
集大成的なモデルだった。
リアの脚周り
進化させたHICASを搭載した
いわばセミトレの最期のモデルだった。

それが
Z32&R32からマルチリンクと
大幅に変わった。
3.0V型6気筒 VGエンジン
ワイド&ロー
ロングノーズショートデッキ

獰猛なライオンのやうな雰囲気
R32 GT-Rと一線引く
Zはやはりスポーツカーなんだなと思ふ。


IMSAで活躍のZ32


叔父は突然切り出した。
「オマエ。このZ32に乗らないか？」
「エッ！？突然なに？」
「オマエ。Z好きだろう。」
「32は買えないよ。予算がないよ。」

叔父は事情を説明始めた。
叔父の隣に座る若い社員が
ボディカラーを赤と間違えて
ワインレッドで発注してしまい。
困ってるとの事だった。

黙ってるオイラに叔父は
「ローンなら心配するな。通してやるよ。」
結局。叔父に押し切られ
ワインレッドのZ32を購入した。

オイラは
ワインレッドが好きになり
この後から
オイラはスポーツカーを
選ぶ時のカラーは
ワインレッドになった。


プロテオロッソ(ワインレッド)の
ALFA-ROMEO Spider


キャニオン レッドの
エリーゼ


こうして
ワインレッドのZ32はオイラの元になった

しかし……
2シーターのZは挙動がシビアだった。
Fスタビをいぢったり
脚周りをF18kg・R21kgにしても

柿本 改 装着


フロントにキチンと荷重しないと
アッちう間にスピンモードに(゜ロ゜;

フロントヘビー
アンダーにはずっと困りました。

また
東名の3.2リッターキットを入れて
ますます
やんちゃモードに突入。
しかし……
この時の取っといたピストンが
まさか……
のちのspiderに活かされるとは
誰も思わなかったですね。


ヱビスにて


今考えると
よくこのZ32で榛名を攻めてたなぁと(汗)
当時はまだ走りやすかったのもあって
少々!?
やんちゃな事をしても大丈夫でしたねぇ。

樂しいクルマでした。
DUTSAN Z CAR

18の時にクルマに出会い
2シーター スポーツに乗り
どんどん引き込まれて
でも
いつかは降りる日が
来るだろうなぁと
思ひながら……
今日まで来ちゃいましたね。(￣▽￣;)。

たぶん
このまま突っ走るんでしょうね。


でわでわ