2020年04月12日
アプルードカーのF20 118d sportを購入した際に車検受け渡しでタイヤ交換済みで納車されました。118dスポーツのタイヤは205/55R16 91Wです。
タイヤの銘柄は指定できなかったので納車後に確認するとピレリP1でした。
ピレリのWebでみるとP1の性能は、
ドライ/ウエット/スポーツ/コンフォート/寿命=7/7/5/9/9 (10段階)
とかなりコンフォート寄りのタイヤでした。
200km程度走ってみたのですが、ステアリングレスポンスも良くなく、”駆け抜ける喜び”を感じられませんでした。またこのタイヤがランフラットではないこともわかりました。ランフラットではないためか、大げさに言うとゴムボールの上で揺れているのをダンパーで押さえつけているという感じでフラット感にも欠けていました。
ディーラーと交渉してBMW承認タイヤであるピレリP7(ランフラット)に無償交換していただきました(ディーラーの対応に感謝)。
P7の性能は、
ドライ/ウエット/スポーツ/コンフォート/寿命=8/8/6/9/9 (10段階)
とP1に比べて少しだけスポーツに触れていますがほぼ同程度だと思います。
幸いにしてどちらも新品から履き替えましたのでランフラット(P7)と非ランフラット(P1)の比較が出来ました。
ステアリングの初期レスポンスはP7の方が良くなり、BMWらしさが感じられるようになりました。乗り心地はどちらも問題ないですが、ダイレクト感のあるP7(ランフラット)の方が好みです。
よくランフラットは乗り心地が悪いといわれますが、新品を比較するとほとんど体感できない程度の差です。
次に交換するときにどちらを選ぶか?の質問には間違いなくランフラットを選ぶでしょう。タイヤによって結構な差があることがわかり貴重な体験でした。
BMWのタイヤへのこだわりは、
https://www.bmw.co.jp/ja/topics/service-and-accessory/accessories/car_accessories/tire-wheel/approved-tire.html
シュアなハンドリング、高速安定性、高いスタビリティ、上質な乗り心地。
お客様それぞれBMWらしさに期待することは違うかもしれません。
しかしながら、どれが欠けても「駆けぬける歓び」は体現できないでしょう。
BMWのエンジニアたちは、こうしたお客様のご期待を裏切ることがない様に、タイヤをシャーシの一部として重視し、車両を設計、テストを繰り返し、市場へ送り出すべく開発を重ねています。
Posted at 2020/04/12 17:21:57 | |
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BMW 118d | クルマ