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まさあべのブログ一覧

2020年12月21日 イイね!

高級車カーシェア会社経営破綻に憤る

高級車カーシェア会社経営破綻に憤るみんカラ読者の皆様こんばんは。
今宵は短編エッセイ『まさあべが斬る』を執筆してゆく所存。

まず私信ではあるが機種変更が完了、ソニー製スマートホン(新品¥40,000)からのブログ投稿であることを告知させて頂く。
只今小生の手中にあるこのスマートホン、7年落ちの旧機種から新機種への乗り換えであるが、動作の軽快さと俊敏さはまさに愛機・BRZに通ずるモノがあり、つくづく小生まさあべは生粋のライトウエイトスポーツ好きであるという事を再確認しておる次第。


さて、本題である。
先般、中古高級車専門のカーシェアリング「カーシェアリングサービス SKY CAR SHARE」を展開するSKYグループ(株式会社SERIASを始めとする5社)が経営破綻、2020年11月20日に東京地裁へ破産申請を行ったとの報道が為された。
これに伴うカーシェアリング投資トラブルが表面化し、その行方がにわかに注目されているようである。

このスカイカーシェアというカーシェアリング投資案件、詳細は後述させて頂くが、現に小生の身辺にもこの投資話が来た為、改めて各種報道を熟読・精査した次第である。
小生の所感を述べる前にまずはこの件を把握するうえで参考にさせて頂いた記事を要約、ご紹介したく存ずる。




2018年春頃にカーシェアリングサービスであるスカイカーシェアのサービスがスタートした。
既存のカーシェアリングサービスとの違いとして、シェア車両として登録されるブランドにはメルツェデス・ベンツやBMW、レクサスといった高級車を取り揃えており、レンタカーよりも安価に高級車が借りられる点を売りにしていた様である。
また、レンタカーであれば「わ」ナンバーであるところ、個人所有のシェアカーであるので「わ」ナンバーではない、つまり、高級車であってもレンタカーだとバレない、という点についても売りのひとつとしていた。

もっとも、一般的なカーシェアリングサービスとは異なり、投資者は購入した車を自分で使用出来る訳では無い。
スカイカーシェアが投資者を募り、中古高級車を購入させる→スカイグループがこれを預かり、個人間カーシェアとして運用し、その運用益を還元する、という点が既存のカーシェアリングと異なり、投資案件とされた所以であろう。

前述の通り投資者の名義とローン契約で中古高級車を調達し、その車はスカイカーシェアが預かりシェアカーとして運用するという形態になっていたわけであるが、どのあたりに更に投資要素があったのか順を追って説明していく。

まず、投資者が個人名義にて中古高級車を購入、車両はスカイグループが用意。
毎月のローン代金や保険料などは全てスカイグループが負担し、投資者の口座へと入金される。
数日後、ローン代金や保険料が投資者の口座から引き落とされる。
このため投資者には一切金銭の負担は無いという。

なお、投資者が得られる金額は概ね以下の通り。

・契約時に車両代金の1割(サービス開始当初は34万円)
・毎月1万円(時期によってはシェア利用された料金の5%)
・7年後、期間満了時に100万円(2年契約のケースもあり)
※投資者が他の投資者を紹介し、契約に至ると紹介料として10万円が支払われる。

この紹介報酬が発生する制度により、短期間で大量の投資者が集まる結果となった。
約600名の投資者のうち他に自動車ローンが無く、信用情報も綺麗な20代~30代の若者が大半を占めていたという。


このような触れ込みで拡がりを見せたこのカーシェアリング投資、内情は火の車だったようである。
2020年8月には投資者の元へ入金が遅れる旨の連絡が入り、翌9月にまとめて入金されるとの約束であったが、案の定入金はされず、さらに10月8日、経営悪化による事業停止の告知メールが約600名の投資者のもとに送付された。
そして、11月20日の東京地裁への破産申請である。

突然の事業停止により当事者が購入、預けていた中古高級車は手元に戻って来ないケースが後を絶たず、車も戻って来ていないのに数百万円の残債を抱え、月々の支払いが数十万円に上り、自己破産を検討している投資者も。

契約時に銀行ローンではなくローン会社で契約していた場合、車検証名義人はローン会社となり、完済しない限り車の売却は不可能。
スカイカーシェアが用意した車は高級ブランド車であっても過走行車や事故車など仕入れ値が非常に低い二束三文の個体が多く、これらを400万円〜1000万円程度でローン契約させていた。
この為、売却できたとしても勿論査定額は雀の涙に過ぎず、投資者の多くが数百万円の負債を抱える状況となっている。

また、カーシェアリングという形態を採っていたものの、車両名義人である投資者本人が自らの購入した車を使用する事は出来なかった。
このため所有者自身もその車を日常利用出来るというカーシェアリング車両の定義に当てはまらず、レンタカーの「わ」ナンバーで無いにも関わらずカーシェアリング形態を採っていた点について違法であった可能性も指摘されている。


出典要約元:くるまのニュース
「被害者600人超え!? 高級カーシェア会社が経営破綻 自己破産決めた人も…何が問題だったのか」
2020.11.20 加藤久美子
https://kuruma-news.jp/post/318480




いかがであろう。
これはまさに、車に詳しくない者を食い物にする投資案件ビジネスであると言えよう。
紹介報酬というやり方についても投資者が集まった原因となっており、勧誘を受けた投資者自身が旨い話に飛びついたのだとは言え、これもまたトラブルが大きくなった原因のひとつである。
美味しい話には裏がある、という話の代表のようなケースであろう。

小生の職場にも、このスカイカーシェアへの投資を案件と称し同僚に勧めておった者が実際に存在するが、引っ掛かった人間がいたのかは明らかではない。
いるとすれば非常に気の毒な人間であるという事だけは言えよう。

甘い話で人をどん底へ引きずり込む罠は存外身近に存在しており、改めて兜の緒を締め直しておるものである。

なにより間一髪であったのは、小生まさあべが高級ライトウエイトスポーツカー・BRZを所有している故、いつ声が掛かってもおかしくはなかったという点に尽きるであろう。
もっとも、スカイカーシェアは投資者に高級中古車を購入させた上で、それを預かり運用する物である。
同じ高級中古車ではあれどネクステージ茨木 スバル車専門店にて既にこれを購入しておった小生がターゲットとなり得たかは定かでは無い。
ただ、ひとつ言えるとすればスバル BRZという高級ライトウエイトスポーツカーならば、スカイカーシェアが事業を展開するうえでの目玉車両となるのはむしろ当然の成り行きであり、喉から手が出るほど欲しい高級スポーツカーであった事は想像に難くはなかろう。

しかしながらである。
例え小生に勧誘があったとて愛機・ZC6型BRZ 水平車のアクセルペダルを他人に任せるなど言語道断。
加えてスバルが放つ高級ライトウエイトスポーツであるBRZはFR駆動であり、乗りこなすには相当の熟練を必要とする。
故に目玉車両として客寄せにはなれども、運転スキルのまだまだ未熟な者も利用するカーシェアリング車両としては余り向いていないであろうと愚考する次第。

もっとも、ホームグラウンドと申し上げても過言では無いクルマという分野で小生まさあべを欺き、出し抜こうという愚行に及ぼうと考える不埒な輩がおれば、即刻指導教育する所存である。
繰り返すが、此度の問題は小生の身近なところでも勧誘があったものであり、小生まさあべの心胆を寒からしめるには十分であった。
勧誘されるに至らなかったのが幸いであるが、よしんばこの話が来たとしても小生はその同僚の口車には乗らなかったであろう。

豊富な知識と経験、それに裏打ちされる確かなセンス。
人間が備える品性と知性は、その所有物にも反映されると言えよう。
スマートホン然り、クルマもまた然り。
偽物には真似出来ぬオーラが本物には、ある。
それら磨き抜かれた小生まさあべの品性・知性こそが、他の凡夫とは比較にならぬ強烈な存在感を醸し、近寄り難いオーラをも醸成する―
物事の真贋を見極める目を持つ事の大切さを改めて認識しておる次第。

取りも直さず日頃からの心構えと自己研鑽こそが、今回の胡散臭さ極まりない投資案件から自らを遠ざけた結果を生んだものであると小生まさあべは愚考する。
今後、更に自らのステージを高みへと引き上げる為、各種の自己啓発セミナーへの参加を検討中である事を付記しておく。
Posted at 2020/12/22 01:19:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月17日 イイね!

キャデラック・シボレー北大阪店にてV8モデルのカマロ SSに試乗

職場の同僚が2L直4モデル・カマロLT RSからV8モデル・カマロ SSへの乗り換えを検討しているという話を聞き及び、小生まさあべ、カーライフアドバイザーとしてキャデラック・シボレー北大阪店へと同道して参った由、本日の日記にしたためたく存ずる。


同僚のカマロに揺られる事50分。
道中、讃岐製麺 箕面反町店にて小生の大好物であるうどんを食し、大阪は箕面市にあるキャデラック・シボレー北大阪店へと到着。

昴戦闘機隊の特攻隊長を自称して憚らぬ小生まさあべ、米国敵艦へと単機特攻する決死の覚悟を持って現地に降り立った次第である。

瀟洒な店構えでありながらもそれでいて敷居が高過ぎるといった事も無く、非常に上品な店構えはさすが外車ディーラー。
なるほど、米国車販売店らしく店舗の前にはキャデラックCTSやシボレーカマロといったクルマが並べられており、あいにく小生が好むスバル車は1台たりとも停まっておらぬ様子。

出鼻を挫かれる思いの小生に、「ほら!かっこいいでしょー」と同僚の高揚した声が追い討ちを掛ける。
しかしそこはジェントルかつ大人な対応も出来る小生まさあべ、(このアメリカかぶれが‥)との心中などおくびにも出さず、「ほんまやなー、こんなんどれも映画でしか見たことないわ」と、当たり障りのないコメントにて対応。

ここで、店内からディーラーの方がお出迎えに来られ、「いらっしゃいませ。お待ち申し上げておりました。」と、同僚のカマロのドア開閉をスマートにサポート。
さすがは外車ディーラーといったところか。
少なくとも小生が足繁く通うスバルディーラーにおいてはこういった経験は皆無。
お客様駐車場に愛車を停め、玄関のガラス戸を開けて「すんませーん!」「はいはい、なんでっか?」といった調子である。
もっとも、このあたりはそれぞれの対応にそれぞれの持ち味や良さがあり、それはそれで良いのだが。


さて、本日は試乗予約をしての来店ということで、店舗の前に回されてきた黄色のボディが綺麗なV8カマロ。

試乗させて頂いたカマロ SS V8モデル。
格好良いじゃない‥

今回ディーラーの方は同乗されず、我々のみで試乗させて頂けるとの事であった。
同僚の乗り換え検討の為の試乗ということで小生はサポート役として助手席に。
「行ってらっしゃいませ」
ディーラーの方にお見送り頂き、同僚の運転でゆっくりと公道へ。


車内は静かで椅子の座り心地もすこぶる良い。
うどんを食して満腹になっていた事もあり、すぐに眠気が襲って来る。
目の前の信号が赤になり、ゆっくりと停止。
車内はあくまでも静かで、高級なスポーツカーそのものの空間である。

なるほど、アメ車といえば鬼トルクで暴力的な加速、ドロドロとした独特の心地よいV8サウンドといったイメージを持っていたが、こうやって乗ってみればそれは過去のイメージに過ぎないのかもしれない。

アメ車も良い物だな。
そんな思いを抱きながらボーッとしておった次第。

信号が青に変わる。
「ちょっと踏んでみましょか。公道やし60までですけど。」

グオーーーン!!

え、なに?これ
やばない?
速ない?

「これ何リッターなんかな?」
「6.2っす!」
「へ‥へえー」

迫力満点のマッスルな見た目に違わぬ物凄い加速感。
やはりアメ車はアメ車であった。
先ほど食ったうどんが喉元まで上がって来る。

ぐるっとお店の近所をまわり、戻って来た。
ディーラーの方がニコニコしながら、「如何でしたか?」。

アンタら上品なスーツ着てジェントルな接客して、ニコニコしながらこんなえげつない車売ってるんか。。

なんというかカルチャーショックである。
これは面白い。
車はこうでないと。
なにこれ、触媒付いてるのに生ガスくさ!
おもしろー!!

「スバルもええけどアメ車もええな!BRZ売って乗り換えよかなーワハハハ!」

スバルにかぶれ、スバリストとしてのエリート電波教育を施された小生まさあべの洗脳が解けかけている。
非常に危険である。


早速店内に入り、見積もりやら何やらの商談を始める同僚氏。
邪魔になってはいけないのでその間、ブラブラと店内を見て回ることにした。

先ほどと同モデルのカマロ SS V8モデル。

あんた、ヤルじゃない。。




値段もヤルじゃない。。


小生まさあべには一生縁の無いプライスタグ。
見えない振りをして目を背け、あらかた商談のまとまりつつある同僚の元へと戻る。

そこには、なんと同行者に過ぎぬ小生の分まで紅茶とお茶菓子が用意されているではないか。
無料という言葉に目のない卑しい小生、これには満面の笑みである。

「これはもう、あれや!こんな親切にしてくれるシボレーさん。買うしかないやろ!」

一転してアメ車信者となった小生まさあべの唐突な猛プッシュを受け、困惑する同僚とディーラー店員氏。

同「いや、あの、せめて見積もり持ち帰ってそれから電話してとかでも‥」
デ「そうですね、高いお買い物ですし一旦お見積をお持ち帰り頂いてご検討されてからでも‥」

小「ハンコ持って来てへんのん?やられるわ-、なんでやねん何しに来たんもうー!アンタももっと買わすようにうまいこと話持っていかな!」

同「いやいやいや人の買い物や思て‥」
小「早よ買わななくなんどこんなん!どない思うでー!?」
デ「そうですね、やはりご納得されてからご契約という形で‥」
(撮れ高サイコー‥笑笑)

その後も延々押し問答を経て、兎にも角にも同僚は一旦持ち帰って検討するとの事であった。



アメ車、恐るべし。


撮影協力 : キャデラック・シボレー北大阪店様
主演 : 小生まさあべ
助演 : 同僚 M氏
演出・撮影・洗脳指導 : S氏
Posted at 2020/12/17 23:54:31 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年12月13日 イイね!

街乗りもサーキットもこなせるオールラウンダー、BRZに乗る!

街乗りもサーキットもこなせるオールラウンダー、BRZに乗る!総合的に見て、これほどまでに高い戦闘力を備えた高級スポーツカーが300万円代で購入出来る国は世界中を探してもニッポンぐらいだろう。

欧州高級スポーツメーカーにも匹敵する高次元でのクルマづくりを実現したスバル。
所有するドライバーのプライドを満たす高級スポーツカーでありながら、ドライビングの楽しさという基本をも改めて教えてくれるBRZという車は、空冷ポルシェのように将来プレミア化することは間違いないといえる。
Posted at 2020/12/13 12:10:21 | コメント(0) | クルマレビュー

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「@ちぃにいちゃん さん、おはようございます。😄

崖の上の灯台ですね。特殊な構造の灯台で、灯台電話ボックス ありますね。(笑)
車中泊ですか?涼しそう❗😄😆😆」
何シテル?   09/12 08:48
W11型アベニール。 その研ぎ澄まされた名刀の如き緊張感と、 どこか憂いを湛えた美しさを併せ持つ 奇蹟的なボディライン 暴力的なまでの加速性...
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