フォーク・オイル交換@52108km(その2 オイル交換)(CBR1100XX)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
やっとこ取外したフォークのオイルを交換します。
作業は1本づつ実施。
まず、緩めておいたフォーク・トップ・ボルトをフォーク・チューブから取外します。(ゆっくり)
スプリングによるとびだしに注意。
2
今回は、フォークのオーバーホールは行わないので、フォーク底にある、ダンパー・カートリッジ・ボルトは取外していません。
従って、ダンパー・カートリッジはフォークから抜けないので、スパナでロックナットを固定して、ダンパー・カートリッジからトップ・ボルトを取外します。 ピントが合ってなかった(汗)。
3
フォークから取外せる部品はこちら。
一番右は、本作業の功労者、マグネット君。
次にスペーサ、スプリング(上下に注意、密な方が下)、トップ・ボルトとスプリング・シート。
スプリングは自然長を確認。
標準237.9mm、使用限界:233.1mmに対して、実測値:約237mm。
ほとんどへたってない?
4
フォーク・チューブやダンパー・カートリッジを伸び縮みさせながら、古いオイルを排出。 時間をかけて、可能な限り。
古いオイルは、青黒っぽく変色してました。(汗)
粘性も減っている感じ。
5
新しいオイルは、こちら。
MOTULの10W。
さらのオイルは透明な赤という先入観がありましたが、こちらは褐色ですね。
6
オイルの量は、いっぱいに縮めた状態のフォーク・チューブ上端からの距離で管理します。(98年式は154mm)(スプリングは外した状態で)
で、オイル・ゲージを有り合わせの材料で自作。
154mmに合わせたベローズ・ピペットで余分なオイルを吸い出すだけの仕掛け…
同じ機能の市販品は、約2k\だそうです。
7
ダンパー・ロッドをポンピングして、空気を抜きながら、新しいオイルを規定値(約486cc)入れます。 (最終的には、油面の高さで合わせます。)
フォーク・チューブを上から覗いても液面の高さを正確に測ることはできそうにありませんので、上のような道具は必要です。
8
余分なオイルを吸い出しつつ、ゲージの下部のオイルの付き具合を確認し、油面を調整します。
ピペットでオイルが吸出せなくなったら、調整完了。
その時点で、ゲージの底面にオイルが付いているかいないかでしたので、かなり正確にフォーク・チューブ上端から154mmにできたと思います。 ±1mm未満にはなっているでしょう。(多分…)
後は、再組立てですが、フロント周りをバラしたのは初めてなので、普段洗車ではきれいにしにくいところをざっと洗って、アクスル・シャフト、L/Hブレーキキャリパのピボットなどの摺動部のベアリング等にグリスアップ、また、トップ及びボトム・ヨークのフォーク・クランプの内側にもわずかにグリスを塗布しました。
えらい作業でしたが、再組立て後の試走では、フロントのショック吸収が改善されているのが分かりちょっと感動(笑)
次は(52000kmよりは)もう少し短いインターバルで実施しましょう。
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