少し遅くなりましたが、車にモノを当てられた事件について記載します。今回の記事はネガティブなものですので、こういうのが嫌いな人は見ないでくださいね。決して気分のいい記事ではありませんが、皆様にも同様のことが起こるかもしれないしその際には参考になるかもしれないのであえて記載します。
風の強い元旦でした。翌日の1月2日か1月3日に車載動画の収録を予定していまして、まあリハーサルといいますか、公園でパーツの最終確認をしていた時でした。ちょうど自分は運転席側のドアの前でしゃがんでパーツを確認していました。その時、「ガン」という鈍い音が車の反対側から鳴りました。
ちょうど3人(大人2人、子供1人)がこちらに走ってきました。最初は何が何だか分からなかったのですが、凧を追いかけてこちらに走ってきたようでした。俺は「何か当てましたよね?」「何やったんですか?」とその人たちに聞きました。
そしたら相手は「えっ?当たりました?」みたいな感じで答えました。その人たちの視線をよく見ると空中に飛んで行った凧を見ていました。で、凧の糸巻きがものすごい速さで地表を転がっていました。ここで理解しました。こいつら強風で凧の糸巻きを離したんだなと。3人のうちの1人が子供だったので、ああ子供がやらかしたんだなと。
相手のうちの代表みたいな人(30代ぐらいかな)と話をしました。自分は傷を確認していました。でもね、分からないんですよ。自分は車の反対側にいたし、どこに当てやがったのか分からない。太陽に反射させてよく観察しても広すぎて特定できない。こういうのはプロの目で見てもらわないと分からないんです。以前ドアパンチくらった時ですら当てられた場所を特定できているのに、最初自分はよく分からなくて、板金工場と相手(加害者)の保険担当者は分かったんだよね(ああ、ここ凹んでますねと)。それぐらい傷の確認は難しいです。そこで、一度自分がよく行く板金工場に持っていって確認してもらうと相手に告げたところ、「それは困る。それじゃあ関係ない傷をうちの責任にするかもしれないでしょ」と言われました。さすがにキレそうになりましたが我慢しました。さらに相手は「子供がやったことなんで・・・」と言いやがりました。
こういう言葉って普通口から出ること自体信じられない。これは卑怯以外なにものでもないです。子供の責任にしながら大人自身も責任逃れする常套句です。そんなもん自分だって分かってる。だから俺は相手の子供に対して一言も怒ってないし話しかけてすらいない。
とりあえず事故証明が必要なので警察を呼ぶことしました。これには相手も同意しました。30分くらい待ったかなあ。小さい軽パトカーで来ました。ただし、この警察官(2人)の対応があまりにもひどかった・・・
警官Bは人を怪しむような目つきでいきなり「こんなところで車いじりなんてしない方がいいですよ」ってまるで私が駐車していること自体が悪いように言いました。「えっ?他にもタイヤ交換したり、オフ会したり、バイクいじったりしてる人いますよ?」「公園にも確認しているんですけど?」「ここは車いじり禁止なんですか?」と聞いたら、警察官「いや、そういうわけでは・・・」と意味不明な回答。あのね、実際に公園の管理局に電話して規約を確認してるんだよ。公園管理事務所の回答は「ここは公園ですからね。特に禁止はしておりません」。一日中ドラム叩きまくってる人だっているしバイオリン弾いている人もいるんだよ。
警官Bは明らかに固定観念だけで決め付けているようでした。要するにこういう古いスポーティカー=改造=暴走族という超古い考えです。麻雀=賭博=やくざと同じです。明らかに車の外観だけで人を判断しているとしか思えませんでした。俺ディーラーで車検通してるんだけどねw
加害者が凧揚げしていた場所は無断で遊ぶことは禁止です(臨時駐車場です)。

よくキャッチボールやサッカーをしている人がいますが、これこそ規約違反です。たとえ許可申請しても公園側はこの場所での球技や凧揚げは許可しません。駐車場の前でそんなこと許可するわけないでしょ。車に当たって自治体(市)の責任になりますからね。
このことを警察官に説明したところ急に警察官の顔色が変わりました。急に態度が変化しましたw 最初は「公園で何もしないのにわざわざ駐車しているんですか?」と明らかにこちらが悪いような言い草だった加害者も明らかに顔色が変わりました。つーかさ、ここ公園の駐車場だってば。
警察官はよほどばつが悪かったのか他に無断で遊んでいる人に注意喚起を始めました。それで急に私の車のお世辞を言い出しましたw 「これって名車なんですよね?大切にされてますね」とかね。自分はどうせAE86と勘違いしているんだろうなあと適当に聞き流しました。車に詳しくないやつほどAE111レビン/トレノ褒めるんだよね。はあ・・・
また、警察官はしきりに「こういう事故はどっちがいいとか悪いとかという問題ではない」と言っていました。遊戯禁止場所でモノを当てた相手が悪いに決まってるだろーが、このバカタレ!
警察の不手際はまだまだ続きます。加害者との今後の連絡について、私と保険会社(加害者側)でやりたい旨を伝えたところ、相手がどうも保険会社のことを言いたがらない。確かに車対車の事故ではないけど、他の保険か自動車保険のオプションみたいなものがあるはず。今考えると無保険だったかもしれない。警察はここで俺の保険会社から加害者に連絡することを提案。「違うだろー違うだろー」と思いつつも、警察がしきりにこういう場合はそうするもんですみたいに言ってくるんで、「えー、そうなのかなあ」と疑いつつも、とりあえず加害者と連絡先を交換して解散。
肝心の糸巻きは木の上に引っ掛かって回収不可能(デジカメ20倍ズームで撮影)。

軽そうに見えますが、こんなものでも強風で勢いがつくと鉄板は凹むこともあります。警察は物証として取る協力すらせず、これは取れませんねで終わり。
その後、自分の保険会社に電話したところ、「この事故に関しましては一切対応できません」と言われた。やっぱりw まず、100対0の案件だし、車の事故ではないとのこと。あと保険担当は「警察官が完全に間違っています」と。もうね、呆れてどうしようもなかった。
後日(1月4日だったかな)、警察から電話がありました。案内する係を間違っていたとのこと。「ええー!」w しかも、俺が電話しても受理番号は教えられないかもしれないので、保険会社に聞いてもらった方がいいとのこと。まじで?
これに関しても保険会社に確認したところ、むしろ逆で保険会社から電話をしても警察は個人情報として教えないことが多く、やはり当事者が電話して聞くべきとのことでした。
全般的にあまりにも対応がひどすぎたので、ちょっと警察に問い詰めました。
まず、「この事故はどっちがいいとかどっちが悪いとか、そういう問題ではない」と言ったことについて再度その発言の意図を聞きました。警官Aは「風が強い日だったし子供がやったことだから仕方ないと思いました」と回答しました。これまじですよ。俺「許可なく凧揚げして車にぶつけた相手が悪いに決まってんでしょ」と言ったら、「警察は民事についてはそういう判断はできないんですよ」と言った。ちょっと待ってw 子供だから仕方ないとか、どっちがいいとかどっちが悪いとかという問題ではないとかって、あなたもろ判断してるじゃんw
もう1つ、警官Bが「こんな場所で車いじりしないほうがいいですよ」って言った背景について、「車だけ見て決め付けていませんか?」って思い切って聞きました。否定はしなかったです。で、警官Aが「Bには今後このようなことがないように注意します」と言いました。また、「今後このようなことがないよう○○(私)さんの意見を参考にさせて頂きます」と言いました。要するに、警官Bの態度は事実っていうことか。本当に虫酸が走りましたね。
保険会社の連絡について間違った案内をしたことについて、これは不慣れだったことを理由としていました。一応、警官Aは俺に対して不快な思いをさせたことについては謝罪はしました。
肝心の車の傷については、未知のものが2つ。1つは助手席側ドアの引っ掻き傷(これはワックスで消えました)。もう1つは助手席側のドア下部の凹み。

ただし特定ができないので訴訟したとしても難しいと保険会社の担当者の意見でした。
この話を聞いて皆様がどう思われるか分かりませんが、加害者にしろ警察官にしろ、こういう人間にはなってほしくないなと強く思いました。結局残ったのは車の傷と不快感だけです。大切な愛車を傷つけられたら誰でも嫌でしょう。こんな糞みたいな事件に巻き込まれてしまった。今回の加害者がもし逆の立場だったら間違いなく怒鳴り散らしているでしょう。本当にアホくさいので早く忘れるようにしています。2018年2月5日現在もう忘れています。皆様もありえないことって起こるので、ご注意ください。まあ、こんなの注意なんかできませんが。
明日整備手帳1つUPしますね。それでは。
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2018/02/07 00:04:00