
まだ日が昇り始めた頃、ざくざくと音を立てながら霜柱を踏みしめ庭に出てみました。枝だけになった木立の向こうにうっすらと稜線が、霞んだ空に浮かんでいます。
先週末は寒波が襲来し、全国的に荒れた天気になりました。わたしの所はそれほど雪も積もらなかったのですが、その寒さと来たら半端じゃありません。今回は普段雪の降らない地域でもかなりの積雪があったようで、「普段の倍以上の時間をかけて出勤してきた」な~んて方もおられました。
「こんな日は車に乗らないのが一番」と言うのが暖かい地域に住んでいる人間(私もその一人でした)の気持ちでしょうが、そんなこと言ってたら生活できない処へ来てしまった自分には、スタッドレスは必需品。買い物ぐらいは出ることにしています。でも、履いてないクルマはほとんどいないので、温暖な地域の街中よりは確実に安全です。
今日は雪も止んで暖かい日に。こんな日はタイヤ屋さんも時間があるかと思い、少しお邪魔してみました。先日ブログでも書きましたが私のクルマのタイヤサイズは国内では既に絶版品。そんなわけでネットで色々探してみたのですが、新古品(?)のお安いタイヤならたくさん出回っているよう。これを買って持ちこみで取り付けてもらおうと思って、これまたネットで探したお店を尋ねてみました。
家からとても近いので、買い物ついでに少し寄り道。こんな所にあるの(?)みたいな住宅街の中に、突然現れました。それもそのはず、このお店ご主人が脱サラで始めたもの。自宅の庭先に作られた建物も自作で、タイヤについては独学で学んだそうです。少しお話を聞くつもりが、気づいたら一時間以上。私のような素人相手によく付き合ってくれました。(お忙しいところご迷惑をお掛けしました)
でも話を聞いて解ったこと。それは他のお店ではやらないような丁寧な仕事を進んでやろうという心意気。自分がやって欲しいと思うことは面倒でもやる。そして儲けばかりでなく、本当に客の立場に立ってアドバイスをくれるお店です。
結果、分かってはいたことですが、一番のお勧めはサイズダウンしてでも新しいタイヤを履かせること。「でも、どうしても今のサイズを履かせたければ組んであげますよ。」と言われました。
‘無理強いはしない‘そんなところがとても気に入りました。
春はまだ先。急ぎでもないし、もう少し考えてからにしようかな~と思っています。(#^^#)
Posted at 2017/01/18 20:44:02 | |
トラックバック(0) | 日記