
9月最終日。久しぶりに気持ちの良い朝を迎え、やっと秋らしい青空が広がりました。庭ではコスモスとススキが仲良く、気持ちよさそうに風に吹かれています。
パソコンを眺めていても世間の情報に疎い私は、このブログを書く直前にヨーロッパで新しいマイクラが発表されたのを知りました。初代から数えて5代目となる今回のモデル。ルックスはこれまでとは違い、かなり端正な感じ。作りもなかなかいいようで、「早く実車を見てみたい」そう思わせてくれました。ただ、ボディサイズはこれまでより大きくなったようで...。ちょっと気になる存在です。
更に、先日のブログを書いた後、雑誌を読んでビックリ。ノートのマイナーチェンジに合わせてレンジエクステンダー車が追加されるとか。日産以外でもマツダがロータリーを使った同システムを開発中との話も以前耳にしましたが、まさか来月発売とは...。これは簡単に言えば発電機を積んだ電気自動車。このシステムにより、航続距離が延びる事が期待されますね。
少し話はそれますが、実は私、鉄道にも興味がありまして、時代は繰り返すものだとつくづく思いました。みなさんご存知のように、電気で車両を動かす技術(電車)はすでに明治時代からあり、技術的にはそれほど難しいことではなかったようです。ではなぜ昭和の後半まで蒸気機関車が残っていたのか?。不思議じゃありませんか。
もちろんお解り方もたくさんおられると思いますが、それは地上設備(変電所や架線)を整えるのが容易ではなかったから。そうです、今の電気自動車と同じく、電源の確保が困難だったのです。そして鉄道による戦中の物流を維持するために、当時もっとも安定して供給できる、石炭を使うのが最良と判断されたのでした。
戦後、電気の供給が安定したことにより、幹線を中心に電化を進めていきましたが、何万キロにも及ぶ路線の全てを電化するにはコストや工期の面で得策とは言えません。そんな中で開発が進んだのがディーゼル機関車。しかし当時の技術ではSLを凌ぐほどのパワーを稼ぐことが出来ず、エンジンで電気を発電しモーターを駆動する電気式ディーゼル機関車が製作されました。そう、まさに今広がりを見せようとしているレンジエクステンダーそのものです。
しかしパワーの割には重量がかさむなどの難点もあったようで、その後は一般的なエンジンで駆動する(液体式)が主流となりました。しかし近年、誘導電動機の進歩により再び見直され、現在の新製車は再び電気式となっています。
鉄道車両と自動車を同じ視点で見るのは少し乱暴かもしれませんが、どちらも地上を移動するもの。理屈は同じだと思うんですが...。
話が長くなりましたが、そんなわけでこの技術とても期待しています。
もちろん最近、世界初が多い‘NISSAN‘ さんにも。
Posted at 2016/09/30 14:50:45 | |
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