
車で走行中、特に高速では飛び石を回避することは難儀だと思います。
そして前走車からの飛び石、横、斜め先を走っている車からの飛び石、
更に対向車からの飛び石と走行していればどこからともなく飛び石が・・・
殆どの方は飛び石を経験されていると思われますが、問題はフロントガ
ラスやヘッドライト部分への飛び石は本当に始末が悪いですね!
運悪く運転に支障のある部分への飛び石、ある程度の補修は、専門業者
にお願いすれば目立たなくはなりますが、完全に消すことはできません。
(外から見たときに白くなっている部分を特殊樹脂材で穴埋めするだけなのですが)
しかし室内からは痕跡はわかります。費用もまちまちですが、1か所
10,000円位のようです。
一方、塗装部分への飛び石による補修はそこそこ可能です。
一般的に知られているタッチアップペイント。
下地が見えているような状況では早めの補修が重要です!
更に仕上がりを自然にと考えるならば、画像にありますペイント中に使用する
商品やペイント後に使用する商品も売られております(仕上がりに差が出ます)。
私自身、補修材として用意するものは、
①純正のタッチアップペイント
②画像にあるホルツから出ているペイント中、後のペーパーに薬剤をしみこませたもの
③小筆セット(筆、塗料を垂らす皿、薄め液)
④プライマー(脱脂用)
要領として先ず飛び石による傷の深さを知る
↓
クリアー部分だけなら、タッチアップしないで仕上げ用のコンパンド等で処理
↓
下地までならば、放置しておくと直ぐに錆びるので、先ずプライマーで脱脂処理し、
タッチアップペイントを盛る(この時少し多めに盛るのがポイント!少量だと
塗装が痩せてゆくため)。この状態で数日間放置し痩せていれば更にペイントを
盛る。
盛り方は、塗るというより筆先を垂直にして何回か点を描く要領で施工する。
なお、ペイント原液でいきなり施工すると、作業効率が悪いので、事前にペイントに
少量の薄め液を数滴たらすと、表面が滑らかになり作業効率もUP!
いよいよ、ここからが仕上げですが、上記②のホルツから出ているペーパーで表面を軽く
撫でるように拭く。強くこするとタッチアップしたペイントが溶けてしまいますので注意!
この仕上げ次第では表面がかなり平らになり、最終的な仕上げは同じホルツから
販売されている商品(ペイント後に差がつくという能書きがある画像のもの)で軽ーく
撫でることで艶コーティングが得られます。
どうして~も面倒くさ~いと、思われる方は今が旬のラッピングやプロテクションフィル
ムによる防衛しかありませんね!
昔はノーズブラ等もありましたが63に似合うかどうか?
如何でしょうか?愛機に不可避的に付いてしまった傷は、人間の体に付いた傷と
同じように、丁寧にケアすればお肌つるつるな状態になりますので是非試されて
ください!
Posted at 2014/09/06 11:25:05 | |
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