アクアライン 変動料金の試行

東京湾アクアラインの渋滞緩和のため、ETC利用車を対象にしたロードプライシング試験導入（国交省のサイトでは 社会実験 と表記）の方針を国交省・千葉県・NEXCO東日本が発表というニュースに触れて。


とりあえず今のところは「方針」ですが、
・2023年7月22日～2024年3月31日の土日・祝日を予定　
・13時～20時を現行の1.5倍（普通車で800円から1,200円）に　
・20時～24時を0.75倍（同600円）に　
・対象は木更津から川崎に向かう方向のみ　
だそうです。
　

午前中に続報はなかったのですが、今日の午後3時頃になって国交省やNEXCO東日本のサイトに詳細が載りました。
千葉県のサイトにも近々載るでしょう。（15時20分頃 載りました）
　
追加で分かったのは
・「土日・祝日」とあるが、1月2日や1月3日と、2月12日（いわゆる振替休日）も対象になる
（本実施の際は国民の休日（5月4日など）も対象になると思います。）
・通過時間の判定は 木更津本線料金所 または 木更津金田IC の通過時間で行う
（Ｕターンの場合についても書かれていました）
　　

ちなみに、現在のETC割引料金（普通車で800円）は2025年3月31日が期限で、本来の料金は普通車で4,000円。
　　　

素人的には、13時直前の駆け込みと20時直前の待機車による料金所手前の滞留等、深夜料金を巡る既出の課題と同じ状況が起きるのではないかと危惧します。
　　

また、狙い通りに東京・神奈川方面に向かう車の量が分散されるとして、
１　千葉でゆっくり夕食を食べていこう　
２　昼前に帰ってゆっくり昼食をとろう
のどちらが増えるか。
　
あるいはそもそも　
３　もう千葉に行くのは控えよう
になるか。

興味深い社会実験です。