おさむ号のブログ一覧

前回　タミヤ1/24スバルアルシオーネ“キット観察と下処理”
（H29年　12月中旬～末）
ボディのパーツ取り付けに入ります。


先ず、リトラクタブルライトですが、このキットは一応開閉式で作れるようにはなっているんですけど、、、


固定方法が良くなく、精度が低いのと、もし開閉式で作る場合ボンネット
やフロントフェンダーとのチリ合わせが大変なので、、、
（ヒンジを作り直すようなテクなんか持ち合わせていません(T_T)）



エポキシパテ(粘土状のパテ)でリトラを完全固定し、開閉機構は捨てて
外見の仕上がりを優先します。ポリパテで余分なスキマを埋めて、、、

ペーパーを両面テープでプラ板に貼り付けた道具でツラを均一にし、
細くシャープにパネルラインを彫り直すことにしました。

次はボンネットダクトです。

ボンネット内側の凹みに沿ってカッターで切り落とし、内側からダクトを
付ける方式になっています。（ダクトなしの輸出仕様も作れるため）

凹みに沿ってカットすると、穴が大きくなりすぎてガバガバになって
しまいそうなので、ダクトを当てがいながら、ピッチリのサイズに
なるように穴を開けます。

（これはサフを吹いた後の写真です。）
前後は良い感じにピッタリになりましたが、左右が多少スキマが開いて
しまいました。これはラッカーパテで誤魔化します。

テールレンズの取り付け方法がダボ穴で固定する方式になっていますね。


このままダボ穴式で付けた場合、テールレンズのダボの付いてる部分が
わかってしまうので、ダボを切除し、、、

伸ばしランナー(ランナーをライターで熱して伸ばした物)でボディ側の
穴を埋めます。



因みに、テールレンズはダボが無くても接着できるので問題ないです。

あと、サイドミラーが取り付け部分に対してダボ穴が大きすぎます。


画像ではわかりにくいですが、穴が大きすぎて取り付け後もチラッと
見えてしまいますし、ダボが短くて強度的に不安なので、、、

伸ばしランナーで既存の穴を埋めて、、

ミラー側に0.8ｍｍの針金を差し込んで、ボディ側にも0.8ｍｍの穴を開けて
固定する方法にしました。これを「軸打ち」と言います、

最後はウインドウサッシです。キットではサッシがボディ一体ですが、、

このようにウインドウパーツとスキマが生じており、ウインドウに反射
して写ってしまって不自然です。なので、、、

ボディ一体のサッシは切り飛ばし、


ウインドウパーツにサッシの位置をマーキングし、マスキングテープを
貼って、溶きパテを盛って乾かすを5回繰り返し、このように
サッシをウインドウ側に作ります。
（リアウインドウが無いのは後々話します）

ボディの下処理 終わり
次回はようやくサフ吹き、、、の前に特殊なことをします。