
Nexus7(2013)のバッテリーが、たった2,3時間でエンプティーに・・・
USB端子がいかれていたが、だましだまし充電していたのが原因だと思う。
(充電中に端子の接触不良で、充電したりしなかったりをこまめに繰り返していたもよう)
電池交換をメーカーに依頼することも考えたが、初期化すること及び1,2週間かかるのは困る。
ちょうど奥様が、Asus MemoPad7を買ったのだが、すこぶる調子が良くて、しかも外部ストレージもあるし、値段も25000円程度。
Nexus7の修理に失敗したら、MemoPad7を買えば良いという安易な気持ちで開腹手術を決行しました。

用意したのは、パソコン修理組立用の+精密ドライバーと、もっと小さな先端の+ドライバー、シール剥がしヘラ(樹脂)、新品バッテリー
※小さな先端ドライバーは、作りが雑で使いものにならず、パソコン修理組立用のドライバー(左端)で全てのネジを外せました。
上記の他に、拡大鏡、精密マイナスドライバー、精密ピンセット、外したネジを入れる皿、絶縁テープ、鋏が必要でした。
(1)まずは、ネクサス7を2枚におろします。
以前新幹線の中で、指と爪という工具を使い剥がしているので、簡単にはがれました。
→
イヤフォンジャックのあたりを指で押しながら開き、爪も使って徐々に開くと外れます
(ちなみに、黄色いマスキングテープは、新幹線内で剥がしたときに、シムカードを外さずに強引に剥がしたため、シムカードスロットが曲がってしまい、応急処置で治したのを忘れていました・・・)
(2)銀色と茶色のテープ型配線コードを外します。
→ユーチューブ等にもバッテリー交換方法がアップされていますが、製造国や製造時期によって仕様が微妙に違うようで、あまり参考になりませんでした。
ネットでは、銀色テープはコネクターを上げて真っすぐに抜くと書いてありましたが、コネクター解除ができません(解除するような仕組みになっていない。)
そこで、貼ってあるテープを剥がして、慎重に手前に引き抜きました。
茶色のテープ型コードも、貼ってあるテープを剥がして、上に引き抜くような感じで外します。

テープ型配線コードを外したところです。
(3)次に、前の画像にある、赤丸のネジ7か所を外します。
→ネジを先に外す方法もネットで紹介されていますが、先にテープ型コードを外した方が良いと思う(バッテリーが固定されていた方が、テープ型コードを傷めずに済みますから・・・)
左右4箇所のネジは、ゴマ粒のような大きさです。拡大鏡でみないとネジ山が分からない。

爪楊枝との比較です。奥4箇所が微細ネジです。
(4)バッテリーコネクターを外す
黄色四角に囲まれているコネクターは、上に引き抜くと簡単に外れます(当初手前に抜くかと思い、やや悪戦苦闘、どうせ古いバッテリーは廃棄するので、壊れてもともとで作業しました)
(5)バッテリーを外して、古いバッテリーを銀色のアルミ?トレイから剥がす
両面テープで止まっています。裏側から少しあたためて、シール剥がしで剥がしました。
マイナスドライバーなどの金属を使うと、危険みたいです(火花が出るらしい)

トレイから剥がした古いバッテリーと新品バッテリーです。
(6)テープ型コード、バッテリーコネクタをつなぐ

茶色のテープ型コードは、上から端子を合せて押し込み、絶縁テープで固定。これは簡単です(ただし、端子が合っているか否かが見えないので、合っていないと壊してしまいます。最初は優しく押し込み、挿入できたと思ったら強く押し込みます)
↑まるで、初めてエッチしたときの感覚ですね(笑)
銀色のテープ型コードは、位置を定めてひたすら押し込み絶縁テープで固定するのですが、キチンと嵌っているかどうかが分からず不安でした。
バッテリーコネクターは、上から端子を合せて押し込むだけです。
あとは、蓋を被せて終了
蓋を被せるときに、スイッチ類がうまく治まっていないのに、強引に押し込んだため、一部外枠がかけてしまいましたが、機能に影響がないので良しとします。
(ラスト)そして、おそるおそる電源を入れてみると

はい。ちゃんと起動して、みんカラをみることができました。
節約できたことよりも、電子工作ができた楽しさが一番かな!
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Nexus7 | パソコン/インターネット
Posted at
2015/12/12 00:04:18