ＨＤＲ結合（合成）してみた！

写真を撮っていると，測光モードの違いや逆光・順光などにより，露出オーバーになり白とびしたり，逆に露出が不足していて黒くなってしまったりする。

その都度確認して，露出を変えたりするのだが，なかなか綺麗に撮れない。

そこで，カメラ機能にあるオートブラケティングを使用してＨＤＲ結合（合成）してみた。

ＢＫＴ枚数を，５枚とし幅を０．７にした。
（＋1.4，＋0.7，０，－0.7，－1.4）の５枚の写真の構図ができるだけ一致するように，高速連写モードで撮影。

勿論三脚使用です。
実際は５枚撮影していますが，０，－1.4，＋1.4で説明します。

露出０　空が薄青になっており，ちょっち残念！


露出－１．４
空はいい感じですが，被写体が黒く潰れています。


＋１．４　被写体は，くっきりしていますが，背景が白とびしています。

撮影した写真をＬｒ（ライトルーム）で読み込み，５枚を選び（シフトキー），写真タグから「写真結合」⇒「ＨＤＲ」を選択します。




ＨＤＲ結合を開始します。

なお，オプションで自動調整にチェックすると，かなり明るい写真ができてしまうので，通常はチェックを外した方が良いです。

また，ゴースト除去をすると，動体の被写体が１枚目，２枚目・・・と動いたとしても，自動的に固定して結合してくれます。



赤く反転している部分が，動体部分です。

結合をクリックすると，ＨＤＲ結合した画像が生成されます。

この被写体の場合は，露出０の基本画像と大きな変化はないのですが，ＨＤＲ風のくっきりした絵になったかと思います。また，若干ですが，青空がはっきりして，鐘もくっきりしたのではないでしょうか？

なお，取り込んだ５枚の画像をみて，結合する画像を選択すると，思ったような仕上がりに近づくようです。