故郷では、「西駒」と呼び、毎日眺めて暮らしていた。
ロープーウエイが運行されるようになり、一大観光地になった。運行当初は、混雑してもバスやロープーウエイを何時間も待つことはなかったが、最近は数時間待つこともあるらしい。
二十数年振りに、行ってみた。
始発バスが午前5時15分のため、4時30分に到着したところ、駐車場は既に8~9割埋まっていた。なんという混雑

コンビニでバスとロープーウエイのチケットを入手していたため、チケット購入のために並ぶ必要はなかった。

絶好の登山日和になりそうな予感

混雑のためか、バスもロープーウエイも始発時刻前に運行開始。第2便に乗れました。

南アルプス方面もよく晴れています。

千畳敷カールを登り、まずは宝剣岳を目指す。

雲の上にいる。気分がアゲアゲになります。
ロープーウエイ終点は、2600m以上あります。日本一の最標高駅になる。

神社にお参りしてから、登攀開始

カールには少し残雪があるため、残雪を少し横切りますが、アイゼンは不要です。

富士山も頭を出していました。

登山道を登ります。階段状のガレ場になるため、膝や太もも腰への負担があります。

乗越浄土(カールを登った平坦な場所)に到着。コーヒーで一休み(幸せ!)

今回は、行かない伊那前岳

木曽方面
御嶽山が見えます。

宝剣山荘で、トイレ(200円)を借りて宝剣岳を目指します。

宝剣岳脇にある「天狗岩」
幼馴染の父(マタギ兼炭焼き職人)が、若い頃天狗の鼻で逆立ちをしたという嘘のような話が地元ではありました。

エーデルワイスかと思ったら、違いました(汗)

宝剣岳を制覇するには、鎖場を征服する必要があります。

左肩に固定していたカメラが岩にあたり・・・
マグネシウム合金のボデイに少し傷がつきました。また、ホットシューカバーが脱落してなくなっていました。

御嶽山がくっきりと見えるようになりました。

宝剣岳制覇
この岩の上に立つ方もいますが、突風が吹き落ちたら、間違いなく死にます。

宝剣岳を下山して、中岳へ向かいます。

聖職の碑に合掌してから中岳へ

中岳登山道より、宝剣岳を望む。

ハイマツが、まるで植木屋さんが剪定したように綺麗に生えそろっています。

中岳登頂

抜けるような青空

中岳山頂から、主峰木曽駒ケ岳と山荘及びテン場を望む。
また降りて登る。

テン場も賑わっていました。

パノラマ合成してみた。

木曽小屋頂上山荘
比較的空いているらしい

西駒ケ岳登頂

飛行機雲も綺麗に絵を描いています。

下山するのですが、また中岳を昇り降りするのが嫌で、迂回路?を選びました(難所ありの看板が気になったのですが)。迂回路からみた中岳登山道です。

こちらには、高山植物の女王「こま草」が沢山咲いていました。

切り立つ岩が各所にあり、不思議な景観を造っていました。

緩やかな迂回路です。
このままならよかったのですが・・・。

崖が出現
ここを越えないと帰れません。まるでポルダリング

何とか生還して、乗越浄土に到着

登って来る方の間隙を縫い下山します。

光の加減か朝とは少し違った表情です。

下山しました。
ロープーウエイの下山の行列もできはじめていたため、準備していった昼食は食べずに下山することにしました。

すがの台の「明治亭」にて、ソースカツ丼を食べ、実家に顔を出してから帰宅しました。
お し ま い
(座るときに転び、右脇を強打して痛い。骨折れた??)
Posted at 2017/07/16 06:17:38 | |
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