
先日息子が段ボールで隠れ家を作っていました。
横で手伝っていると自身の制作意欲が刺激され思わず段ボールでデリカを作ってしまいました。
そして、それでは収まらずそのままの勢いで段ボールでガチャガチャを作ってみました。
コイン式段ボールガチャガチャの仕組み
お金を入れないと回らないガチャガチャを段ボールと家にあったもので作ってみました。
材料
・ 段ボール
・ スチレンボード(100均で買ったものだと思う)
・ スプリング(今回はラジコン用のスプリング。ボールペンのばねや輪ゴムとかでも可能)
・ ネジ 回転軸固定の為
・ 木枠 ※全体の強度を保つ為 百均で買ったやつ
道具
・ カッター
・ コンパス型カッター
・ 工作ボンド
・ はさみ
・ 定規
・
さて、息子のが段ボールで遊んでいたので余った段ボールを盗んで何か作りたいなぁと模索。
以前から計画してた段ボールガチャを思い出したので製作する事に。
しかし、ただ単に回して出るだけは面白くない。
お金を入れないと回らない仕組みにしたい。
ということで、脳内設計図を起こし色々考えてみました。
・ お金を入れると回る
↓
お金が無いとロックがかかる仕組み
ですよね。
これが意外と悩みました。逆の仕組みなら結構簡単っぽいんですけどね。単純にコイン自体を障害物になるようにすると可能。
ただ今回は逆です。障害物がない時にロック。ある時にはフリーにしないといけないんです。
コインはサイズと重さが一定です。利用するとすれば、コインの重量or円形であること。
そして試行錯誤の結果、これで行こうと言う仕組みを考えました。とはいえ、結局は在り来たりな仕組みになってしまったと思います。
コインがない→ロック機能が働く
コインがある→コインがロック機能を停止させる。
事にしました。
となると。コインが無い時はロック部品が引っかかるように。コインがある時はそのコインでロック部品をどかすようにすればいいはず。
で、試作。こうなりました
↓↓↓
シンプルな仕組みです。
右上の赤いスプリングがロック部分です。
ロック部品は右端は裏からネジで停めており、右端を軸に回転可能。プラススプリング機構部分が収縮します。
このロック部品に引っかかる部分が左の回転ハンドルのコイン挿入部の"U"の字をしたくぼみの左上部分です。
"U"の字部分の右上がロック部品を少し下げ、左上部分でロック部品を巻き込み結果引っかかってハンドルが回らなくなります。
逆に"U”の字部分に10円玉を入れると、10円がロック部品を押さえることになり、"U”の字の左上には引っかからずにハンドルが回ります。
そういえば、私が工作するときは大体は息子の横でします。
0からモノを作るって工程を見せたいと思うからです。
今回も、コイン式の構造部分をよく見えるように作りました。
これで息子は
"何故コインを入れないと回らないのか"という構造を理解出来ると思います。
さて、ひとまず試作品は思ったように機能してくれました。
この試作品はこのまま置いといていざ実機作成かと思ったのですが、、、面倒になったのでこの試作機を改造して実機に搭載出来るようにしました。
ガチャガチャの主要な機能である回すとガチャが出てくるという機能は簡単です。
ペットボトル半分に切って受け皿作って回転させると落ちるってヤツ。
取り出し口から出てくるスロープも別に悩む事はありません。
とにかく、難関はコイン式構造です。
これさえ出来たらあとは簡単です。
で、完成品がこちら
↓↓
上部ガチャ収納部分はまだ作っていませんが、透明のケースにしようか段ボールで箱にしようか悩み中。
取りあえず、今のままならすぐにガチャ追加できるので良しとします。
細かなポイント。
まずはコインでのロック解除部分。ロックパーツの形と配置を悩みました。
が、意外とすんなり。切れ端パーツの形をそのまま流用、少し加工してスプリング装着。
スチレンボードの中の発泡部分をカットしてそこにスプリングの端をツッコミ工作ボンドで固定。
スプリング右橋回転軸とペットボトル裏側の回転軸には金属パーツのネジを使用しています。
メインの前面パネルですが、スチレンボードを段ボールに張り付けています。
最初はロック機構の仕組みを考える為に前面パネルのみ試行錯誤しながら作成したので、完成品に流用するつもりがなかったのでサイズは適当です。
ので、コインスロープ部分が無駄に長いです。もう少し短くなだらかにしたらバランスよくなりそうです。
ロック機構やコインスロープ等のギミックを見せる事により、息子の興味も倍増しました。
メンテナンスドアを設けた事により、見た目もスッキリしたし、息子もメンテナンスの為に開け閉めするのが楽しいそうで、頻繁に開け閉めしています。
↓動画です。
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我思故我存 | 日記
Posted at
2016/06/14 10:01:50