キタコ 145cc LIGHT　ボアアップKIT  

145ccボアアップ＋ハイカム組み込み後1,000km走って、エニグマの燃調もそこそこ煮詰まってのレビューです。
試しに高速にも乗ってきました。

スロボはノーマルのφ24のままテーパー加工くらいだとインジェクターはノーマルのままでも開閉率70%とまだ余裕があるくらいです。
5,000rpmくらいからが美味しく9,000prmまでストレス無く回ります。回せば10,000rpmまで回りますが、パワーは9,000rpmくらいで頭打ちで、これ以上はスロボを大きくしないと駄目だと思います。
新車から21,000km、バッテリー/クラッチ無交換で使い込んでますがハイカムにデコンプ移植してるおかげもあってか無強化のスターターでも冷間始動は問題無し。クラッチもスプリング強化無しのどノーマルで滑りは無いです。
カムチェーン関係も消耗品交換しただけ強化はしてません。

TOPスピードは実測で15km/hくらいアップしてて、全域トルクアップしたおかげで乗り易く、登りも向かい風にも強くなりました。そうは言っても高速道路の平均巡行で100km/hは無理かと。
排気音はより図太くなり常用回転域の振動はあまり変わってない感じなんですが8,000rpm以上は足裏がくすぐったいくらい振動増えてます。
圧縮比は10.0⇒10.5と僅かにUP程度でもハイオク指定です。レギュラーのままでも良さそうな気もするんですが、ハイオクだと合成洗浄剤入っているしケチらずハイオクにしときます。
オイルクーラー5段有りの油温はドレン温度でざっくり5℃前後上がったような。

排気量換算で約17%UPだけど、それ以上の楽しさUPでお気に入りなんですが・・・
整備手帳にも投稿した通り、ピストンスラップ音がついてきたので、ここは残念なとこ。壊れないこと祈るだけです。