
久しぶりのブログ更新となります。
コロナウイルスが猛威を振るっていますが、皆さん大丈夫でしょうか?
私はドライブに行けずに、非常に残念です・・・。
さて1ヶ月ほど前から戦っていたハンドル付近からの異音(カタカタ音)にようやく終止符が打たれましたので、備忘録としてブログにまとめることにしました。
ゴルフ7の内装の異音についての情報は結構ありましたが、原因は様々のようです。
私も苦労して異音を無くすことができたので、少しでも困っている人の参考になればと思いまとめました。
症状はハンドル奥の部分(インパネの内部?)からカタカタというような、ビビり音というようなものが聞こえます。
発生する条件は車が振動している時です。
少し荒れた道路を走るとずっとカタカタ音が発生し、段差を乗り越えたときは一際大きな音がします。
ひどい時にはエンジンスタート直後のエンジンの回転数が高い時の振動でもカタカタ鳴ります。
今回のカタカタ音ですが、実は納車当初から発生していました。
しかし頻度が少なく再現性がないため、ディーラーに持って行ってもわからないんだろうなと思いあきらめており、また頻度も少ないので気にしていませんでした。
月日が過ぎるごとにだんだん頻度が多くなってきて、乗り始めて1年半が経つ頃には結構な頻度でカタカタなるようになってしまいました。
とはいっても、窓を開けていたりオーディオを聞いたりしていれば、ぎりぎりかけ消されてしまうくらいなので、気にしないようにしていました。
そんな中、本格的に対策を行なおうと思ったきっかけは、タイヤを入れ替えたことです。
静粛性の高いタイヤを選び(ミシュラン プライマシー4)、奮発して高めのタイヤを購入しました。
そのタイヤの効果を確認するため車内の音に敏感になった時に、このカタカタ音が非常に耳障りに感じるようになりました。
(前から気になってはいましたが・・・)
一度気になってしまうと、ずっと気になるのが人間です。
音楽を聴いている時や妻と話をしながら運転している時も気になるようなってしまいました。
前置きが長くなりましたが、こんなことがあり対策を行うこととしました。
私が行ったことは以下の通りです。
①ハンドル奥のバネ部品周辺のビビり対策
先輩方の異音対策を読ませていただいた中で、最も異音の発生位置に近いと思われる原因がこれでした。
いてもたってもいられず、早速対策することにしました。
ハンドル右下の小物入れを外して覗き込むと見えるばねにビビり対策のスポンジを詰め、またバネと側面の部品がぶつかっている可能性もあるので接触対策のゴムを貼りつけました。
結果としては残念ながらこれは効果がありませんでした・・・。
②ハンドル下の内装を外しての原因調査、ネジの増し締め
異音対策を行っている先輩方は皆さん内装のパネルを外してネジの緩みや配線類のぐらつきを確認していたので、私も同じように調査することにしました。
今回はハンドル周辺、もしくはインパネ奥からの異音でしたので、ハンドル周辺の内装を外しました。
初めての内装剥がしでしたので、かなり緊張しながらの作業となりました。(部品の爪が割れたが一大事なので・・・)
ハンドル下周辺の内装を剥がして原因の確認をしましたが、原因と思われる箇所は発見できず・・・。
ネジが緩んでいるように感じた部分があったので増し締めしておきましたが、特に効果はありませんでした・・・。
これも失敗に終わりました。
しかし内装を剥がす経験ができたので、これはこれで満足です。
③サンバイザーと天井の接触対策
試行錯誤していたところ、みん友のPON-TEZAさんからサンバイザーと天井が接触すると、メーターパネル付近からカタカタ音が発生するとの情報をもらいました。
そこで音がする時にサンバイザーを抑えたり天井と接触しないように浮かせたりしましたが、変わらず音は出続けました・・・。
どうやらこちらも原因ではなかったようです。
しかし皆さんの整備手帳を見るとこれが原因の方も何人もいらっしゃったので、カタカタ音が気になったらまずは確認してみるといいと思います。
PON-TEZAさん、アドバイスありがとうございました。
④ハンドル下の小物入れのひっかけ部分への緩衝材設置
いろいろと対策を頑張りましたがどうしても原因を特定できず、私一人では限界を感じてディーラーにヘルプをお願いすることにしました。
サービスマンの方に車を運転してもらい、カタカタ音を聞いて原因の特定と対策をしてもらいました。
しかしこの日はあまり音が出ずに、テスト走行の最後に音が軽くなった程度でした。
その時はハンドル下の小物入れから音がしているのではないか?との推測で、小物入れの引っ掛かり部分(蓋を閉じるために凹と凸になってかみ合っている部品)に緩衝材をとりつけました。
その後試運転を行い音が発生しなかったため、その日はディーラーを後にしました。
しかしながら帰り道で、再びカタカタ音が発生。
結局原因はここではありませんでした・・・。
⑤エアバッグユニット裏側の部品のがたつき対策
前回のディーラーの対策ではカタカタ音を無くすことがでいなかったため、再度ディーラーを予約しました。
その日までに私も原因箇所を特定できるように、内装をたたいたりして原因箇所の特定につとめました。
その結果、ハンドル根元を叩くといつものカタカタ音に近い音が発生することが分かりました。
このことをサービスマンの方に伝えて、テスト走行に出発。
この日は運よく運転中ずっとカタカタ音が発生しました。
その後ピットに車を預けて原因を調べてもらってると、サービスの方がエアバッグユニットを持って現れました。
そして目の前でユニットをたたいてくれると例の音が!
原因はエアバッグユニットの裏側にある、衝撃を感知する部品のがたつきでした。
この部品を固定すれば異音は消えると思うが、衝撃を感知する部品のため、万が一の時にエアバッグが開かない可能性がでるのであまりお勧めはしないと言われました。
エアバッグユニットを新品に交換する選択も出ましたが、高そうなのでやめました。(延長保証に入っていれば無償交換だったのかな?)
サービスマンの方には「私の自己責任で構いませんので、固定をお願いします」と伝え緩衝材で固定してもらいました。
その後サービスマンの方と試運転をしましたが、これまでの音が嘘のように、カタカタ音は全くしなくなりました!
2週間連続でディーラーを訪問しましたが、根気強く原因を調べてくれたサービスマンの方には感謝しかありません。
今回の対策で2年以上気になっていたカタカタ音が無くなり、本当に快適にヴァリアントちゃんに乗れるようになりました!
今まで以上にドライブに行きたくなりました。
(残念ながらコロナウイルスの影響で、当分ドライブはできないでしょうが・・・)
さまざまなアドバイスを頂いたスタッキーさんにも感謝です。
カタカタ音は消えましたがその代わり隠れていた異音が聞こえるようになりましたので、また気になりだしたらスタッキーさんのアドバイスを参考にさせていただきます。
最後に私の実施した対策が、少しでも皆さんの役に立てばと思います。
長文&駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました!