
皆さんの車のトランスミッションはオートマ(AT)ですか?マニュアル(MT)ですか?
たびたびドライヴィングの楽しみ方において、
MTが良いとかATはいまいちだとかそういう論議がみうけられますが、
私の場合「MTだから助かった、助けられた」と言う経験があり、
そこからできるだけMTを乗りつづけようとしているのです。
20代前半の頃、スプリンターカリブに乗っていたときのこと。
運転中にクラッチを切った途端「バイ~~~ン」と音が響き渡り、
クラッチがスカスカになりました。
クラッチワイヤーが断線して、クラッチ自体が繋がったままなのです。
※スプリンターカリブの持病だったらしく、
排気管の近くにクラッチワイヤーが配置されていました。
トラブル発生地は那覇市内。自宅までは推定40km以上の距離があります。
さあどうやって帰ろうか?
※JA●とか呼ぶことは最初から頭にありません。
こうなったら「走っているタイヤの回転数」と「エンジンの回転数」をあわせて、
タイミングを合わせギア変速するドグクラッチ方式で苦境を乗りきるしかありません。
もちろん赤信号で止まればエンジンもストップで、完全に車が止まります。
青信号になるとエンジンをかけ直して「グ・・・ググ・・・グググ・・・」と発進するのです。
当時は車の通行量も今ほどではなく、
「できるだけ信号の無い道」
「できるだけ道幅の広い道」
「できるだけ坂道の無い道」
を脳内ナビゲーションで検索しまくり、えんやこらと力技でなんとか帰宅しました。
つくづく「MT車でよかった・・・」と思えた出来事でした。
あと、皆さんも経験があると思いますが、
バッテリー上がり。
群馬に住んでいた頃、パジェロ・ミニで東京・お台場までドライブに来ました。
東京に知人がくるとのことで海岸近くの駐車場にて車を停めそこで夜を明かし、
翌日東京をドライブしようと考えておりました。
夜が明けて「さて移動しよう」とエンジンをかけたとき、まったく反応しません。
ヒーターをかけ、ポータブルのTV&カーナビをつけたまま眠ったのが原因です。
土曜日のお昼前、まわりは家族連れやカップルで溢れかえっています。
押しがけしようにもバツが悪くなかなかそとに出られません。
さいわい駐車場が段々になっており、その上の方に駐車していたので、
下り坂で下りながらクラッチをつなぎ、
シレ~っとエンジンの押しがけを成功させました。
※その後はすぐに東雲のオートバックスへ行ってバッテリーを交換しました。
上記のように「非常時において安心できる」という意味で、
MT車に気が行ってしまうのです。
前時代的かもしれませんが、MT設定の車があるかぎり、
おじさんの体力がある限りは、MTに乗りつづけたいですね。
以上、
MT乗りだからといってスポーツ走行は「へなちょこ」なおじさんでした。
※写真
梅雨時期のドライブのワンシーン
コンビニの前でひとやすみ
Posted at 2016/06/03 00:54:13 | |
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