ここ数年間ガラスコートの硬化皮膜は7~9Hと硬くなるので傷付きにくいと
されてきましたが私なりに思うのは本当に硬いのか、又、硬いのが良いのかを考えてみました
ドアガラスはフロントの合わせガラスが5Hサイドの硬質ガラスが7H相当となります
ガラスに傷付いたとして傷を消すほど削り磨くのは通常の研磨剤では無くセリュウム
など科学的に反応させて研磨する方法でした・・・ペーパーなどは白く傷つけることが
出来ますが通常の研磨剤では汚れ取り程度で通常研磨剤では削るのは難しく綺麗に
に艶を出すことは出来ません、研磨粒子よりもガラスが硬すぎるんですね(^^;)
塗装技術は5H以上に硬い塗料も作れますが再塗装やボカシ塗装の仕上げ磨きや修正が
通常研磨剤で出来るように4H前後の硬度に設定しています
硬化皮膜ガラスコートが知られるようになる以前よりPCS-HGの開発をしてきました
厚みがあってこそ7H以上の硬さが出るため塗装のように吹き付けガンでルーフに5μ
前後の皮膜を形成させたのですが当然ぶつ埃やはじきなども少なからずあります
のでペーパーで修正して研磨剤で磨こうにも出来ません白く傷付いたままでした(苦笑)
1月にHG塗装して6月の暑いある日ルーフにクラックが入っているのを発見して数日後
全体が亀の甲羅のようにバリバリに割れまくっていました_| ̄|○
本当に7H相当の硬さがあると磨けないと思うのですが、一般にガラスコートを
したはずのものは傷も消せるし綺麗に艶も出せます、何故でしょうか??

先に塗装剥離したものにHG60を染み込ませて厚く施工し数週間硬化させたものです

手塗りで拭き取っていませんから見て判るように相当厚いです(笑)

PCS研磨剤とシングルで研磨処理していきます、もちろんHG60皮膜も確認できます

HG60が染み込まなかった所は白濁したままですが今回、塗装剥離を止めることが
出来るかとHGを研磨して艶が出せるかを検証したかったのです
HG60は塗装と同じ3~4Hの硬さになるガラスコートなんですね(^0_0^)
塗料と同じ硬さにこだわるのは再塗装も補修も出来て樹脂の欠点である侵食の問題を
解消できないかと考えているからです。
次のステップに進みます^^
Posted at 2008/10/28 11:19:55 |
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