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Dr.しろくまのブログ一覧

2008年10月28日 イイね!

皮膜って硬いのが良いのかな(^^;)?

ここ数年間ガラスコートの硬化皮膜は7~9Hと硬くなるので傷付きにくいと
されてきましたが私なりに思うのは本当に硬いのか、又、硬いのが良いのかを考えてみました

ドアガラスはフロントの合わせガラスが5Hサイドの硬質ガラスが7H相当となります

ガラスに傷付いたとして傷を消すほど削り磨くのは通常の研磨剤では無くセリュウム
など科学的に反応させて研磨する方法でした・・・ペーパーなどは白く傷つけることが
出来ますが通常の研磨剤では汚れ取り程度で通常研磨剤では削るのは難しく綺麗に
に艶を出すことは出来ません、研磨粒子よりもガラスが硬すぎるんですね(^^;)

塗装技術は5H以上に硬い塗料も作れますが再塗装やボカシ塗装の仕上げ磨きや修正が
通常研磨剤で出来るように4H前後の硬度に設定しています

硬化皮膜ガラスコートが知られるようになる以前よりPCS-HGの開発をしてきました
厚みがあってこそ7H以上の硬さが出るため塗装のように吹き付けガンでルーフに5μ
前後の皮膜を形成させたのですが当然ぶつ埃やはじきなども少なからずあります
のでペーパーで修正して研磨剤で磨こうにも出来ません白く傷付いたままでした(苦笑)

1月にHG塗装して6月の暑いある日ルーフにクラックが入っているのを発見して数日後
全体が亀の甲羅のようにバリバリに割れまくっていました_| ̄|○

本当に7H相当の硬さがあると磨けないと思うのですが、一般にガラスコートを
したはずのものは傷も消せるし綺麗に艶も出せます、何故でしょうか??




先に塗装剥離したものにHG60を染み込ませて厚く施工し数週間硬化させたものです


手塗りで拭き取っていませんから見て判るように相当厚いです(笑)


PCS研磨剤とシングルで研磨処理していきます、もちろんHG60皮膜も確認できます


HG60が染み込まなかった所は白濁したままですが今回、塗装剥離を止めることが
出来るかとHGを研磨して艶が出せるかを検証したかったのです

HG60は塗装と同じ3~4Hの硬さになるガラスコートなんですね(^0_0^)

塗料と同じ硬さにこだわるのは再塗装も補修も出来て樹脂の欠点である侵食の問題を
解消できないかと考えているからです。

次のステップに進みます^^


Posted at 2008/10/28 11:19:55 | トラックバック(0) | 日記
2008年10月10日 イイね!

塗装剥離は修正可能か?

傷を埋めるケアを完成させるのも結構大変です(^^;)
通常9Hと硬さがある皮膜が出来たとすると塗装の収縮と均等に研磨が出来ない
ので埋めるケアとしては3~4Hの皮膜硬度を持つクリヤ塗料のようなガラス
コート剤が必要です


経年経過してクリヤ塗装が剥離し始めた塗装で検証です


ガラスコーティングを浸透させていきます


塗りこみ乾燥を繰り返していきます^^


Posted at 2008/10/10 15:10:21 | トラックバック(0) | 日記
2008年09月26日 イイね!

NEWHGコーティング剤

タイミングというのは不思議です(笑)

求めるコーティング理論をADJさんが追求し現実のものとしたことで私も新たな
もの作りを意識して動き出しました^^


傷を埋めて形成するのを目的としたシリカコーティング剤です


なんと数分で硬化するようにしました


1※分で手に持つことが出来るまでに

施工も第一段階は成功ですが経過を見つつ進めたいと思います

硬化させるレジンも考えにはあったんですが古い技術者には思いつかない
発想転換が必要かもしれません(^0_0^)

ダメージは削る時代から再生保護になるのがこれからのケアと思えます
何故なら塗装が進化して研磨できない時代になってくるからです
Posted at 2008/09/26 12:33:30 | トラックバック(0) | 日記
2008年09月24日 イイね!

可愛い悪戯

先日施工したお車にお子様が油性マジックでお絵かきされたとの事(苦笑)


無理にわからず触るよりご来店いただければ処理いたします^^




確かに何かを書きたくなるようなデザインと色のお車でしたので(笑)


Posted at 2008/09/26 13:03:00 | トラックバック(0) | 日記
2008年09月19日 イイね!

理想のケアシステムが完成か!

お近くに来られたとの事でADJ master の阿部社長がご来店され久々に熱く遅くまで談義しましたね^^
以前、北海道でお会いした時よりも熱意と自信に満ち溢れて柔らかくなったように
感じましたし技術理論共に以前の技術の間違いや正しい考え方など本当に納得します

人間関係で鬱気味でしたが阿部社長の前向きな議論で元気が頂けましたありがとうございます(笑)

今回、阿部社長が作られた画期的な技術を見せていただきました

私は以前より必要な分塗るクリヤ塗装のように塗装をケアできればずっと
塗膜を減らすことなく綺麗な状態を維持していけると考えていました

溶剤の考え方を少し変えると・・・・出来るんですね(o^0^o)/

表面に傷を付けてみます


ある処理をしてADJコーティングを塗りこんでいきます


数度繰り返すと・・・^^

色々な薬剤、技術論がある中で究極だと思いますし業界は変わるでしょう

この技術を同じ志を持った方々が使っていくことを望みます
Posted at 2008/09/24 11:27:26 | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

1959年生れのPCS創設者。 愛知県トヨタ車体塗装課に配属、塗装技能士を習得する。自ら製造メーカー塗装ラインの全工程を実務経験後、保全課に転属。アニオンからカ...
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