去年の11月に家から撮ったダイヤモンド富士

この時を機に1月末~2月にやってくるダイヤモンド富士チャンスを追いかけてみようと思っていました
冬至から夏至にかけて、太陽の沈む位置は南から北に北上していくので

ダイヤモンド富士が見られるポイントは北から南に南下してきます
★印はこの冬撮影したポイント
「日の出・日の入りマップ」を使って観測ポイントの目星を付けました

富士山頂は当然標高が高いので、日の入りの位置を富士山頂として目安にすると、実際に沈む太陽の位置は富士山の左側になってしまうため、少し右側(北側)に日の入りの位置を持ってくる必要があります
上の写真では羽田空港第1ターミナルからダイヤモンド富士が見える2/26の日の入り方向ですが、山頂から結構ずれます
富士山からの距離によってもずれる幅は当然変わってきます
有料アプリを使ったりすればもっと正確に計れるようですが一旦この方法で確認して、一度観測ポイントがわかれば、同じように目星を付けられるようになるはず
ダイヤモンド富士が家から見えた去年の11月の日の入りポイントと、「日の出・日の入りマップ」の日の入り位置から、国道298号の葛飾大橋の辺りからもう少し北側と見当をつけます

ただ、ここは2018年に開通した外環道の高架が遮るため富士山自体が見えないのではないかなと
この周辺に見に行ったことはないので実際に見えるかどうか不明だけど、ストリートビューで確認する限り見えなそう
ということで、まずは1/26(金)にテレワークから午後半休にして偵察

千葉県松戸市矢切
24時間開放されている矢切の渡しの無料駐車場(繁忙期などは不明)
その前に…

少し南側(矢切の渡しの船着き場近く)に「矢切の渡し公園」が整備中なのでこちらも合わせて偵察
小高い山があるだけでまだ何もない

この山に登っても江戸川の土手より低いので景色が良い訳でもなく…
真新しい「野菊の墓」という小説の碑がポツンと
バスターミナルも整備中

この辺は道も狭いし駅からも遠くて不便な場所なので「矢切の渡し」の歌で有名な場所なんだからもっと早くから整備しても良かったのでは?
対岸は柴又で、柴又帝釈天や寅さん記念館と合わせて渡し舟に乗った人はそのまま往復して戻っていく人が大半な感じ
河川敷に下りると見慣れない鳥が

ツグミのようです
ゴルフ場の間を進むと「矢切の渡し」渡船場

江戸川にあったとされる40の渡しのうち唯一残されている渡し舟(土日祝に運行中)
土手の上には「魚釣りの少年像」

寅さんの幼少期のイメージなのかと思ってたけど関係ないみたい?
話しが大分それましたが、この日は偵察なので…
「矢切の渡し公園」の駐車場は17:00までで、日没(17:01)には閉まってしまうので24時間開放の駐車場へ移動します

公園が整備されたらこっちは閉鎖されてしまう気がしてる…
土手の上を北上して

見えているのは国道6号線の新葛飾橋とJR常磐線の鉄橋
橋を渡って東京都葛飾区へ

ダイヤモンド富士ポイントは橋を渡ってもう少し先か…
あー、やっぱり

この先にJR金町駅があるのでビルが増えるんですね
矢切側に戻ってここら辺かな

日が高いうちは眩しくて富士山自体が確認できないのが難しいところ
大気の状況にもよるけど

太陽がこの位置でも富士山は薄っすらとしか見えない
太陽が沈んでいくと富士山も見えてくるように
もうちょっと

すると富士山の右上に向かって黒い部分が伸びてきて
沈むとはっきりと確認できるように

これは富士山の影が空(大気)に映ったもので、富士山が重なっているように見える「二重富士」にもなる現象
太陽が完全に沈むと影も消えて富士山がよりくっきりと
富士山と江戸川の夕景

時間が経つとより赤い夕焼けに
この日はダイヤモンド富士にならないのはわかっていたけど、偵察と撮影練習にはなったようでこれからに期待
ブログ一覧 |
ダイヤモンド富士 | 旅行/地域
Posted at
2024/05/25 21:17:19