2019年03月22日

ある秋の日の出来事と題して続けてきたこの記録もついに感動の!?フィナーレです笑
保健所に連れていくか、元の場所に戻すか・・・・
それにしても手のひらに乗りそうなほど小さくやせ細ったこの子猫がこのまま生きていけるとは思いませんでした。
そのため、まずは動物病院に連れて行こうと、日曜日の夜に開院している動物病院を検索して連れていくことにしました。
動物病院でも相変わらず暴れまわして診察どころではありませんでしたが、何とか獣医の先生に頑張ってもらって採血と診察をしていただきました。
生まれてすぐに捨てられたようで、栄養失調でやせ細ってはいるものの、病気の検査は陰性で、栄養さえしっかりと摂取できれば生きていけるだろうとの事でした。
ただこれから夜間が冷え込む季節になってくるので今の体格では野外で冬は乗り切れないかも・・・と。
そっか、真っ黒で泥だらけだけど、ちゃんと食べれば生きていけるのか・・・
3年前にちゃちゃまるが死んでから、我が家にはペットはいませんでした。
1歳にもなっていない娘もいるのでペットは当分飼うつもりはなかったのですが、生きられる命をみすみす我々の判断で断つような決断はできませんでした。
こんな出会いにも何か運命的なものを感じ、
「飼うので連れて帰ります。」
と動物病院を出たのでした。
ただ、捨て猫で、半分野生化していて人を恐れてしまっているので飼うことに関しては相当覚悟をしてくださいと獣医さんには念を押されました。
それから数週間は本当に格闘でした苦笑
当初べとべとのススで真っ黒だったのですが、何回かお風呂に入れていくうちに茶トラであることが判明しました笑
しかもめっちゃ可愛い(^^v
人間を恐れてしまっている躾も何もない野良猫を家族みんなで愛情漬けにして我々に慣れさせていきました。
今となっては笑い話ですが、てんやわんやの格闘の末、いまではすっかり家族に慣れてくれて家族の一員になってくれました。
画像は我が家に来て数週間後、やっとフロアに自分から出てきてくれるようになった時のものです。
4000台の車が停まるイオンモールの駐車場でなぜか我が家の車を選んで乗り込んでくれた凶暴でおっちょこちょいな野良猫が我が家の家族になったお話はこれでおしまいです。
我が家の新しい家族の名前は・・・・
「イオン」
です。もちろんスペルは
「ion」ではなく「AEON」です笑
おしまい
Posted at 2019/03/22 13:53:19 | |
トラックバック(0) |
家族 | 日記
2019年03月01日

時々止まりながら安否確認を行いつつ、そろりそろりと車を走らせ、無事ディーラーに到着しました。
事情を説明すると、
メカニックの方が車を持ち上げてアンダーパネルを外し、確認してくれました。
どうやら燃料タンクの周囲に何かいるようです。
タイヤなど回転するものやエンジンから離れた場所に侵入していたため命は無事なようです。
車の奥に手を伸ばしては逃げられと、格闘していただくこと15分くらいでしょうか、
「ィギャーーーー」という鳴き声とともに、スス汚れて全身真っ黒でベトベトで何色なのかもわからない、ひどく汚い、手のひらに乗りそうなほど小さくやせ細った子猫が捕獲されました。
恐怖心からかひどい興奮状態で凶暴でメカニックさんの手を噛んで引っ掻いて暴れまわしているので即座に段ボール箱に詰め込みました。
ディーラーの方からは、
「走行に支障がきたすかもしれないとの事で、生き物の捕獲は行いましたが、申し訳ございませんが、この後どうされるかまでは我々では何もできませんので、元の場所に戻しに行っていただくか、保健所に連れて行っていただくか、お任せいたします。」
と言われ、おっしゃる通りだと思いながら、さて、この子猫をどうするべきか、頭を抱えることになってしまったのです。
つづく
Posted at 2019/03/01 11:36:58 | |
トラックバック(0) |
家族 | 日記
2019年02月23日

えらく慌てて呼んでいるので仕方なしに筋トレを中断して降りると、
妻 「車のところから声が聞こえる!」
私 「えっ?? 何の??」
妻 「猫!」
私 「まじか!?」
そろりそろりと車に近づいて聞き耳を立てると、
「みゃぁー」
とか細い声で子猫のような鳴き声が聞こえた気がしました。
どこかの野良猫が車の下にでももぐりこんだのだろうと車の下をのぞき込みましたがどこにもいません。
やっぱり気のせいか、としばらく車から離れると、今度はさっきより確実に大きな声で
「みゃーーーーぁ」
やっぱり鳴いています。
でも車の下にはいません。
車の下に潜り込んでしばらくじっとこらえていると、車両後部の車体の中から猫の鳴き声が聞こえました。
もぞもぞ動いている気配もします。
まさか!!!?
ここで、さっきのショッピングモールのJAFと、帰り際のどこからか聞こえた猫の鳴き声がつながりました!!!
つまり、
ショッピングモールわきの雑木林に捨てられた子猫が、
どこか隠れるところを探してプリウスに乗り込んだがJAFが来て逃げ出し、
なぜか4000台停まっている車の中でうちのAクラスに乗り込み
運よく駆動系などに挟まれることなく生きたまま
我が家までついてきてしまった・・・・
なんていうか、奇跡としか言いようのないことが起こってしまいました。
ただ、野良ちゃんですし放っておけば勝手に出ていくだろうと放っておいたのですが夜になっても鳴き声はやまず一向に出てきません。
エンジンなど熱いところに触れればやけどをしてしまうかもしれないし、どこかにはさまって出てこれなくなっているのかもしれません。
ショッピングモールからうちまで生きて車にしがみついていた子だから、あと少しなら大丈夫かと、賭けだったのですが、意を決してディーラーに車を持って行ったのでした。
つづく
Posted at 2019/02/23 20:42:46 | |
トラックバック(0) |
家族 | 日記
2019年02月20日

「にゃあ?」
駐車場から公道へ出る信号待ちの時にそんな声がどこかで聞こえました。
妻と、
「こんな感じで動物の声が車内から聞こえたからJAF呼んだじゃないのー?
今のは猫の声っぽかったよねー笑」
なんて笑い話をしながら帰路についたのでした。
そのあとは何事もなく帰宅し、ガレージに車を入れ、妻は1階で買った品物の収納、私は2階のトレーニングルームで筋トレを始めました。
ベンチプレスを必死で上げていると、、、、
突然、下の階から妻が慌てて私を呼んできたのでした。
つづく
Posted at 2019/02/20 19:59:02 | |
トラックバック(0) |
家族 | 日記
2019年02月18日

さて、そんなプリウスの事はすっかり忘れて数時間、買い物を楽しんで帰宅しようと自分の車に乗り込んだ時でした。
妻 「そういえば野次馬みたいに見に行ってたけどあのJAFなんやったん?」
私 「う~ん、よくわからん」
全く気にも留めていなかったのですが、いざ何だったのか聞かれると気になります。
JAFが止まっていた場所にはもうレッカーやプリウスはいなくなっていました。
そこで、私が見聞きした内容を思い出し、名探偵コナン張りに推理をしてみました。
その時、私が一番引っかかっていた言葉が、
JAFの作業員の方の、
JAF 「かなり隅々まで確認しましたがもういないようですね」
「いない!?」
おばさまの、音が鳴ったという訴えに、JAFの方は
音が無くなったとは返答せずに、「いなくなった」と答えていたのです。
故障などの異音であれば、聞こえなくなった、や、音が出なくなったと答えると思いますが、私には確かに、「いなくなった」と聞こえました。
このショッピングモール駐車場の環境はというと、
広大な敷地の周囲は1周ぐるりと植栽というか並木のように木が植えられていて、背の高い木の根元には背の低い植え込みなどもあり、隠れるスペース、日陰もあり、また、来客の捨てるごみなどから食べ物も確保できそうで、野鳥やイタチなど野生の生き物が住んでいます。
また、心無い人間が子犬や子猫を捨てることもあり捨てられた動物たちを見かけることもあります。
それらを考え合わせると、至った結論は、
「ショッピングモール周囲の雑木林に住んでいるイタチか捨て犬か捨て猫か何かが、プリウスのどこかに潜り込み、おばさまたちがお買い物を終えて乗ったところ、車の前部から生き物の鳴き声か、動くような異音を聞いたため、JAFを呼んで調べてもらったが、JAFが到着した時にはその原因となった生き物は逃げていなくなってしまったため音はなくなり、おばさまたちは安心してプリウスに乗って帰って行かれた。」
というストーリーでした。
確かにそう考えるとすべてつじつまが合いますし、よくよく思い出してみると、最初、おばさま方が言っていたのは、
「音が鳴った」
ではなく
「鳴き声がした」
だったような気もします。
「これなら全部話が合うね、車に忍び込んじゃう変な生き物もいるんだね~」
「駐車場満車なのにすごい確率やね、まあそれより轢かれなくて逃げれたみたいでよかったね」
などと妻と話しながら
すべて合点がいってすっきりした気持ちで車のエンジンをかけて帰路につきました。
すると、その時です・・・・・
「にゃあ?」
つづく
Posted at 2019/02/18 14:06:04 | |
トラックバック(0) |
家族 | 日記