
天皇誕生日の休日は 東大寺を散策しました。
暖かな日曜日とは打って変わって冷たい風が吹いています。
東大寺は、世界最大の木造建築である大仏殿や、「お水取り」の舞台である二月堂、法華堂などがあって、じっくり見て回ると一日かけても足りないほどの大きい寺院です。
こちらは、東大寺 戒壇堂です。
754年、聖武上皇は光明皇太后らとともに唐から渡来した鑑真から戒を授かり、翌年、日本初の正式な授戒の場として戒壇院を建立したそうです。
鹿さんがくつろいで日向ぼっこしています。
「お水取り」の松明(たいまつ)でしょうか?
こちらは、東大寺 二月堂です。
奈良の早春の風物詩である「お水取り」が行われます。
「お水取り」は正式には修二会といい、8世紀から連綿と継続されている宗教行事です。
二月堂は修二会の行事用の建物として特化され、17世紀の再建ながら、修二会の作法や習俗ともども、中世の雰囲気を色濃く残しています。 2005年、国宝に指定されています。
二月堂の舞台は絶景のビュースポットです。
参拝者に人気の「お松明(たいまつ)」については、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3/1~11は二月堂近くの広場に入れる人数を制限し、離れた場所に拝観スペースを設け、参拝者が増える3/12~14には午後5時以降の二月堂周辺を立ち入り禁止として、映画監督 河瀬直美さんが撮影した修行の様子をライブ配信するそうです。
こちらは、東大寺 三昧堂(四月堂)です。
三昧堂は1021年に 仁仙大法師と助慶上人の二人が創建しました。
旧暦の四月に法華三昧行を行ったことから一般的に四月堂とも呼ばれ、かつては普賢菩薩像を本尊としていたことから普賢堂とも呼ばれていました。 現在のお堂は1681年に再建されました。
東大寺 法華堂 経庫
正倉院などと同じ「校倉造」の建築様式(重要文化財)です。
続いて 手向山八幡宮にお詣りします。
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2021/02/27 17:31:00