
祇王寺(ぎおうじ)は、京都市右京区の奥嵯峨にある真言宗大覚寺派の仏教寺院で尼寺です。
山号は高松山。 院号は往生院。本尊は大日如来。
祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、「平家物語」にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られています。
祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっています。
吉野窓
草庵の控えの間にある大きな丸窓を吉野窓と言い、境内の緑葉を通って差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出すことから「虹の窓」と称されています。
祇王寺の次に向かったのは ・・・
細い路地を抜けて厭離庵(えんりあん)に行きました。
厭離庵は、京都府京都市右京区にある臨済宗天龍寺派の寺院。
山号は如意山。本尊は如意輪観音。
藤原定家が小倉百人一首を編纂した小倉山荘跡にある寺として知られており、境内には書院の他、時雨亭・柳の水(硯の水)、定家塚や定家の嗣子である為家の墓が残されています。
紅葉の名所として、秋の紅葉シーズンに限り一般公開されています。
散り紅葉がとても美しいところとのことですが、紅葉のタイミングには早かったようです。
Posted at 2021/11/21 20:37:56 | |
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