
世界 四大博物館のひとつに名を連ねる「故宮博物院」。 中国歴代王朝の皇帝たちが収集したコレクションを基に、約69万点以上の至宝を収蔵する中国文化と芸術の殿堂で、常時約2万点が展示されています。
「故宮博物院」は清朝最後の皇帝、溥儀が北京の紫禁城から退去した後の1925年に、歴代皇帝が所有していた美術品を一般公開したのが始まりです。
1931年に満州事変による戦火を避けるために南京に移されましたが、毛沢東率いる共産党と蒋介石率いる国民党の間で内戦が起こり、形勢が不利になった国民党が台湾移転を決定。 精選した第一級の文物が1948年から3回にわたって台北に運ばれました。
食べられません! 白菜と角煮・・・
「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」は、翡翠(ひすい)を、白菜に虫がとまった形に彫刻した高さ19cmの美術品。 白菜には葉脈が表され、キリギリスは、体のひだや後ろ脚の細かなトゲまでこだわった造形です。
「肉形石(にくがたいし)」は、清朝時代に作られたとされる豚の角煮を模したとされる彫刻です。
翡翠(ひすい)を使った美術品がたくさん展示されていました。
こちらの屏風も翡翠(ひすい)で出来ています。
また、あらためて じっくり時間をかけて見学したいです。
Posted at 2019/08/24 10:17:42 | |
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