故障診断(OBD)

意外と関連記事が少ないので、情報を残しておきます。
スモールデュークはCAN系統が通っているので、自動車と同じ汎用故障診断(OBD)ツールが使えます。
ウチの年式(2012)のばあい、配線図のX295が故障診断コネクタです。

1 白(wh): BATT 12V
2 青(bu): CAN High
3 黄(ye): CAN Low
6 黒黄(bl-ye): GND

診断コネクタはタンデムシートの下あたりに出てきています。ゴムのキャップがついているので外します。

配線図の色とピン番号が一致していることを確認します。

(中略) 貧乏性なので、相手カプラーの入手は諦めて、端子にピンを直接挿し込むことにしました。
OBDアダプターはELM327系、Bluetoothタイプのものを使用しています。

故障診断にはAndroid appのTorqueを使います。
特に苦労することなく、普通につながりました。
吸気温、水温、スロットル開度、バキューム圧などモニターできます。

エラーコードをスキャンしてみます。
P0691は、以前ラジエータファンを強制的に作動させるスイッチを作った際、ラジエータファンリレーをアースに落としてエンジンチェックランプが点灯してしまったものです。
エラークリアしてみます。

だいたい消えました。残っているものはエンジン始動前(キーオン)に点灯しているチェックランプの分のようですので、気にしなくても良さそうです。