2012年10月27日
北海道も9月の残暑が嘘のように、一気に秋を通り越して初冬の様相を呈しております。
もはやスタッドレスタイヤでないと峠越えを躊躇してしまいます…ということで、先週末、私にしては異例の早さで夏タイヤ→スタッドレスタイヤに履き替えました。
実は、スタッドレスタイヤは、ルーテシアさん1年目(2008-2009)にタイ○館で購入したBSブリザックREVO2(サイズは純正と同じ185/60R15)を未だに履き続けています。残り溝の深さもぜんぜん余裕ですし。
そう、今回で5シーズン目になるわけですが、先日の道新(北海道新聞)に載ってたブリザックの広告で、スタッドレスタイヤの使用年数は?のアンケートに、「4年以上」という割合がたったの1割程度!!またまた~広告だからそんな結果なんでしょ?と勘ぐりつつも、若干不安になった私です。
が、あくまで買い替えはしないぞ!と言い張るための必死の言い訳&理屈をこねたいと思います。
しかし、念のため、タイ○館でタイヤのゴムの硬度を計ってもらって確証を得た方が良いかな。
①走行距離が少ない
現在、ルーテシアさんのオドメーターは4年半乗って未だに25,000km弱です…そして、夏タイヤと冬タイヤを履いている期間は、北海道という土地柄、ほぼ半年ずつ。しかし、走行距離としては冬場はあまり遠出をしない(スキー場に行かなくなりましたからねぇ)ため、夏タイヤ:冬タイヤ=6.5:3.5くらいと思います。
そうなると、これまで夏タイヤ(5シーズン分)と冬タイヤ(4シーズン)で刻んだ距離を計算してみると、夏タイヤ:冬タイヤ=32.5:14.0なので、、
夏タイヤ(ContiPremiumContact2):17,473km
冬タイヤ(BS BLIZZAK REVO2):7,527km
そう考えると、ブリザックREVO2では全然距離を乗ってないわけですよ。比率が多少間違ってたとしても1万キロ未満と思います。
ちなみに、夏タイヤもこれまた購入当時から装着されていたコンチプレミアムコンタクト2な訳ですが...これの残り溝がもうプラットフォーム+2mm程度しかないので、来シーズンには買い替えかな(汗)
②走行状況が良い
スタッドレスタイヤはゴム自体が軟らかいため、磨耗しやすいという宿命を背負ってます。しかも、アスファルトが剥き出しの路面を走るとその傾向は顕著です。
とはいえ、こちらは積雪路面&凍結路面の本場です。冬の初めと終わりには普通にアスファルト路面ですが、それ以外はあまりアスファルト路面を走ることがあまり無いので、非積雪地の方々から想像するほどには磨耗してないと思います。
また、冬タイヤで走行する時に気を付けていることとしては、「急」の付く動作をしない、ですかね。
これは冬道運転の鉄則として、北海道の自動車教習所や免許更新ではよく教えられますが、事故抑制のためだけではなく、私はスタッドレスタイヤの磨耗を抑制するためにも効果ありと思っています。
スタッドレスタイヤのゴムが軟らかいことで、ちょっとしたGの変化でもタイヤがグニャリとなります。
それはすなわち、磨耗につながります。なので、スタッドレスタイヤを履いているときは、路面状況がどうであれ、急加速、急ブレーキ、急ハンドルしないように、それ以上に、可能な限り穏やかな動作を心がけています。
③保管状況が良い
マンションの地下に物置があり、そこでタイヤを保管しています。
地下は日光が当たらない上、夏涼しく、冬暖かい。おまけに湿度高め。という環境なので、タイヤのゴムが劣化しにくい環境で保管できているかな、、と思います。
あと、外して夏タイヤに交換した際には、一度洗って乾かしてから物置にしまうようにしています。
④ブリザックというブランド
そして、5シーズン目も行ける!と判断するうえで、ブリザックというブランドだから、というのは外せません。
私とブリザックとの出会いは、遡ること1996年の冬になります。当時、友人から5万で買ったコロナ(初代FFであるST150)に乗ってましたが、スタッドレスタイヤも一緒に譲ってもらいました。それが、ブリザックPM-30でした。ブリザックといえば、当時は「MZ-01」がスタッドレス王者の地位を完全不動のものにしたと思うのですが、PM-30はそれの一つ前のモデルですね。
それまでは、実家のスカイライン(R30の1.8TI)に乗ってたのですが、父のこだわりでしぶとくスパイクタイヤを履いてました。しかし、冬道ではシグナルスタートで必ずケツを振ってしまう有様。当然、FRという駆動方式と私の技術の未熟さ、さらには扱いにくいクラッチにトルクの無いエンジン、、、と理由を挙げればきりが無いのですが、「スパイクタイヤでもこの程度なら仕方ないな」と思ってました(汗
でも、このブリザックPM-30を履いたコロナは、加速、減速、コーナリング、すべてのシチュエーションにおいて、スパイクタイヤを履いたスカイラインを凌駕するものでした。当時「いまどきのスタッドレスタイヤはこんなにグリップするもんなんだ!これならスパイクタイヤはいらない!」とカルチャーショックを受けました。
残念ながら、それ以降、自分でスタッドレスタイヤを購入する機会が無い(ルーテシアさんまで、中古車ばかりだったせいか、購入時に付いてきたスタッドレスタイヤしか履いたことがなかった)ため、しばらくブリザックから遠ざかることになったのですが、その間、よく耳にしてた情報としては、
「スタッドレスタイヤは、1年目ならどのメーカーもそれほど遜色ない。でも、2年目、3年目となっても効きを維持して劣化しにくいのがブリザック。」というものです。
なので、ルーテシアさんの乗り換えを機に、自分でスタッドレスタイヤを購入する際には、最終的にブリザックREVO2となったわけです。
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なお、これらはあくまで私の主観であって、ブリザック以外の他銘柄でも、素晴らしい能力を持ったスタッドレスタイヤがあるかもしれません。それに、ブリザックは他銘柄に比べて価格が高いです。私は「多少高くても良いから、信頼性・制動能力の高いタイヤを。でも、長期間使う分大事にするからね。」という意見の持ち主ですが、年間走行距離が多い人であれば、それよりも安価なタイヤを1年ごとに買い換える、という選択肢もありと思います。
とはいえ、アジアンメーカーや大手カー用品店ブランド(オート○ックスとか)のスタッドレスタイヤは正直信用していませんが。。
そして、ご自身のスタッドレスタイヤがまだ使えるかどうかは、残り溝と硬度を計ったうえで判断してくださいね。
…と思ったら、もう3:30!さすがに寝ないと。
Posted at 2012/10/27 03:40:14 | |
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