サトカメ@RSのブログ一覧

私の思っていたのが「そのとおり」でスカッ！としました（嬉）

ホットバージョンＤＶＤの87号で新型シビックＲとＳ２０００の対決をノーマルとチューンドでやっていました。
結果はノーマルではシビックＲの勝ち、チューンドではＳ２０００の圧勝でした。
チューンドタイプＲはＳＰＯＯＮのライトチューンでタイヤはＲＥ-01Ｒのフロント255-35-18、リア225-40-18。Ｓ２０００は両方ＡＰ１でシーカーのライトチューン（２㍑）でタイヤ前後255-40-17のネオバとＪ’ｓのフルチューン（2.2㍑）、タイヤ前後255-40-17のＲＥ-01Ｒでした。

これによりわかった事がたくさんあります。
今まではノーマルカーでしか比較された事の無かったシビックＲとＳ２０００。重いのにシビックＲのが速いとか雑誌では言われていて、このＤＶＤでもその通りでした。その後シビックはボディがいいとかエンジンがいいとか速い理由を語っていましたが、結局は速さの秘訣は専用タイヤの「ポテンザＲＥ070」というＳタイヤのようなトレッドパターンのグリップとファイナル5.0という超ローギア－ドなファイナルギアによるものだと思います。今までもＤＣ２の98スペックでもやったようにファイナルギアをローギアード化して速くする方式をノーマル状態で行ってましたが、トルクの無いＮＡマシンにはこの効果は排気量アップに値するほどスゴイです。
さらにＲＥ070というタイヤは、テストで同じサイズのラジアル最強のグリップを誇るＲＥ-01Ｒとの比較を行ったところ、筑波でコンマ2秒ほど速いのです！

なので、Ｓ２０００がノーマルタイヤで格段にグリップの劣る「ＲＥ050」でファイナルギアは4.1。この２点を改善するだけで新型シビックＲなんてかる～く蹴散らせるのです。
さらに付け加えると現行のＡＰ２はレブリミットが8000回転でＶＴＥＣ領域が狭いので、これをアミューズのＥＣＵで8500回転レブに変える事によりさらに速さが増します。
確かにメーカーチューンドなタイプＲは立派ですが、同じ土俵に立たせればＦＦ４ドアセダンとＦＲ２シータースポーツの差は出るに決まってるのです。
それを単にノーマルだからと言ってシビックＲとＳ２０００を比較してどっちが速い遅いと騒いでいるメディアは「アホ」です。ノーマル同士の対決をやった後に、せめてタイヤだけでも同銘柄にあわせて対決させて結果はこうでした、という所までやるのがプロではないでしょうか？
要するに今までのＦＦタイプＲ以上にチューンドの伸び白が無い車という事でしょう。

逆に言うとＳ２０００のファイナル交換は必須メニューであるのが再認識できましたが、そんなお金はないなぁ‥