今回もマニアックな長文ブログになりますので、お暇な方のみお付き合い願いますm(__)m
寿命が近い?Fキャリパー(XYZ大型6POT)&ローター入れ替えにあたり。。。
本命はブレンボ6POTモノブロック(AMGタイプ)でした(^_^;)
以前の
ブログ参照
しかし、幾つかの取り扱い店に問い合わせるも、欧州車メインというショップが多く、国産車に対する温度差や価格等の理由から、色々悩んだ末にほぼ同サイズ・スペック?で実績のあるXYZの新型6POTモノブロックを選択。
昨年9月にオーダーし、納期3か月という話だったのが何故か10月に納品www
早速取付を試みるも、ローターオフセットやブラケット形状の変更と自分自身の誤った思い込みにより取付出来ず。。。
その後、販売代理店と様々なやり取りをしたり、打開策としてワンオフスペーサーを作成して貰ったり…と、色々な事がありましたが、詳細は省略します。(←結果的に全て不要だったので…)
元々、商品が届いた時点で色が微妙に気に入らなかった事もあり、気分転換に色換え、ロゴ変更を業者さんに依頼したのが昨年末でした。
年明け早々にはイメチェン完了したキャリパーが手許に届きました!
しかし、自分の勤務が不規則で、貴重な休日が雨だったり、体調を崩したりして取付作業が延び延びになっておりました。。。
ようやく再度の取付作業に着手出来たのは4月中旬。
(5月のオフ会に間に合わせたいという思いもあり…。)
意気揚々とワンオフスペーサーをナックルとブラケットの間に挟んで固定し、ローター・キャリパーを固定しようとするも…
角度を変えて見ると明らかにこのスペーサーは不要(>_<)
以前の数時間の悪戦苦闘は一体何だったのかwww
今回の経験から得た教訓は、作業環境を整える事の重要性(←何を今更という声が聞こえてきそうですが…)
とりあえず、ローター・キャリパーが正しい位置関係で取付出来たものの、今度はパッドがキャリパーに途中までしか入らないという。。。
勿論、そのパッドはキット付属品です。
2枚目の画像を見ていただくとお分かりになると思いますが、パッドが入る部分の左右に金属のプレートがあるのですが、この間隔が微妙に狭いんですよ┐(´д`)┌
一度外して取付し直したりするも効果なく。。。
このプレートはパッドが左右に動くのを抑制する方向にテンションが掛かるようになっており、それ自体は鳴きや不快な打音等を防ぐ為にも重要な存在なのですが…。
またしても、代理店に問い合わせたり、自分なりに色々と検証したり…
(代理店の回答を要約するとキャリパーの問題ではなく、パッドの製造ミスが考えられるとの事。)
ちなみにキット付属品はXYZ純正品ではなく、国内有名メーカーがXYZ用に作った低ダストパッド。
(これは後述する過去の経験を踏まえ自ら選択した物です。)
その現物パッドの横幅を手持ちのノギスで計測すると152mmで
XYZのHPに記載されている通り。
そうなると、考えられる可能性としては再塗装による塗膜厚増しかない???
…だとしたら、代理店やメーカーに責任を問う事は出来ないですよねぇ(^_^;)
さて、XYZキャリパーのパッドはAP Racingと互換性があるのは知る人ぞ知るところ。
色んなパッドメーカーのサイトで形状図を見ると、同じAPの6POT用でも横幅152mmと151.8mmの物とが存在しています。
誤差の範囲と言われそうですが、(実際、形状図の寸法に1mm程度の誤差があるのは普通との回答をくれたメーカーもありました。)結果的にこの0.2mmの違いが明暗を分ける事になったのです。
ワンオフでパッドを作って貰うなど色んな可能性を模索している中で、ふと思い出したのが、現在使用中の旧型6POTのキットに元々付属していたパッド(XYZ純正品)です。
そう、コチラの
整備手帳に載せてた物
このパッドは鬼のようなダストに閉口して短期間で使用を止めてましたが、押入れから引っ張り出して横幅を測ってみると151.8mm!
試しに新キャリパーに入れてみると、素晴らしいフィット感で見事に最奥まで入りました!!
ところで、このパッド、使用期間1か月程度だったので、山はたっぷり残っていますが、流石にあのダストを思い出すとそのまま装着という訳には行かず。。。
そこで、XYZ純正の座金だけ活かしてライニングを張替えて貰うという方法に辿り着きました。
色んなショップさんがありますが、ローターでもお世話になった事のあるVOINGさんの低ダストパッドを選択(^^
ブログでもチラっと紹介していただきました(^_^;)
使用済みパッドを送ってから正味3日という仕事の速さで返送されてきたのがコチラ↓

塗装色も複数から選択出来るのですが、どうせ使えば汚れるので標準の黒にしました(^_^;)
そして本日、天気予報では曇りだったのが、何故か終日小雨が降るという中で再再度の作業決行!
過去2回の失敗と、それを踏まえての脳内シミュレーションの成果で?作業は順調に進行(≧▽≦)
…で、いきなり完成画像www
作業の途中経過は
整備手帳にうpするかも???
キャリパーサイズは旧型より若干大きくなっていますが、モノブロック化のお蔭か重量は逆に軽くなっています♪
ローター径は旧型と同じですが、スリットではなくドリルドを選択。
またしても、リアとの統一感が・・・(^_^;)
さて、換装後は当然ながら試走に行ってきました♪
まだ、エア抜きが完全ではなく、パッドの当たりも付いていないという段階ではありますが…
想定通り、ブレーキペダルのタッチが柔らかく、踏みしろが奥になりました(>_<)
コレは新キャリパーのピストン径が旧キャリパーよりも若干大きくなっている事に起因しているものと考えられます。

注)旧キャリパーはダストブーツ無しに対し、新キャリパーはダストブーツ付きなので、画像では純粋なピストンサイズの違いは分かり難いと思いますm(__)m
制動力自体には特に問題無く、低ダストパッドの多くがそうであるように、手前からガツンと効くタイプでは無く、踏めば踏んだだけ制動力が増すというコントローラブルな味付けです☆
ある程度走ってから再度のエア抜きを行い、更には既に準備しているビッグマスターへの入れ替えを実施すればブレーキシステム完成???
そして、作業中に新ルーホイの型紙でクリアランス確認も取ったので、近々オーダーするかも(謎笑
以上、途中経過ではありますが、長文にお付き合いいただいた方々、有難うございましたm(__)m