
ずっと前からやってみたいと思っていた、ヘッドランプカバーのウレタンクリア塗装です。
塗装はほとんど経験がなく、ネットでいろいろ情報を集めてきました。どれ位の粗さのペーパーを使用するのかとか、スプレーの吹き方とか。。その中でもYouTubeの整備士のおじさんの動画が、実験的な内容で面白く参考になりました。

ヘッドライトカバーは黄変し、一部ハードコートが剥がれていたり、さらに全体的に無数のクラックに覆われている状態です。
かなり酷い状態です。

本番作業前に検証を一つしてみました。
話によると、市販の虫よけ剤の有効成分が表面の汚れや劣化したコーティングを落とす(溶かす)ようです。家に有ったもので試してみることにします。有効成分(ディート)が5%のものです。

確かに落ちます。
・・・が、べたつきが凄く作業性が悪いので止めました。

本番はライトユニットを外して作業することにしました。
バンパーを外し(浮かせ)ないとライトユニットのボルトが外せません。

外れて道端に落ちて無くなったと思っていたウォッシャータンクのフタ、バンパー裏で奇跡の再会。

外したライトユニットはコネクターを防水処置した後、耐水ペーパーで表面を研磨します。
#320の荒いペーパーから始めました。

その後、→#400→#600→#800→#1000と磨きました。
最終的に表面は画像の通り真っ白です。

研磨完了後は食器用洗剤で洗い、乾燥させた後、黒いプラスチックの部分に塗料が掛からないようマスキングしました。

今回使用するウレタンクリアスプレーです。
まったくの素人なのでうまくいくか不安です。一発勝負なところもあるのでなおさら。

・・・そして大きく時間は進み、塗りは完了です。
使用量は個人の加減や技量によると思いますが、私の場合はギリギリ1本で完了させました。缶の中身が少なくなってくると段々噴射が怪しくなってくるので最後まで使いきれません。

2,3時間ほど放置、触れるようになったところで車体に取り付けました。
まだ完全に硬化していないので慎重に取り扱います。

満足いく出来栄えです。クラックも完全に除去できたようです。
ただ素人の作業ゆえに、近づいてみると塗装肌で、ほこりの付着もあります。
塗料の硬化後に#2000程度で平滑に研磨し、コンパウンドで磨き上げるときれいになるそうです。
パッと見いい感じなのでやらなくても良いと思いますが、家にランダムサンダーが眠っているので時間がある時に引っ張り出してきてやってみたいと思います。

比較画像 作業前

作業後
ロービームのふわっとした光は内側が煤けているために出るように思います。
レンズは外して清掃した事がありますがやはり煤けていました。なにかいい手があれば。。
Posted at 2021/07/11 00:04:53 | |
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