
取り外したオルタネーターの整備を始めました。
世界の諸先輩方がいくつもオルタネーターの分解動画をアップされています。
いくつも視聴しながら知識を深めていきます。
その中でもイタリアの先輩がアップした動画がオルタネーターの形状が似ているし、作業の流れ的にも私自身しっくりきたのでこの動画を参考にさせてもらうことにしました。ただ何言ってるかさっぱり分かりません。ボルト4本外す時「クアトロ」と言っているのだけは聞き取れました。

まずはブラシです。12万キロ走行後の摩耗状況です。まだまだいけそうです。
折角外したので交換することにします。

まだ交換部品が来ていないので今回は取り外しだけ。
ハンダ部分をニッパーで切れるだけ切って、棒やすりで平らにしていきます。
表面に銅色の「◎」が浮き出てくるのでその中心をコテで熱すると中のスプリングの力でブラシが飛び出てきます。
右のブラシが実際の残りの長さです。左はいじくって折れてしまいました。

スリップリングは磨いて継続使用します。

写真撮り忘れ、代用画像です。
プーリーは24mmのナットで固定されています。
トルクス+オフセットのメガネ+腕力を使うか、インパクトがあれば楽です。
私は少し力のある(180Nm)電動インパクトドライバーを使用したところあっさり緩みました。

本体を分解するには3つのカシメを解く必要があります。
イタリアのパイセンは何の躊躇もなくニッパーでカシメを切断していました。
その後リングスリーブで繋いだ模様。

私はできるだけ元の状態にしておきたかったので、細いマイナスやラジオペンチなどでこじ開けることにしました。
電線と端子はハンダ?で少し接着されているようで中々手ごわく、電子工作用の40wのコテは全く歯が立ちませんでした。

ボルト4本を外し、2つに分離することができました。
スリップリング側に付いているベアリング
NSK 6202DW8 POLAND

さらに左側のシャフト部分も外します。
ここのベアリングは、
NSK B17-102DG36 POLAND
両方とも市販されていないようです。

今回用意したのは、
不二越 6202-2NSE、6303-2NSE
地元のホームセンターで購入しました。
GW期間中の整備はこれで終わり。
あとはブラシが到着したら作業再開です。
Posted at 2020/05/06 13:09:10 | |
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