以前より足回りにガタがあるような感じの乗り心地がしていました。手を入れたいと思っていましたが、冬場は特に出来ることもなく、可動部に給脂して変化があるか試してみたりしていました。
足回り可動部にシリコンスプレーしてみます。
画像はフロントのアッパーアームの可動部です。
ここにシリコンスプレーしたところ足の動きがものすごく悪くなり、突き上げが醜い状態になりました。
パーツクリーナーで洗浄して元に戻りました。
フロントスタビライザーのマウントブッシュもスプレー後の感触が良くなかったのでこれも洗浄して戻しました。
年数も経って劣化している可能性があると思い、ブッシュ関係のパーツ入手に取り掛かりました。

メンバーさんから安く国内入手出来ると教えていただきましたが、すでに発注済みでした。すみません。。
今回入手した物はユッチンソン製です。
自転車タイヤでなじみがあったのと、ちょっとピンとくる物があったためこれにしました。
想像と違っていたのは、ブッシュのケース部分が樹脂製だった事です。
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送料 6ポンド

運転席側から始めます。
ジャッキアップしタイヤを外し、泥除けの後ろ半分を外します。シャフトの長さの関係で泥除けを外さないと抜けません。
ナットを外しシャフトを抜くとアッパーアームが跳ね上がります。
中心部分に大きめのマイナスを差し込み抉ると片側があっさり抜けました。

もう片方は、以前別のブッシュ交換で使った全ねじボルトやナット達を使用します。
ブッシュのインナーを押す形になりますが、これでも問題なく抜けてきました。

左から、新品・後ろ側・前側です。
先に抜けたのは前側で、中で回っていたからか、アップライトのアルミが全周に擦り付いています。
これではブッシュの捻じれ効果が得られません。乗り心地悪化はここに有った様です。
ゴムに千切れや亀裂などはありませんでした。
キャップは前側は結構擦れている状態、後ろ側はほぼ無傷で刻印がはっきり残っています。
新品のキャップは刻印がリューターで削ってあります。 ←ピンときた部分
削るならもっと丁寧に削ってほしい。。

前側がトゥルントゥルンになってます。内径が大きくなっている可能性も。。
少しだけペーパー掛けしました。

新しいブッシュの取り付け。
ナットをぐいぐい締めていきます。
ただこれだと、インナーが少し押されているので着座前に中央部でインナー同士が当たってしまいます。

インナーが押されないようにアタッチメントに換えて再度締め込み。
この辺りで、締め込み後の全ねじボルトを抜くスペースが無い事に気づく。
前側の泥除けを外し解決。
装着完了です。見た目が変わらないので、達成感はあまり無い。。

泥除けを外すことを想定していたので、複合作業としてスタビライザーのマウントブッシュも交換します。
ただのゴムの塊かと思っていましたが、中に金属のプレートが入っているようです。
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新旧比較 きれいな状態なのでまだ交換しなくても良かったかもしれません。
元々付いていたものは、レムフォーダーのマークが入っていました。
今度は助手席側に取り掛かります。
あらかじめ両方の泥除けを外しておきます。
フロントのオーバーハングが長いからか、前側の泥除け内はガラガラ。
小動物が巣を作ったり憩いの場にならない事を願う。

取り外した助手席側ブッシュです。左が前側です。
こちらも運転席側と同じく前側が回るようになっていたようです。
その後スタビライザーのマウントブッシュも交換し試乗しました。
ガタ感も解消し、足回りも以前より良く動くように感じました。
Posted at 2017/04/09 02:53:50 | |
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