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柿の種swのブログ一覧

2020年02月26日 イイね!

フロント ハブベアリングのメンテナンス

フロント ハブベアリングのメンテナンス改善型のナックルを入手しました。今回は中古品です。

仕様変更か今新品をオーダーするとタイロッドエンドを差し込む穴の径が違うタイプとなるようで、それに合わせてタイロッドエンドも交換が必要となってしまいます。

地元にある欧州車専門のお店で「ロアジョイント部が改善型でタイロッドエンドの径が大きい方」を見つけてもらいました。

購入したナックルを点検してみました。
ハブを手で回してみるとガタや引っ掛かりはありませんが、回転音が少し乾いた感じで比較的軽い力で回る状態です。
静かな所で単体で回して聞こえる程度なので、多分ドライブシャフトやミッションなどが結合されている車載状態では判らないかもしれません。エンジンが掛かっていたらまず聞こえないと思います。
ただこのままの使用ではいずれ早期にダメになると思い、交換も想定して開けてみることにしました。



まずはハブの裏側からソケットを当てて叩いて外しました。
ロアジョイントは外してあります。(新品購入済なので)



ハブ側のインナーレースです。
表面に傷や荒れもなく状態はいいようです。



ハブ側のボールベアリングの画像です。
グリスが硬化しています。以前リアを見た時もグリスがこんな感じだったと思います。ボール表面に傷などなく問題ないようです。
外すときに樹脂製ボール保持器の矢印箇所(インナーレースの溝にはまる部分)1か所が1mmほど削れてしまいました。
外れ止めになっている所を強引に外した格好になるので仕方ありません。



ボールと保持器を取り出した所。
アウターレースも傷や荒れはありませんでした。
複列の間にたまっているグリスは状態を保っていましたが、ここはあまり使われない部分?
グリスを拭き取ると内側のボール保持器が見えるようになります。



今度は内側(ドライブシャフト側)です。
邪魔になりそうなのでスナップリングを外しました。
外したところのベアリング側面には「NSK 45BWD14A ENGLAND」の表記がありました。
インナーレースはハブ側から細いマイナスを使用し外れ止めを解除して取り出しました。



内側のボールベアリング部
なんだかハブ側とは雰囲気が違いグリスがほとんど付着してません。ウエスで拭いてみると少し黒っぽい汚れが付きました。




ただアウターレースもボールも傷や変色もなくハブ側と同じ光沢感です。
もしかしたらミクロ単位で摩耗しているのかもしれません。
写真を撮り忘れましたが、インナーレースも傷などの問題はありませんでした。



思案の結果、このまま組み上げて使うことにしました。
ロアジョイントは、当初ロアジョイントだけ交換のつもりで事前購入しておいたものです。



グリスはドライブシャフトを扱った時に余った「レッドライン CV-2」を使用しました。
ホイールベアリング、CVジョイント、高速ベアリングに使用できるとのことです。



グリス充填はシリンジの使用が楽で良いです。



詰め過ぎは良くないとの事なので加減して充填しました。
一応シールのリップ部分にラバーグリスを塗っておきました。



スナップリング、ロアジョイントを取り付け完成です。
その後グリスをなじませる目的でしばらくベアリングを手で回しましたが、適度な重さで滑らかに回り、無音と言って良いレベルになりました。

後は叩いた時のダメージが無ければ良いのですが。。







Posted at 2020/02/26 13:02:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2020年02月19日 イイね!

フロント ロアジョイントの不具合

フロント ロアジョイントの不具合フロントのロアジョイントの不具合です。
ガタが発生しています。



おそらく水の侵入によるベアリングの腐食と思われます。
ロアジョイント部に水が集まりやすい形状で、シールの隙間から水が入ってしまいます。

今回はロアジョイントの交換ではなく、
水の侵入を防ぐ形状をした改善型のナックルに交換することにしました。
Posted at 2020/02/19 23:35:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2019年08月02日 イイね!

フロントブレーキ引きずり再発・原因判明

フロントブレーキ引きずり再発・原因判明またまたフロントブレーキの引き摺りが発生してしまいました。
走り始めは問題なく、温まってきた頃に引き摺りが発生する現象です。
これまでエア抜き、ピストンシール、スライドピン回り、ローターの面取りなどやっています。残るところはブレーキラインやマスターシリンダー、ブースター、もしかしたらABSユニット。

さてどこでしょう。。

血眼になってネットで調べ、ついに有力な情報を得ることができました。
それは某日本車メーカーのサイトに在りました。
RALLIART VersionRという車種で同じような症状があるようで、サイトには原因と点検要領がアナウンスされていました。
それによると、ブレーキホースの中間金具の内側に錆が堆積しホースが圧迫されフルードの通路が狭まるとのこと。
温まるとホースの膨張などでさらに通路が狭くなり、ブレーキペダルを離してもフルード戻りが悪いため残圧が発生する、、ということらしいです。
早速実車を確認してみることにします。




中間金具はホースを車体に取付けるステーに固定するために、円筒形の金属がカシメてあります。この車は画像にあるアップライトに取り付くステーの部分の他、ハブの所に付くステーの2箇所あります。
目視では錆など異常は全く見られないのですが。。

いきなりですが引き摺っていると思われる左側の中間金具を割ってみました。(交換前提です)



見事に錆びてました。ホースは圧迫されて細くなっています。



もう一方の金具も。。
割るときに少し傷が付いてしまいました。応急処置として針金を巻きつけ対処しました。

中間金具を取った後は引き摺りは起こらなくなりました。そしてブレーキコントロールも改善されました。引き摺りの原因はここで間違いないようです。

早速交換用ホースの発注を掛けました。
Posted at 2019/08/02 00:34:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月08日 イイね!

リア スタビライザーリンク グリス詰め替え

リア スタビライザーリンク グリス詰め替えリアの突き上げが気になり足回りをチェックしたところ、辿り着いたのがスタビライザーリンクの動作不良でした。

2年半ほど前に交換した社外品です。
手でぐりぐり回そうとしても固着気味なのか、かなりの力を加えてようやく動くという感じです。





ブーツを外してジョイント部を確認します。





ちゃんとグリスは入っていますし水や異物の浸入などもありません。
グリスの潤滑性能が無くなっているのでしょうか。。





グリスを詰め替えてみる事にしました。
グリスを拭き取ります。





家にあるラバーグリスを詰めました。
少し多めに。。





ブーツの再取り付けはコツが必要で難易度高いです。

ぐりぐり回して馴染ませます。
緩くなく節度のある動きが復活しました。
まだまだ使えそうです。
Posted at 2019/04/20 00:12:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ
2018年10月14日 イイね!

スパークプラグ洗浄

スパークプラグ洗浄現在、純正スパークプラグを使用しています。
ボッシュ FR8SPP332 ダブルプラチナ 3万kmほどでしょうか。
その前はプラグの違いを試したくてNGK イリジウムMAXを付けていました。車検に出したらなぜか純正プラグに交換されて戻ってきてしまいました。まだ2万kmほどしか使ってなかったのに。。イリジウムMAXはいずこへ。。。
※その後の車検時はプラグはノータッチでいいですと言ってます。


NGKに替えた時に外した純正プラグは予備として取ってあり、時間があるときに掃除しておいて、年一くらいでローテーションしたりしています。時間が無い時は前バンクの3本だけとか。
ネジ部をきれいにするだけでも結構調子が戻ったりします。



中心電極とネジ部の間の空間(ガスポケット)は細いものでコリコリほじってみると結構カーボンが出てきたりします。


ネットでプラグの実物カットモデルの画像を探し構造や材質などを確認して検討した結果、今回は少し大胆な手法でスパークプラグをきれいにしたいと思います。


使用したものは、、、、






パイプフィニッシュPROです!
有効成分の水酸化ナトリウムが他製品と比べ高濃度です。



プラグを袋に入れ、、


パイプフィニッシュPROを投入します。
粘性のある無色透明の液体です。なるべく皮膚などに触れないように。



もう汚れがが溶け出してきています。



この状態で一晩漬け置きします。




そして翌日、



こんな感じになっていました。

袋に傷が付きピンホールが出来たのか、または溶けたのか少し液が滲んでいました。ここは要注意です。



パーツクリーナーでよく液を洗い流します。
金属部分がピッカピカです。すごい!



ガスポケット部分も見事にきれいになりました。
さすがに碍子部分は真っ白にとはいきませんでした。
ガスケットの擦れている部分が黒くなってしまったのでここだけは一皮剥くようにブラシで磨きました。

そして交換後は。。
いつもと同じ感じで調子が戻りました。

それと一つ発見が。


「ボッシュのFR8SPP332」と同じ品番なのですが、中心電極の形状が2種類ある事に気付きました。
初めに付いていた物と車検時の物での違いでしょう。

「3本入れ替え」で2種が混ざってしまったようです。
やはり6本揃えた方がいいでしょうか。。
Posted at 2018/10/26 03:50:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「ホイールハウス清掃 http://cvw.jp/b/2636421/38327986/
何シテル?   08/04 17:16
柿の種swです。よろしくお願いします。
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