今朝も、いつものように輸入バイク元のアトラスのホームページを見ていると、台湾版マジェスティSであるSMAXベースの155ccスクーターforceの、2017年モデルの取り扱いが始まっていました( ゚д゚)
アトラスは我が愛車のヤマハのルビアスGTXを輸入してくれた会社で、ホンダ・ヤマハ・スズキの台湾・中国・ベトナム・タイの日本未発売のスクーターやバイクを取り扱っています。
主に扱っているのがヤマハで、その次にスズキ、ホンダは中国ホンダのCBF125 Naked 2014と、ベトナムホンダのスーパードリーム110のみの取り扱いになっています。
スーパードリーム110は国内で売られている、スーパーカブ110の荷台無くして、代わりにタンデム可能なロングシートを装備したモデルです。
燃料供給方式にも違いがあって、スーパーカブ110のフュエールインジェクションに対し、スーパードリームはキャブ式になっています。
エンジンはスーパーカブ110は8.2PSですが、スーパードリームは人も荷物も大量に載せるのが当たり前のお国柄か、最大トルク発生回転数が2000回転も低い低速トルク重視型で、7.67PSになっているので注意が必要です。
ホンダはCBF125とスーパードリーム110だけと言っても、以前輸入をしていて取り扱い終了となっているバイクでも、売れ残った物が全国各地に売られている事があります。
ルビアスGTXもアトラスでは取り扱い終了になっていても、売れ残っていて2013年モデルですが新車で購入できました。
forceは台湾版SMAXベースのスポーティスクーターで、SMAXの138kgよりも6kg軽量な132kgになっています。
日本で発売されているマジェスティSが145kgなので、殆ど変わらないボディサイズながら、13kgも軽いことになります。
アトラスのホームページではforceの車重が141kgになっていますが、台湾ヤマハホームページでは132kgになっていたので、アトラスの誤表記か乾燥重量と装備重量の違いでしょう。
外観も変えられており、マジェスティSよりもスポーティというか、リア周りがスリムな感じがします。
force
マジェスティS
エンジンや足回りはマジェスティSと一緒で、ボディサイズは全長1990mm全幅715mm全高1115mmと、マジェスティSよりも全長が40mm短くなっている以外は同じです。
全長が短くなっても、ホイールベースは1405mmと同一なのでデザインの違いでしょう。
シート高はマジェスティSの795mmに対して10mm高い805mmで、剛性を確保するためにステップの厚みがあるマジェスティSよりも、若干膝の持ち上がりがマシになります。
シート高が高くなっているのに、メットイン容量はマジェスティSの32Lよりも小さい28.9Lです。
パッと見、リア周りを絞っているように見えるので、その影響なのでしょう。
リアのボリュームを絞っているということは、空力的にはforceの方が有利ですね。
フロントのデザインはforceは、下のクラスのNMAX(台湾では売られていませんが、、、)に似ていて、マジェスティSとは似ていません。
force
マジェスティS
NMAX125
↓はforceのメットインです。
↓はマジェスティSです。
メットインの深さは変わらないようですが、幅がやはりforceの方が狭いですね。
メーターはフロントボディにマウントされたマジェスティS対して、ハンドルにマウントされていて、タコメーター・燃料計・スピードメーターの3つに別れたマジェスティSと比べると、スピードどタコメーターが一体化しているデジタルの1つのメーターで簡素な造りになっています。
force
マジェスティS
テールランプはLEDのマジェスティSに対して普通の電球ですが、スリムなお陰か、後ろから見た腰高感が、forceでは幾分解消されている気がします。
forceはリアがスリムなので、後続車へのアピールという面では、よりボリュームがあるマジェスティSが良いかもしれません。
マジェスティS
force
気になる加速ですが、forceはフルパワーの台湾仕様で、尚且つマジェスティSよりも13kg軽い為に、出足から高速域まで加速の伸びが良いです。
PCX150の車重は、131kgとforceよりも1kg軽いですが、エンジンパワーと駆動系の設定の違いからか、全くクラスが違うような加速のようです。
そのぶんPCX150は燃費が圧倒的に上ですね。
PCX150
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PCX150は約12秒と、マジェスティSよりも燃費が良い代わりに大人しいです。
国内仕様は約12秒のようですが、海外のフルパワー仕様は、同じパワースペックでも約11秒と少し速いです。
マジェスティS
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マジェスティSは0〜80km/h加速は10秒くらいです。
force
VIDEO
forceは0〜80km/h加速が驚異の7秒台です( ゚д゚)
メッチャ速いやんけ(´・ω・`)
インドネシアヤマハのAEROX155(ベトナム名はNVX155)と殆ど変わらないだと?
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AEROX155の加速動画は出足からフルスロットルにしてないから、実際はAEROX155には少し劣るだろうけど、AEROX155は116kgと軽いのに、16kg重いforce155がこの加速とは、、、( ゚д゚)スゲェ
ちなみにスズキのバーグマン200の0〜80km/h加速は約8秒と、forceはバーグマン200よりも速い事になります( ゚д゚)スゲェ
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forceはマジェスティSでは加速的に物足りないけど、バーグマン200のような大きさや重さは必要ないといった方にピッタリのモデルですね( ´∀`)
今回force155を輸入したのは大阪府の「アトラス」で、胸がワクワクするような輸入車を数多く扱っています。
155ccのSMAXとforce以外は、125か115か100ccのスクーターや125ccMTバイクと110ccのホンダスーパードリームです。
異国の地で活躍する輸入スクーターやバイクを、ホームページで見れるのは楽しいです。
また、アトラスで取り扱い終了したバイクでも、在庫が全国各地に残っている場合があるので、気に入ったバイクが取り扱い終了していても、グーバイクやバイクブロスで探してみると見つかるかもしれません。
アトラスとは別に、福岡で輸入スクーターとバイクを扱っている卸し業者が「クローバー」です。
クローバーは125ccの日本未発売スクーターとバイクを取り扱っています。
「アトラス 輸入 バイク」「クローバー 輸入 バイク」と検索するとホームページが出てくるので見てみてくださいね(`・∀・´)
ちなみにクローバーとアトラスは輸入して販売店に卸す業者なので、個人ユーザーとの直接取引はしていません。
近隣の販売店を探してみましょう。