
(´・ω・`)最近、色々な原付や原付二種の前カゴを街中で観察したり、ネットで検索したりしているうちに、現行タクトのオプションの前カゴXLのサイズが相当デカイのではないかと思えてきました。

横から見ると深さが深いです。
タクトの前カゴXLの容量は24Lで、メットインの20L(タクトベーシックは19L)を超えるデカさです。


前から見ると、前面ほとんどが前カゴで占められています。
幅や奥行き自体は他社でも同じくらいのサイズがありますが、この深さはかなりの深さです。

気になる容量ですが、2リットルのペットボトル2本・1.5リットルのペットボトル1本・1リットルのペットボトル1本・1リットルの飲み物容器2本・トイレハイターとカビキラーとタタミの洗剤と大きい柔軟剤とアタックバイオジェルを入れても、まだカビキラー2本分の余裕があります。
これだけの余裕があればメットインを使う頻度が減ります。

深さは深いものの、底面の面積は実は狭くて、オロナミンCくらいの奥行きしかありません。
スーパーの買い物袋は入れやすいけど、固くて水平にしないといけないものなどの積載には向いていないようです。
また、大きいからといって積み過ぎると走行中にフラつきます。
何故タクトにこれほどまでに大きい前カゴがオプション設定されているのかと考えたら、ホンダにはスズキのレッツバスケット、ヤマハのビーノモルフェに相当する、ロールシャッター付きプラスティック製前カゴを装備した、買い物仕様の原付が無いからだという結論に達しました。

レッツバスケットは25L、ビーノモルフェは16Lのロールシャッター付き前カゴが装備されています。
また、前カゴが光を遮らないようにヘッドライトは前カゴの下に装備されています。
タクトのヘッドライトは前カゴの上なので、夜に前カゴに物を入れ過ぎると、光が遮られて前が見えにくくなるという欠点があります。

ホンダもタクトの前モデルになるディオには、ディオチェスタというロールシャッター付き買い物仕様原付がありました。

しかし、ホンダは近年、販売台数を稼げない車種は廃止するという方向に舵を切っているので、タクトにはディオチェスタのような買い物仕様原付は設定されませんでした。
そこでホンダは、ディオチェスタのユーザーが他社に流れないように、タクトに巨大な前カゴXLを設定したのでしょう。
ただ、ディオチェスタの前カゴとタクトの前カゴでは、ディオチェスタが底面も広いのに対して、タクトは底面が狭い代わりに深さで稼ぐという手法を取っているので、そのまま同じ物が積めるかどうかは分かりません。
タクトにはロールシャッターも付いていないので、前カゴカバーなどで対処するしかありません。
しかもメットインもディオチェスタの22Lからタクトでは20Lに、ローシートのタクトベーシックでは19Lに容量が下がるという意味不明なモデルチェンジをしています。
ディオチェスタ

タクト

レッツバスケット

ビーノモルフェ

ビーノモルフェとは同等、レッツバスケットよりはメットイン容量が大きいので、ビーノモルフェやレッツバスケットからの乗り換えだったら問題ないかもしれません。
機能面では少し劣るタクトですが、パワーや燃費ではディオチェスタやレッツバスケットを上回ります。
ディオチェスタは3.8馬力、レッツバスケットは排ガス規制の影響で3.7馬力(現行モデル初期は4.1馬力だった)、タクトは4.5馬力と2割ほどタクトがパワフルなので、平地はもちろん坂道などではブッチギリです。
実はタクトは案外速くて、だいたいの4スト原付はブッチギリです。
それでいてタクトの燃費は、余裕でリッター55kmオーバー、良い時は60km後半という経済性も兼ね備えています。
↓の関連情報URLにあるみんカラのURLは、私のタクトの燃費記録です。
かなり低燃費だという事が分かります。
このブログは、ディオチェスタやレッツバスケットやビーノモルフェのユーザーさんに「タクトには前カゴXLというデカイ前カゴが装着できて、ロールシャッターは付いていないものの、性能や燃費はかなりのレベルで、価格も定価で16万弱からなので、買い替える際に検討してみても良いかもしれません」という事を伝えたくて書きました(´・ω・`)
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Posted at
2017/09/17 08:43:39