FEDERAL 595RS-RR 215/40ZR17  

【総評】
ファースト・インプレッションは、個人的定番の大阪住之江区と大正区を結ぶ大運橋(通称"めがね橋")と、これまた定番の滝畑ダム周辺のワインディング道路。
足回りがノーマルのため、タイヤ外径変化による静的前後荷重の変動に対応できず、若干の前上り状態で初期アンダーは増加方向へ。
まずはめがね橋。
一般道走行程度では温度上昇もたかが知れているので、静的バランスもありめがね橋上りは強アンダー。
下りは荷重も掛かり気味という事もあり、弱アンダー傾向。
サイズは同じでもオフセットが違う(ホイールが違う)んで直接比較は無理やけど、印象的には前のセットよりしっかりした操舵感があって好印象。
温度が低いとスーッと音もなく滑るんで、その辺も含めて荷重を掛けるアクションが大事。(もっとも、普通に交差点を曲がる程度ではちゃんと操舵分だけ曲がるから大丈夫)
軽くスロットルでフロントの出入りを調整すると、いつもの事ながらデフが作動しまくりでお尻がウズウズ…動きたがる。
当然ながら、通常はリアの自重があるのでタウンスピード程度の横Gではそう簡単には動かんけど、この様な状況下ではOS技研+T3TECの1.5wayデフが時々存在をアピールしてくる。(このやり取りが楽しい)
続いては滝畑ダム周辺ワインディング。
こちらは極端な上り下りとは違うから、自分で荷重移動。
相変わらずこの位の車でも道が狭いんで、アクセル操作をある程度ラフにして荷重変動を起こしながら乗る。
荷重が掛かれば初期アンダーは読める範囲内で、追い舵も少な目。またその時の舵の効きも悪くない。出さんかったら強アンダーにはならん感じか。
リアも荷重移動(特にオフ方向)に合わせて出て行くけど、こっちも想定内に収まってて慌てる事もなく、少しスロットルを合わせると止まる。
という事で、ファースト・インプレッションとしてはかなり好感触で、台湾タイヤ侮るべからずってところかな。
なんちゅうても、安いし。
あと、直進性も悪くない。
ロードノイズとかライフとかは無視なんで、一般的とは言えんから落書き程度に。

【満足している点】
価格は満足

【不満な点】
取り扱い店舗の少なさ
通販が中心