S8 一周年に思うこと

平凡な外見、非凡な性能、特別な内装。
S8を一言で表現するとそんな感じでしょうか。
この連休で納車されて1年が過ぎます。ほぼ毎日乗っているので走行距離は納車時の60㌔から38000㌔まで急増しており、一年で地球を1周弱したことになります。
何事も一年目はストレスを与えて、それに耐えられるのかを試す時期とは思いますが、逆に乗り手が試されているかのような錯覚に陥ります。いや試されているんでしょうね。
前車Q7対比でも+5000㌔YoY（+400㌔MoM）となっているので、S8が魅力的だからここまで距離が伸びているとの解釈です。
背伸びして購入した訳ではありませんが、金額的にも他にもチョイスがあったのは事実。が、買って良かったです。購入金額以上の心理的リターンを得たことは間違いありません。
ダウンサイジングが叫ばれる中、V8ツインターボは絶滅危惧種であることは言うを待ちませんが、高速燃費は常時１１㌔/㍑。
高速でアクセルを床まで踏むと脳内血流が後方に流れる感じは今もって色褪せません（って、脳梗塞で倒れた人がこんなことやっちゃダメですけどね）し、それまでS8を煽っていたバンやらハイブリッド車が数秒でバックミラーから消えていく姿は、物事を見極められない人は時代に取り残されることを暗示しているようで、私自身も過去の成功体験を捨て無ければと感じる次第です。

最後にS8を通じてこの一年で色々な方々と触れ合うことが出来ましたし、今後とも出会いは大切にして行きたいと思っております。
人生の折り返しを過ぎて出会ったS8や、購入に対して異を唱えなかった家族、お給料を頂いている勤務先などなど　感謝の言葉しか思い浮かびません。

1年目は東北青森まで行きましたので、2年目は九州に行こうと思いますがその話しはいずれまた。