
乗り始めて4ヵ月を経過して、長距離ドライブもしてきましたのでレビューを書きました。
過去にトヨタ、日産、ホンダ、マツダのクルマを所有してきまして、仕事上ではスズキ、三菱、ダイハツのほか、日野やいすゞにも乗りました。国産で乗ってない有名どころはスバルと光岡くらい?というくらいでしたが、40代半ばにして初めてスバル車のオーナーとなりました。
購入の一番のきっかけはEyeSightです。年を取れば取るほどにこの機能は魅力的だと思います。
いつまでもMTに拘るだとか、CVTなんてクソだ・・・なんて言っている方も多い世代の一人ですが、私に言わせれば「MTなんて面倒くさいし、ギアチェンジでガクガク走るのやめてくれないかなぁ」とか考えるような人間です。私の若い頃はMT車しか普及していなかったし、MT車のほうが安いからそれに乗っていましたが、AT車やCVT車がある今の時代にもう左手でガコガコやりながら半クラッチで足がガクガク・・・そんな拷問はもう受けたくありません。
それはあくまでも私の個人的な意見であり、古き良きものに拘るのも否定はしませんし、年寄りが頑固なのも仕方ないと思います。
ただ、私自身も年とともに反射神経や咄嗟の身のこなしが鈍ってきていることを痛感しています。
この先、道路はこれからの日本を背負っていく若い方々のものになっていくわけですが、その道路を運転技術が低下してきた年寄りが邪魔をしていては、これから経済を発展させて近い将来に私たちに社会保障や年金を授けてくださる皆様に申し訳も立たないわけです。(とか言いつつ、今はまだ辛うじて授ける側ですけどね)
そこで少しでも邪魔にならないようにEyeSightなのですよ!
●日立のEyeSightを買ったらスバルが付属されてきた
私はインプレッサ機能の付いたEyeSightを買ったと言っても過言ではありません。
レヴォーグやフォレスターも検討しましたが、あくまでもEyeSightが付いていることが前提で、これがなければスバル車は一切候補になりませんでした。
結果的に、EyeSightをありきとして、都内中心で行動する上で少しでもコンパクトなサイズのほうがいいと判断して、車種はインプレッサ、そして荷物の積み下ろしで傷が付きにくいであろうハッチバック(スポーツ)を選んだわけです。
●でもそうじゃなかった
しかし、買ってから分かりました。EyeSightだけではありませんでした。
私は今までスバルを過小評価していた・・・というか眼中に入れていなかっただけでした。
次世代水平対向BOXERエンジンによるフラットかつ、シンメトリカルAWDによる力強い走り。
他メーカーのクルマで味わったことのない乗り味の良さを感じました。
高級車にある快適さとはまた異なるものですが、急なカーブでもスーっと水平に切り込んでいくコーナリング性能であったり、4WD独特の後ろから押し出してくれるような、ちょっとFR感も混ざっているような心地よい加速感だったり・・・。
そうです。EyeSightがなくても良いクルマなのです!
正直、私はスバル信者ではありませんし、スバルの何を知っているというマニアでもありません。
ただ、確信して言えることは、コストに見合う以上の価値を求めるなら、行きつく先はスバルになるのではないかということです。
私の目がEyeSightのように優れていたならば、もっと早くにこんな良いクルマに出会えていたかもしれません。(笑)
今は何より、私は今までで一番お得なクルマの買い物ができたと満足しております♪