
NGC-JAPAN 「スムースドライブシステム」
エッセには、Fサスのアッパーのナットの上にこのナットを4個装着しただけ、作業時間1分もかかりませんでした。
まずは試運転してきてと、事前情報なしだったので、どんな効果があるのかも分かりません。
お店の前の歩道の1、2cmの僅かな段差を降りた瞬間、「エッ?」となりましたが、そんな事あるはずがないと脳みそが認めてくれないので、気のせいに。
少し走りだして、「静かになった?」と走行音がそうなっているのに、ナット4個で、と脳みそが頑なに認めることを拒みます。
それからしばらく、ちょっとクネクネしてみたり、見た目にも段差がある上を通過してみたりしてお店に戻りました。
ナット装着前とは明らかに車の挙動に変化がありましたが、依然、半信半疑です。
お店を後にして、家に向かう道中。
ナットを付けたことも忘れ、右カーブに差しかかり、ハンドルを切ります。
すると、黄色のセンターラインの凸凹を踏んだ時の独特の音が聞こえてきました。
「まさか?」と感じながら走行を続けていると、左コーナーでもイン側に寄りすぎてしまいます。
明らかにFサスペンションが良く動くようになってタイヤのグリップ力が増しています。
そこからは、今度は頭で理解していても、コーナーのRに合わせて、それまでの経験で染みついた舵角の感覚が先に立ってハンドルを切ってしまい、感覚を修正するまでに少し時間がかかってしまいました。

それから1週間後、いつもの山坂道でのことです。
年がら年中走っている山坂道だったのでスイッチが入ってしまい、はじめの2、3コーナーではいつものようにハンドルを切ってしまい、今までにない至近距離で左コーナーのガードレールを見るという、貴重な体験をしてしまいました。
コーナーの後にうねりのある区間があり、そこを通過すると、ロールのゆり返しが収まらなかったのですが、ロールした回数分だけ戻ってくるようになり、口がポカーンでした。
スキール音も、タイヤの接地面積が増えているので、以前よりも低くなり、Rタイヤからも聞こえるようになりました。
ナットを付けたのはフロントだけでしたが、リアも何かしたのでがないかと思うぐらい、動きが変化していました。
コーナリング中のタイヤの角度が、以前は上が外の逆ハの字になっていたのが分かります、そのぐらい車のふんばる感じ、姿勢が違います。
作業時間1分、ナット4個でこの結果、試作品だったので、0円です。
作業内容を見せずに半日預かって、「サスペンションチューニングしました。料金は5万円です。効果がなければお代はいただきません」と言われても、5万円では安いぐらいだと感じて迷わずに払ってしまうところです。
車が良い方向へ変化するだけで、コーナは良いけど街乗りは固いなど、ネガな部分は一切ありません。
そんなこんなで、10万円でもNDには絶対に装着してやる!と製品化を待っていたのでした。
Posted at 2016/11/24 14:18:08 | |
トラックバック(0) |
スムースドライブシステム | 日記