5/1・2、清里で
ガレージT2さん主催のジムカーナ練習会に参加してきました。
思いおこせば2016年9月、ジムカーナデビューしたのがこの場所でした。
当時の自分と言えば、走りに行く時は常に1人、峠でたまたま遭遇した車より自分の方が速ければ「オレ最速!」と喜び、ブッチぎられれば「あんな無理してりゃ、いつか事故る」と、勘違いもホドホドにの峠アルアル野郎で、「オイラのテクを見せてやるぜ!」ぐらいの勢いで乗りこんだものの、あまりの現実とのギャップの差に焦り、それを認めたくないものだから出来ない無理をして、あげくの果てにオツリをもらい壁に左前をヒット、紙一重でスリ傷だけで難を逃れ、真っ当な道?へと歩むきっかけともなった記念すべき場所です。
そんな場所で今回も、これからのジムカ人生において教訓となってしまう大失敗をやらかしてしまい、知り合いのSさんに助けてもらう事態となってしまいました。
以下教訓。
「①ナメない・甘く考えない」
事前にSさんから「スペア持って行った方がいいよ」と言われていたのに持っていかず、下記のようになってしまいました。
平塚ならともかく、山の中で自走できない事態になっていたら、Sさんが面倒を見てくれなかったら大変な事になっていました。
「②スペアタイヤを準備」
サイドターンの練習をする時には絶対必要です。
リアは6、7分山あったので安心していたら、ワイヤーがコンニチハしてしまいました。
他にも何があるかわかりません、NDで運んでいける2本は用意です。
「③自分・車の状態に注意する」
サイドターンができるようになって浮かれてしまい、夢中になりすぎてほぼ休みもせず、車(タイヤ)の状態を一切確認することなく走行し続けて上記になってしまいました。
しっかりとインターバルをとり、人間も車もクールダウンさせて、効率の良い練習をしないとです。
やりすぎはどちらにも良い事はありません。
1人で帰ろうとしていたところを、Sさんが呼び止めてくれて、心配だからとついてきてくれ、途中タイヤを貸してくれて交換までしてくれました。
不安で泣きが入っていたので、とても心強かったです。
自分の甘さが招いてしまったことなので、以後、注意と対策をします。
Sさん、ありがとうございました。
ジムカーナをはじめて約1年半、練習中にサイドブレーキを引いた回数は両手の指で足りるほど、ターンはおろか、まともにリアをロックだけさせることもできていませんでした。
それが、まず講師さんに助手席からお手本を見せてもらい、練習をはじめてみると数回でロックさせられるようになりました。
今まで1度もできたことがなかったので、悶絶うれしかったです。
まずは目標物なしで、確実にロックさせられるようになるまで続けます。
回数を重ねていくと、何回かに1回はロックさせるだけで180度近くまで回れるようになりました。
次に、向きが変わって停止する寸前でアクセルをつなぐようにしてみました。
これが難しくて、停止してからいきなりつないで飛び出したり、エンストしたりと、なんとか形になるまでかなり時間がかかりました。
1人で練習できるので、お昼時間に練習をしていると、ようやくロックしてからアクセルをつなげられるようになったので、目標物(パイロン)を置いて回る練習をしてみました。
これは比較的短い時間で、かなりの助走距離があるのが条件と、1速シバリでならそれなり回れるようになりました。
練習を続けていくと、左右の制度に差があることが分かってきました。
右回りだと、特に何を考えていなくても、あまりカウンターを当てなくても抜けられるのに、左回りになると、大きくカウンターを当てて戻すようになってしまいます。
左回りがダメな原因としては、オーバースピードで進入、アクセル早くつなぎすぎ&開けすぎによるものかと思われました。
このクセが結局直らなかったのですけど、、良くも悪くもその後の修正のし方は覚えることができました。
長い時間練習をしていると、はじめのうちに出来ていたことができなくなっていることがありました。
少しでもできるようになってくると、すぐに調子にのり、すぐに次の段階に進もうとしたからだと思います。
そのことに気がついた後は、そうなってくると講師さんにお手本を見せてもらうようにしました。
助手席にいる時は、講師さんの操作をガン見していました。
自分の頭だけで考えて出来なくて悩んでいる時間があったら、スキあらば運転してもらった方が、上達スピードは格段に早くなります。
ブレーキのタッチとか、鱗々でした。
サイドターンができなかった時は、悔しまぎれに「サイドターンなんて出来なくてもカンケーねえ!」と息巻いていましたが、少しでもできるようになったら
「こんなに楽しいことはナイ!」「これぞジムカーナの醍醐味!と簡単に手の平返しました。
ターンができるようになると、世界が10倍ぐらい広がったような気がします!
タイムアタックで走行した時は、立ち上がりで少しスベッてもすぐにビビらなくなったし、以前よりはスライドコントロールができるようになっていて、昔にPさんからもらったアドバイスが、身に染みた瞬間でもありました。
そんなこんなで、技術的にも、向き合う姿勢でもジムカ人生のターニングポイントとなってしまった2日間でした。
そして、Sさんをはじめ、練習中も大勢の人のやさしさに触れることができ、さらに
「ジムカーナ大好き!」になった2日間でもありました。
まさかで、1週間前にたてた今年の目標を、達成してしまいました。
みなさん、お疲れ様でした!

明日は湘南シリーズrd.2、
ナイスコースです。