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もともとそんなに広くないガレージ。
とりあえず両脇の床にいろいろなものを置いているため、非常に手狭になっていたことから、2ヶ月間ほど車を一切入れずにガレージ内の整理整頓を実施。

とにかく、まず、ガレージ内にあるものを全て引っ張り出し、いらないものを捨てまくる。
そして、極力床上にモノを置かないよう、右壁全面に自作の棚を設置し、必要なものを整理して配置。
もともとあったスチールラック類や軽作業用の机を撤去し、作業スペースを確保。

これで、作業しやすく、掃除もしやすくなりました。

知り合いからHA22に載っていたというK6Aを入手。
かなり強引に車両から降ろしたようで、ドラシャがグラインダーで切断されています。
ほとんどゴミになりそうですが、とりあえずバラしてみましょう。

ようやく天候回復。

ガレージ内を片付けて今年の車いじりは終了。

去年の年末はエンジンが降りた状態でしたが、年内になんとかエンジンが載っかり、2時間ほど前に無事エンジン始動まで漕ぎ着けることができました。(整備手帳にて後報)

いろいろ大変なこともありましたが、今年もこうして平穏な気持ちで年を越せることに感謝です。

また来年もこのような気持ちで年末を迎えられますように。

作業中のちょっとした不注意により、あわや惨事となりかねない失敗をしてしまったので、自分への戒めとして記録を残しておきます。

ミッションケースをパーツクリーナで洗浄中の出来事。

地域・季節柄、ポータブルの灯油ストーブを点けながらの作業。
ガレージ床の上に段ボールを敷き、その上でミッションケースにパーツクリーナを吹き付けているときに引火してしまい、多少大げさに表現すると、周囲の床が瞬間的に火の海に。

段ボールにたっぷりパーツクリーナが浸み込んでいたため、一瞬で段ボールに着火。
また、周りに梱包用の紙類や、オイル等を拭き取ったウェスもあり、それらにも着火。

とっさに燃えた段ボールを取り床面に叩きつけ、他に燃えているものを足で踏みつけて消火。

なんとか事なきを得たものの、しばし呆然・・・。

写真は、燃えた段ボールと焼けてしまったホウキ。

物損は燃えてしまったホウキ（1000円以下）、火傷もすることなく、ハインリッヒの1：29：300の法則で言うところの29の軽微な事故、ヒヤリハット事象で済んだものの、一歩間違えば大惨事になるところでした。

考えてみれば、車いじりには様々な危険が伴います。
可燃物（ガソリン、油脂類、シンナー、クリーナ）の取扱い。
可燃物付近でのグラインダ、溶接作業。
そもそも、グラインダや溶接作業自体にも危険を伴います。
適切な保護具を使用しなければ、グラインダ作業により目の中に異物が入ったり、砥石で大怪我をする可能性もあります。
ジャッキアップして車の下に潜る作業も、確実にウマをかけなければ非常に危険な作業となります。
固く締まったボルトを緩めようとして、手がすっぽ抜けて手をぶつけてしまったり、重たいものに指を挟んだり・・・。
過去には無理な作業により手を4針縫合する怪我をしたこともありました。

ちょっとした不注意、横着な作業、あせりなどで、楽しい車いじりから、悲しい結果につながる可能性があります。

なので、作業中のちょっとした気遣い、面倒がらずに周りを片づけたり、危なっかしいものをずらしたり、しっかりと作業段取りができているか確認することなどなど・・・改めて考えさせられました。

もし、この文章を最後まで読んでいただいた方がおられましたら、当たり前のこととは思いますが、作業中の安全管理には十分注意していただければと思います。