
2017年11月12日 WAKO'S CUP 5時間 参戦。
車の仕様(前回5月参戦からの変更点)
①ノーマルタービン→HT07-4A(A/R9)
②ノーマルエアクリーナ→ZERO1000パワーチャンバー用フィルタ
③ノーマルインジェクタ→260cc
④ノーマルECU→スズスポN2ECU
⑤eマネアルティメイト
排気温度重視で温度上昇しないように燃調と点火時期を軽く自己流でセッティング。
また、4速~5速全開時の保険として速度補正にて高速時に燃料増量。
⑥ノーマルラジエター→銅3層
レース当日、高速道路通行止め、峠道降雪情報あり、スタッドレスタイヤを履いて、予定前倒しで午前2:20自宅出発。
6:00過ぎに更別道の駅に到着し、6:30過ぎサーキット到着。
到着後、タイヤ履き替え、テーピング等レース準備。
【予選 9:00~】
ガソリンタンク残量1/3~1/4くらいの状態で予選開始。
ブースト1.2K設定。
タービン、ECU交換したため、前回よりかなりストレートで力が出ている感じ。
グランプリコースは初めて走るので、コース後半はライン取りがよくわからず。
2~3周様子を見ながら徐々にペースアップ。
同じクラスの速そうな車を追いかけながらタイムアタック。
予選4週目にベストタイム更新し、さらにペースアップを目論んだところで、若干エンジンに違和感。
加速時に一瞬息つき???するような感じ。
ガソリンがほぼ空の状態になっていたため、その影響?と思いながら全力走行はやめる。
コース後半のライン取り練習のために6割くらいのペースで4~5周周回し、予選時間10分くらい残した状態で走行終了。
クラス12台中2位。全然走っていないにも関わらず好結果。
少し不安を残しつつ、ガソリン満タンにすれば大丈夫だろうと考え、決勝に臨むことに。
【決勝 10:30~】
なんとなく不安が残るため、ブーストを1.0Kに設定。
これでもノーマルタービン1.1Kよりはずっと速い。
前回失敗したローリングスタートも、シグナルの見える位置取りにより、後続に抜かれることなくスタート。
スタート後20周くらいは2分50~55秒くらいのペースで周回。
ただ、スタート直後からも、予選同様たまに息つき症状発生。
そのため、気持ち抑え気味(8割くらいのアクセルワーク)で走行。
12週目にこの日のベストラップとなるタイムをマーク。(予選タイムから3秒落ち)
また、6周目にレッドクロス旗でスロー走行のためピットスルー1回目(ピットスルー4回義務)
水温95℃、油温110℃にて安定、排気温度も5速全開ストレートエンドで870℃くらい。
油圧も特に異常なし。
ただ、全開加速時に息つき症状発生。
そのため、アクセルべた踏みできず、抑えながら走行。
走っている最中は、いろいろ考えを巡らせる。
・・・温度関係に異常はない?、eマネセッティング問題あった?、ブースト高い?、ノッキングは?
・・・走行中にブースト下げてみたり、アクセルの踏み加減コントロールしてみたり、とにかく落ち着かない。
ただ、そこそこ普通に走り続けられる。
スタート後1時間30分経過、再びレッドクロス旗。
ガソリン残量少なくなっていたため、29周目にガソリン給油。
この時点まで、ピット戦略的には申し分なく、クラス2位~3位を走行。
給油後も、気持ちペース抑えながら2分55秒前後で走行。
スタート後2時間20分経過、43週目に突如水温急上昇Max120℃。
びっくりしてスローダウン。
スロー走行により水温90℃くらいまで低下し、とりあえずピットイン。
特にどこか破れて蒸気吹いている感じでもない。
とりあえずもう1回コースインして様子を見ながら走行してみたものの、再び水温急上昇。
走行不能と判断し、2時間30分、46周をもってリタイヤ。
【その後】
エンジンまわり確認してみると、クーラントリザーブタンクのブリーザより、クーラントを吹いた痕跡。
ヘッドガスケットの吹き抜けか?
自宅までは自走できる状態にはなく、1週間後に搬送車を借りて車を引き取りにくることに。
【反省】
後から考えれば、予選開始直後にはヘッドガスケット吹き抜けを発症していたということ?
異変を感じていたにも関わらず、状況を楽観視して走行を継続したため、重症化させてしまった。
レース中、クラス上位を走行していたため、どうしても走りづづけたい気持ちが強く、このような結末に。
異変に気付いた段階で、慎重に大事にいくべきで、早めにあきらめてリタイヤする決断も重要(難しい判断・・・)
【今後】
冬の間にエンジンオーバーホール。
古い車なので、怪しい部品、ホース類を一新、不安要素を取り払い信頼性向上を。
次回(来年5月)は、壊れずに、最後まで楽しく走りきれる車に。