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半振暮銀のブログ一覧

2020年07月16日 イイね!

後付けスプリンガーフォーク

 私のカッチョいいチャーリー君。

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 名前の由来は、「チャリンコっぽいから」というミもフタもないものでしたが、なんだかんだでヴィンテージバイクっぽく仕上がってきてしまいました。

 しかし、ここにきて、再びチャリンコの魂を注入します。
 コロナ期間の大幅イメチェン企画第1弾。


 ――某日、ブツが届きました。



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 バネのついた曲がった金属棒です。

  
 ハチミツをとるアレにも似ています。

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 註:ハチミツをとるアレ

 


 このブツが何かと申しますと…。



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 ふるーいチャリンコ、実用車と呼ばれるお蕎麦屋さんのチャリに付いてる、補助フォークです。

 しかし私にとっては、コイツは憧れの「スプリンガーフォーク」なのです。
 以降、この補助フォークはスプリンガーフォークとして取り扱います。なんか違う気もするけど、似たようなもんです。

 だって、カッチョいいヴィンテージバイクにはスプリンガーフォークが付きものじゃないですか。

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 ほれ、かっちょいい。


 だけども、カブにポン付けできるヤツは高い。その上にインチアップが必要だったり、塗装が違ったり、せっかく付けたフェンダーも調整し直さなくちゃならなかったり…、と色々と面倒。

 そんな時にヤフオクで見つけちまいました。

 
 格安です。2000円くらいだったかな。
 着くかどうかは判らんかったけど、丁度コロナ期間でやることもなく、加工が必要でも、作業時間が十分に取れます。何より、例によって酔っぱらってたので、何も考えずに落札。



 さて、コイツをどうつけようか。まずはチャーリー君に当てがって見ましょう。


 まず、上はメーターとイグニッションに共締めすると仮定。

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 そして下は、フォークの取り付けに使っているステイに固定するとします。

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 それでは、実際に当ててみましょう。




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 なにこれ、めっちゃピッタリなんですけど…。



 なんちゅうか、奇跡です。まるでチャーリー号につけられるためだけに生まれてきたような素敵な補助フォーク…いやいや、スプリンガーフォーク!!
 

 加工が必要な点は2つ。
 取付用の金具の穴が小さいので広げる必要がある事、それと、長さが若干足りない事です。


 なので…。




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 おなじみのヤスリで穴を拡張し、



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 ハンマーでぶっ叩いて伸ばしました。


 そうそう、フォークのスプリングがちゃんと機能するように、タイヤ側にはベアリングをかまします。

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 ちゃんとこういう所も考えてるんですよ。


…ウソです。実際取り付けてから気づきました。もっと言うなら、試運転中にフェンダーに負荷がかかり過ぎて、外れ、とっても怖い思いをして初めて気づきました。
 やっぱりアタマ悪いヒトが思いつきで作業すると、こういうことが起こるんですね。


 何はともあれ、一瞬で完成しました。


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 おおーっ!!

 激シブです。マジでバエてます。多分使い方あってるでしょう。バエてるんです。
 もしかしたらバズっちゃうかもしれません。「バズる」って、きっといい意味ですよね?
 

 さて、次回は大幅イメチェン企画第2弾です。流用とボルトオンの塊に、新たなガラクタが加わります。




2020年05月27日 イイね!

パーツ流用の災難

 いくつかのイメチェンパーツが届きまして、車体に当てがって見たところ、どうやら結構簡単な加工で着きそうだぞ、という事が判明。それと同時に、これが着いたらめちゃくちゃカッチョいいぞ、という事も判りものすごーくハイテンション。
 だけども、そのパーツが何なのかはまだ今回は教えません。やっぱりネタバレは怖いもん。「今からスプーン曲げます」っていってスプーン曲げても面白くないように。


そんな事より!!



 実はチャーリー号はものすごく不調でした。外装系に力を入れたいがために、それ以外の「走り」に関する部分が疎かになっておりました。
 で、今までサボっていた分、一気に各所の不具合が露呈し、危機的状況になりました。


~危機的状況リスト~


<その①>
 まず、アクスルシャフトが短い。サイクルフェンダーを取り付けるために無理やりステイを左右1枚ずつ挟み込んだため、割ピンが入らなくなり、とっても危険な状態に。それを無かった事にして今まで乗ってきましたが、さすがにそろそろ怖くなったのでどうにかしなければ…。


<その②>
 キャブレータが外れかかっとる。ハッキリ言って緊急事態です。実はチャーリー号を手に入れた時からその崩壊の序章は始まっていました。というのも、どういう訳かキャブの固定に左右とも種類の違うボルトが使われており、右側に関してはインチサイズのモノが無理やりぶち込んでありました。
 従って、キャブを外すたびに少しずつイカレていってしまうのですが、今回ついに完全にネジがバカになりました。振動が加わるとマニホールド側から隙間が空いて空気が入り込みます。つまり、ほとんど不動車に逆戻り。コイツハマイッタ。


<その③>
 ある日チャーリー号を出そうと押してみると、フロントブレーキが引っかかって動きませんでした。見ると、ブレーキワイヤーが完全に固着。
 っていうか、今までエンジンブレーキとリアブレーキだけで十分機能していたし、フロントの効きが極端に悪かったので、あまり使ってませんでした。で、それで慣れちまってたので放っておいたのですが、やっぱり常識的に考えて頭クレイジーなので、この際治すことに。



 つーことで、今回は大掛かりなイメチェンを行う前に、これらの三大不具合を一気に解消しちまいましょう。


 まずはアクスルシャフトから。

 これは非常に簡単な作業です。ヤフオクで見つけたパーツに交換するだけ。

 調べたところ、Dioのアクスルシャフトは、径が同じで5センチほど長いそうなので購入。で、早速取り付けました。

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 作業時間は3分以下。ダブルナットをかませるだけの余裕が出来ました。これで走行中にフロントタイヤが外れる心配をしなくても済みそうです。


 次にキャブレータ。

 取り出したのは「金具ボックス」。


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 この中を探れば、何かしら都合のいいボルトやナットが出てくるという、伝説の箱です。
 この前お部屋を掃除してたら出てきました。



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 どうせバカ穴と割り切って、ボルトとナットでがっちり固定。ついでにキャブも夏用のセッティングにし直しました。なんだか信じられないくらい低回転でも安定するので、燃費が良くなりそうです。パワーも向上したかな。
 作業時間も10分くらい。



 なんだか、今日は調子がいいぞ!
 いつもなら途中で信じられないような問題が発生したりして、簡単な作業に数日間を費やしたり、追加で何かを買いに行ったりするのに。





——悪い予感がする…。







  さて、最後の課題。ブレーキワイヤーの交換です。

 購入したのは…。


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 …って画像だけ見せても判りませんね。
 カブ用よりも500円安かったDio用のブレーキワイヤー。
 見る限り長さが若干短いだけのようでしたので購入。いやー、得した得した。

 さて、取り付けるかな、とレバーに当てがって気づきました。


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 根元の太さが
全然違って入らねえ!!



…こ、これはまさに

安物買いの銭失い!!




やってしまったあ!!!


 あの時なぜ、素直にカブ用を買わなかったのでしょう。カブとDioなんて、互換性があるほうがおかしいのです。アクスルシャフトで調子に乗ったのか…。

 こうなったら、もう、アレしかありません。




…そう、アレしか。




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 ヂャキーン!


―― 一心不乱にやすりで削り続けること15分…。





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こ、これで行けるだろう…。




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 は、入ったぁぁぁぁ!!




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エイドリアーーーン!!!!











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こっちも入らねええええええ!!





 絶望に打ちのめされながら、再びヤスリを握りしめます。



 で、15分後。






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エイドリアーーーン!!!





 まさかこんなに悪戦苦闘するとは思いませんでした。

 最後に仕上げで…



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 こちらのバネを移植して完成です。



 これで、まるで新車のようなブレーキングになりました。っていうか、いつもの感覚でとっさにブレーキを握ったら、フロントが滑ります。逆に危ないです。

 まあ、これに慣らさないと、他のバイク乗れないんでしょうが。



 さて、こうして走りが快調になった今、堂々と外装のカスタムに精を出せるわけです。

 で、次回、チャーリー号がちょっとしたイメチェンを果たします。
 サイクルフェンダー以来の、自転車パーツを使ったカスタムです。





2020年05月15日 イイね!

夏用グローブ&タイヤレター

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 前回、無理やり排気漏れをごまかすために厚盛した液体ガスケットが乾くまでの間に、「ほかの作業をちょこちょこと」やった、と書きました。
 その作業の一つが、夏用のグローブの作成でした。

 以前作ったグローブはいい具合に汚れ、育っておりますが、如何せん牛床。夏場は暑いうえに蒸れる。そして手が臭くなるのです。

 因みに当時のグローブ作成時の記事はコチラコチラ


 
 で、ある日ホームセンターを歩いていると、革手のコーナーに、手の甲の部分がメリヤス地になっているものを発見。パッケージにも通気性がよろしい、とか何とか書いてあったので購入。500円くらいしちゃったけど、それでもグローブとしては安い方。今回は塗料も残っている事ですし。


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 例によって何も考えずにブシュー!!



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 一瞬で完成。チャリンコと謎のパイプでこさえた即席のスタンドに干しておきます。

 乾いたらまた、ミンクオイルをすり込んで柔らかくしました。



 そしてもう一つ。前々からどうしてもやってみたかった作業があります。

 そーです、タイヤレターです。


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 しかも、こーゆー感じで黄色く塗ってみたいんですよね。なんかアメリカンでカッチョいい。



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 とりあえず、ポスカの黄色を買ってきました。
 
 簡易だけど、これが結構、タイヤレターに使えるらしいです。


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 塗るのは「MICHELIN」の文字。ムッシュビバンダムは今日はおいておきます。

 

 
 それでは早速…。



  カキカキヌリヌリ…。


 横着してタイヤ外さないで作業したから、結構体制的に無理があります。




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 「ミック」…。

 この時点で腰が悲鳴を上げ始めました。




 カキカキヌリヌリ…。




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「ミッシェル…」



 もう、これでいいんじゃないかな!?



 ――そういう訳にはいきませんよね。オイタン頑張るよ。(←「フルハウス」の感じで)



 カキカキヌリヌリ…




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 で、出来たー!!




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 あとは仕上げにハミ出した部分をマッキーで修正します。

 
 写真には撮ってませんが、ちゃんとリアの両面を塗ってます。

 疲れたので二度塗りはしません。また今度ね。



 しかし塗ってから気づいた。



「ミッチャクロン」使うの忘れた!!



 
 うう、もしかして雨降ったら落ちてきちゃうかな。




 何はともあれ、完成。


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 リアがまた引き締まった感じでてます。
 タイヤレター、対角線辺りにもう1か所くらい増やしてもいいかな(円形に「対角線」は無いか?)。
 

 さて、次回は何をやっていくかな?

 じつは、また着くかも判らんパーツをいくつか買っちゃったんですよね。

 サイクルフェンダー以来の、壮大なイメチェン計画が始まる…かもしれません。



2020年05月08日 イイね!

マフラー替えてもいい頃ナ Part3 ~偽装編~

 あんまりコルトじゃ 身が持ぉたぬぅ、とくらあ。


 だんだん日も長くなってきましたね。

 天気のいい夕刻、日差しも落ち着いてきて空も茜に染まるころ、開けた窓から涼しい風が吹き込んでくるってえと、七輪出して縁側でスルメでも焙りながらビールなぞを飲んでみたくもなりますが、ケムリで近所の人から怒られちゃうからそうもいかない。

 ン? ケムリ?


 ケムリといえば排気ガス。

 そーいえば、尾崎豊のマイナーな曲に、「坂の下に見えたあの街に」って歌があるんですよ。で、その歌詞の中に、『排気ガスにすすけた窓 俺はひとり夢見ている』ってな文句があるんです。
 でも、私は知っています。なんたって、彼の過ごしていたお家の近くに住んでたんですから。
 で、あのヒトの家って、結構な住宅街の真ん中にあるんです。だから車なんてめったに通らない。近くに街道が通ってはいますが、排気ガスなんて届かない。
 届くとしたら周りにあるネギ畑のホコリくらいなもんです。だからあの歌詞は大分に美化されとるんですよ。



――と訳の判らん雑学で目を背けてみても状況は変わりませんね。


 今の課題はカブの


排気漏れ


です。


 別に、車検がある訳でもないし、熱狂的な地球環境保護信者でもないので、ガスなんざ一向に漏れていても構わん、とも思うのですが、如何せん音がうるさい。カブのくせにハーレーみたいな音出してたら、いい歳コイたオトナの乗るバイクではない。
 排気の抵抗が減ったんだからトルクが増すんじゃないか、なんて考えてしまう拙い自分が恥ずかしい!! (←考えてたのか?)



 というワケで、今回は、どーにかこーにかして、排気漏れを(極力)無くします。




 それともう一つ。



 前回のビュフォー&アフターを見比べたんですけど、エキパイが細くなった分、ちょっと根元が貧弱な感じするんですよね。

<ビュフォー>
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<アフター>
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 あとなんか、エキパイの根元付近に中途半端にポッコリした部分がついてたりして。
 いったい何の意味があるかはわかりませんが、排気効率に関する難しい理論に基づいて設計されているんでしょう。
 まさか開発者が巨乳好きで、「膨らみは無いよりあった方がいい」という高邁な哲学によって設計されたワケではないでしょう。

 どーでもいーけど、コイツがやっぱりカッチョワルイので、隠すことにします。





 作業としては、エキパイの細さ及びポッコリ部分を隠す方が簡単そうなので、こっちを先にやります。
 
 で、買ってきたのが…。


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 マフラーバンテージです。


「ゆでたまごやぁ」


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――それは板東英二。




 説明書によると、水に漬けたら巻きやすいらしい(英文だったからフワっとした解釈ですが)ので、バケツに水を張りました。

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 あと、「ガラス繊維だから素手で触るとチクっとするよ」とも書いてあったのでグローブ着用。

 始点を金属製の結束バンドで固定して、後は巻いていくだけ。


 3分もかからずに完成!!



 
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――って、アレッ?


 何か怪我しちゃったみたいじゃない?

 例のポッコリの部分が上手くいかず、そこだけギプスを嵌めたみたいな…。


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 なんか、こんな感じの広告になりそうじゃない?

 まあ、遠目に見たらダイジョーブでしょ!



 つぎッ!!



 排気漏れです。

 ハッキリ言ってハイマー号で敗北を喫し続けた苦い思い出があります。
 英国の某メーカーのパテを奮発して買ったら、シャバシャバの液体が出てきて使い物にならなかった…というトラウマもあったり。

 でも、パテで埋める以外に方法が思い浮かびません。



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「困ったぁ…いやぁ、困ったァ」


と、ものすごく久々に御前様が登場してしまいました。



「――ヤバイヨヤバイヨ」


ん!?

何か聞こえたような…。



「ヤバイッてチェン、それガチだから! リアルにッ!!」


そ、その声は!!




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エキガスニスルーノ三世!!



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つーことで購入しました。使い切りタイプの液体ガスケット。こんなもんめったに使わないもんね。



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こいつを大量に山盛り。さらに、ハメた後も(ヤらしい意味じゃない)隙間を埋めるように上から厚盛りしました。


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 硬化時間は60分とあったので、他の作業をちょこちょことやりつつ、時間をつぶしまして…。



 いざエンジン掛け!!



 すると…



 嘘のように音が静かになりました。


 もーね、ちゃんと新聞屋さんの音がするようになりました。イヤー良かった。
 ホントにこんなことで良くなるんですね。

 それでは一応、完成形の写真を。



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 うん、遠目に見たらちゃんとエキパイが太くなってる!!


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 ちなみに、エンジン掛けたら一瞬でバンテージが焦げました。これはこれでアジがあっていいけど。



それと…



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 規格の違うマフラーを無理矢理付けたもんだから、キックペダルが干渉してます。
 これは今後の課題ですね。


だけども…



そろそろ止めても、いいコロナぁ~

――って、これが言いたかっただけですが。



次回は、エキパイの硬化時間にやった細かい作業を紹介します。



2020年04月30日 イイね!

マフラー替えてもいい頃ナ Part2 ~金鋸編~


 ベレットするなよヒルマンからァ、とくらぁ。

 いやー、最近は日照りで駐車場にいるとアリエンくらいに日焼けしてしまいます。まるでヒジョーシキにもこのご時世に、湘南辺りまで遊びに行ったかのような焼け具合。

 もう少し焼けたら、二人だけの遠い世界にランナウェイしちゃう人たちの仲間入りが出来そうです。

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 前回の続きです。



 マフラーを変えたい、でも音は変えたくない。

 そんなワガママが実現可能なのでしょうか。
 ハッキリ言って確証はありませんが、きっと同じカブのシリーズなら、マフラーだってポン付けできるし、音も同じ筈。

 だって、おんなじフレーム使って、同じエンジン乗っけてるんだもん。ちょこっと外装弄ったくらいで、きっと中身は同じバイクだよ。

 …でもそれだけで、値段結構変わるんですよね。


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 ホラ、HONDAのホームページ観ると、フツーのカブとクロスカブって6万円も違うんですよ。

 6万円と言ったら、ヤフオクで中古のカブが1台買えちゃう値段です。っていうか、チャーリー号は確か25,000円で買ってるんで、2倍以上の値段差。
 そーいえば、去年の10月、私がひょんなことから緊急入院した時の病院代も6万円でした。


ってゆーかさー、カブって結構するのね。チャーリー号10台買えちゃうじゃん。


——とかゆーヒガミは置いといて、ぱっと見カブとクロスカブの違いは、タイヤの大きさ、フロントフォーク周り一色、レッグシールド、そしてマフラーくらいなので、パーツを融通しても何かが干渉するというようなことはないように思えます。




なので…






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 買っちまったよ、オイ!!

 後先考えずにヤフオクで落札。結構安く手に入りました。

 実はこのマフラー、結構前に手に入れてはいたのですが、なかなか作業時間が取れずに、ハイマー号の後部座席に放り込んで眠らせていました。
 時間が取れる今、コイツを引っ張り出さぬ手はない!!


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 このヒートガードがなんとも武骨でカッチョイイじゃありませんか。
 これがある事で、車体後部の迫力が増します。


 で、マフラー交換なんて、ナット3か所外してマフラー引っこ抜いて、で、付け替えりゃ完成なんで、ちょろい作業です。

 もういちいち写真なんて撮りませんよ。それでは感動のビュフォー・アフターをば…。





 ガツン





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 レレッ、何故かハマらないぞ。


 もう一度嵌めなおして…。






ガツン





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 ま、まさか、そんなはずは…!!






ガツン!!






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・・・。






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あー、たいへんだあ!




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 うーんとうーんと…。




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そうだ!





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みてないみてない、しらないしらない。




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・・・。






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 かーみーさーまーっ!!!!




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「子羊よ…汝の持てるすべての力を用い、その穴を広げるのだ」






 つーことで、タイトル回収です。

 多分ですが、同じ年式のカブとクロスカブであれば、パーツの互換性はあるのかもしれません。ですが、ウチのチャーリー号は恐らく30年以上も前の型。きっと30年の月日に、プラットフォームも徐々に改変されていき、微妙な取付位置のずれが生じたのでしょう。



 さて、金鋸の登場です。しかし、結構がっちりと作られているこのステー。タダの鉄ではなさそうです。なにか、炭素的なものが含まれちゃったりしてる、鋼鉄的な物質の様な気も…。



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 ええい、ままよ!! 案ずるより産むがやすしじゃい、いっちょ切ったろうやないき!!






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 どわーっ、金鋸が一撃でやられたーッ!!



 やっぱり、激安の金鋸のオマケでついてきた刃はかなり弱いようです。
 
 刃を交換して再度。



うおおおおおおおお!!





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 怒りの金鋸で切り続ける事十分。






——全っっっ然切れねえ!!







 いや、コレ本当にカッタイんですよ。で、手を変え品を変え、CRCを吹きながら2時間くらい金鋸と金属ヤスリで削り続けました。





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 気分はまるで脱獄犯です。少しずつ少しずつ、穴は広がっていきます。





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 で、こーなりました。


 スイングアームの根元がステーに干渉するため、大部分を切除。
 途中、暑さと疲労で錯乱状態に陥って、ステーを丸ごとぶった切ろうとしてしまいました。いやはや、限界を超えると何をしでかすか判らん。


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 つ、着いたぞ!!




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エイドリアーン!!




それでは、感動のビュフォー・アフターです!!



~ビュフォー~

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 確かに色々とまとまっては来たのですが、やっぱりリアの貧弱さが目立ちます。
 それもそのはず、リアフェンダー及び荷台は、ママチャリのモノをそのまま流用しているからです。



~アフター~

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 何という事でしょう、グリル上のヒータガードが付き、さらに長さが延長されたことで、見た目のインパクトが大幅に力強くなりました。



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 ケツから見た時の迫力だってかなりのもの。これでも一応、「純正マフラー」ですからね。



 あ、そーだ、もう一つの命題について確認しなきゃ。

 
 たしか、「音は変えたくない」でしたね。

 エンジンをかけるためにキックすると、ペダルがマフラーに当たってしまいますが、まあ、気にしない事にします。

 よし、エンジン掛かったぞ。



ディキディーン!!
ディンディキディキディキ!!


 


 あれれ、こんな音だったっけ?

 少なくとも新聞屋さんはこんな音で走ってません。何というか破裂音が混じったというか、まるでハーレーのアイドル時のような音がします。しかも音量もやや上がって…。

 カブってもっとこう「ドリュリュリュリュ…」みたいな音じゃないですか。


 コレッてもしかして…。




排気漏れ!?




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 あああぁっ!!




 なんか、明らかな隙間があるような…。





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なにもみてないもん。




——次回、「偽装編」

悪い事は、してません。…たぶん。

プロフィール

「ぼくの失敗たち http://cvw.jp/b/2652204/48540902/
何シテル?   07/13 18:48
 スバルR-2(ハイマー号)が退院し、ビンビン走る様になりました。コイツが入院中に浮気した妙なカブ(チャーリー号)も、概ね元気です。いつかこの2台でイベントに出...
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