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半振暮銀のブログ一覧

2016年09月02日 イイね!

R-2は『国産名車』になるのか!?

 うぐぐぐ、風邪だ…ぶわっくしょい!! 洟ッ風邪をひいてしまった。夏風邪はバカがひくモンだというけど、いつの間にやら九月。九月は秋だからセーフです。ハイッ!!
 九月と言う事でBGMは『September in the rain』…と言いたいところですが、あれは実は「今はもう4月だけど、ワタシはまだアンタと別れた9月の雨に打たれてるのよーん」という歌なので、ちょっと違うかね。つー事でBGMは尾崎豊のマイナーな『秋風』と行きますか。だから何の話だッ!!

 ええと、Hachetteからまたまた『国産名車コレクション』がはじまりました。このシリーズは2回目ですな。前回がなんと10年前の2006年。TVCMをみて、オヤジと「またやるんだねぇ」「懐かしいねぇ」など話しながら互いに目で牽制しあい、自然と「今回は買わない」との結論を出しました。
 大体、初回の2000GTに至ってはもうすでに前のシリーズに加え、デアゴスティーニの『世界の名車コレクション』を加えた2台が家にあるので買っても仕方がない。絶対に買わない。そもそも買う意味が判らない。意味が判らないけど、なぜか今手元に現物があるんですな、これが。
 「何で買ったんじゃぁ」と親父にツッコムと「悩んだんだけど大きかったから」という微妙に野坂昭如な返事(「み~んな悩んで大きくなったァ」というアレです)。確かに以前は1/43とかそんぐらいのスケールだったけれども、今回は1/24という変化を付けてきました。しかもリトラクタブル・ヘッドライトやドアの開閉が可能です。しかし、しかしですねぇ、値段が倍になった上に未だにボンネットが開かないなんて、こりゃいかんのじゃないかね(っていうかリトラの名車はあとはRX-7くらいじゃないのか?)。
 取り敢えず今後のラインナップを見ましたところ、Vol.5にスバル360が出ると言う事でしたので次はそいつを買うかどうかでひと悶着ありそうです。

 で、ここからが本題なのですが(長いわッ!!)、スバル360がここに置かれていると言う事は、もしかしたらR-2も将来ラインナップされてもいいんじゃないか、と思うのです。これまでの『国産~』を見ると結構サブロク車が充実していたりします。さらに、今回のシリーズは1/24とスケールがでかいので、材料費を浮かすために小型車を積極的に取り上げる事になるのではないか、などと言う下衆な予測も立てられます(その証拠にVol.9がヨタハチで、何故かVol.10がシビックRSとなっております。きっとこれ以降R360、Nコロ、ケサブロー、ミゼット、フライングフェザー、コニー・グッピー、フジキャビン…となっていくに違いない、そーだ、絶対そーだ。…そしたら買うぞ)。
 
 でも、マジな話R-2は名車なんじゃないかと思います。スバルが『国民車構想』という旧式の自動車開発から先進的な一歩を踏み出した記念すべき一台という訳ですから、つまりは先進国へと邁進していった日本を象徴するような一台という訳です。結果的に成功したかどうか、という問題はあっちの方にブン投げておいて、スバルというひとつの会社の、そして日本の『時代の節目』となったクルマなんじゃないかと思うのです(転換期には『ヤングSS』というナウすぎるネーミングセンスのクルマもありましたが…)。

 クルマの変化を見れば時代の流れが掴めるというモノでして、例えば戦後なんかは「道具」としての利便性が求められていましたが、だんだんと復興し、そして技術が進展するにしたがって、利便性や居住性、安全性が求められます。さらに走ることが当たり前となっては今度は性能に重きが置かれるようになりました。で、そういった自動車として必要である条件がそろった頃に社会は段々とバブリーな色を成していって、クルマも非価格競争に入りました。つまりはデジタルメーターやら電動トップやらガルウイング…といった、言ってしまえばどうでもいいような部分での競争です。
 そして今、クルマってのは一体どうなってるのかってぇと、ンもうコンピュータです。自動で走っちゃうんだそうです。ボンドカーもナイトライダーも通り越しちゃってます。『ベストカー』を見るってぇと(『愛の車バカ列伝』の取材でも来ないかしら。来ないよな)、本当に「自動運転システム」だとか「運転支援システム」だとか、そんなものが必要なヤツはコワいから公道に出るなッ、バックビューモニターも要らんッ、指さし確認じゃあ、とお説教したくなっちゃう記事ばっかりです。
 これも技術革新によって、時代・世間がそれを求めるようになっちゃたと言う事でしょう。技術面での需要と供給の逆転現象と言いますか、供給過多が需要を生み出してしまった例ですな。どこかタガが外れちゃったような、トチ狂った『神の見えざる手』がこういった現実を生み出したのです。

 ン!? 何の話をしているんだ? つまりはR-2ってのは日本を代表する技術産業であったスバルのステップアップの歴史であって、ひいてはそれが日本という国自体のステップアップの縮図みたいなもんである、とこう言いたかったのに急に抹香臭い感じになってもーた。ナニブン風邪でもって頭のネジが外れちゃったもので。書いてる途中で余計な考えがよぎると、そっちの方にズルズルと流れてしまうのです。
 多分これ以上書いても仕方がないのでもう終わっちゃおう。兎に角R-2はエライ!!

随分乱暴に締めたな…。

Posted at 2016/09/02 08:39:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | R-2(ハイマー号) | 日記

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何シテル?   07/13 18:48
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