2016年10月02日
はっきり言って今ワタクシは酔っております。酔っておるのです。酔っておるのだから何を言い出すか判りません。自分でもわからん無責任状態。文脈無視で植木等の名前を出そうと思っちゃったくらいワケ判らんC調状態で書いてます。
つー事で、今回は一種のエクリチュール・オートマティックな感じで今の自動車業界にケチを付けます。つまる所この文章は無責任な野郎のお説教なわけで、誰がどう受け取ろうと自由。「何だコノヤロ、ケンカ売ってるのか」と怒る人がいても、その矛先は何処へ向かうのやら。兎に角ワタクシではない(強引な責任回避だな…)。
さて本題ですが、ワタクシいまオコッています。いや、イカッています。何にイカッているかと言うと、主に最近のMINIの方向性です。この前、街を走っているMINIを見て気づきました。今更気づいたんです。それは、「今のMINIは3ナンバー」だと言う事。
これに気付いた瞬間ワタクシは怒髪衝天。フザケルナと一言吐き捨てました。
「何が“MINI”だッ!!」
さらにもう一つ。ワタクシはFIATにも怒りを覚えています。
「ヤイヤイ、コンチクショウ。FFのレイアウトで何が“チンクエチェント”じゃい!!」
んもう、ハッパ咥えて『ドカベン』の岩鬼になっちゃいそうなんであります。
最近の車がデカすぎるのはもう諦めていますが、それにしてもヒドすぎる有様であります。しかも、調子に乗っちゃったのか何なのか知りませんが、ABARTHからは「124スパイダー」の名でマツダのロードスターを出しているそうではありませんか。一言で言うと「てめー、コノヤロウ」です(二言か…)。
さてワタクシが何を言いたいのかと申しますと、「自動車の拝金主義化に於ける『魂』の部分の無意味化」です。速い話が「名が体を表してない」と言う事。
MINIもFIATも、どちらもその名称が車の特性を無視している、と言うよりも、名称の意味するものを無視してコンセプトが形成されている。これってどーなのよ。
FIATにしろMINIにしろ、本来ならば「5ナンバー枠で如何にコンパクトで快適な乗用車を造るか」に重きを置くべきじゃないのか。
MINIに関しては、伝統に重きを置く英国の気骨が…と書こうと思ったけど、よく考えたら今はBMWが作ってるからドイツだな。ハイ。なんでもありません。あきれてものも言えない(By忌野清志郎)。
もう言ってしまおう。MINIもチンクも124も、アルファロメオ・ジュリエッタも、みんなみんな共通していえる事は「名を騙るなッ!!」です。その名を受けた以上、その『魂』を受け継ぐべきです。だって、考えてもみてください。『ディーゼルエンジンを積んだ4ドアの3ナンバー車』の何処が『MINI』なんだ、と。ミニである以上、あの小さなボディで如何に最大限まで能力を引き出すか、がテーマな訳です。じゃないと「マーコス」なんて珍妙なスポーツカーが生まれる訳がないのです。そう考えると今の『MINI』が如何に迷走しているかが判る筈。ンもうゾンビ化したイシゴニスとジョン・クーパーに喰われてしまえ!! です。
思えばこれは皆、世界的に蔓延る『クルマ離れ』という強迫観念によるものでしょう。『愛車』と言う表現がナンセンスなものとなり、クルマは単なる「車」であり、輸送手段たる「道具」と化したのです。農耕民族にとって馬は家族同様とされ、弔いの際には丁重に扱われてきましたが、それを考えると車は家畜以下の存在となってしまったのです。もう、大八車と同じ扱いなのです。
そんな中で自動車を売るためには、『より便利で快適・安全、更にはエコノミーでエコロジー』であることが必須条件です。要するに非価格競争なのです。
でも、ですよ。やはりミニやチンクにこだわる人にとっては、こういったクルマは『面倒な相棒』であるべきじゃないでしょうか。色んな手段でゴキゲンを取りつつ、それを走らせることを第一の楽しみとする、そんな『クルマ』であるべきです。拝金主義的に車を売りたいんであれば、何も名を汚す必要はありません。BMWがBMWとしてそういう車を出せばいいんです。ミニは飽くまでも『愛を持って乗るクルマ』であってほしいんです。
まあ、今のMINIを『愛車』として大事に乗っておられる多く方もいます。それは実にすばらしい事なんです。ワタクシはそれを否定するわけではありません。むしろ推奨します。この「みんカラ」に登録している方々は少なくとも、『愛』をもって各々のクルマを大事にしています。
ワタクシが叩きたいのは、「売れればそれでいい」と言う精神のもとで旧車付きの持つ「ブランドイメージ」を壊しているメーカーです。こういうのを見ると、夢を土足で踏みにじられたような、そんな気分になるのです。
うぅ、酔った勢いで大分長文を書いてしまった。反省。
Posted at 2016/10/02 02:15:00 | |
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世迷言 | 日記