映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』のDVDのパッケージを見てしまったことが、チャーリー号購入の動機の一つとなった事は以前書きました。ゲバラが駆るノートン500がヒジョーにカッチョ良かったのです。
で、チャーリー号を買ってから、細かいところで色々と手を入れ始めて入るのですが、全体的なビジョンを決めない事にはちぐはぐな印象に仕上がってしまうのでは、と思い始めました。そこで、私は一つの葛藤にぶち当たります。
チャーリー号をアメリカンに仕上げるのか、はたまた、クラシックスポーツ風に仕上げるのか…。
憧れと勢いでタイヤ側面を白く塗って、似非ホワイトウォールにしてしまいましたが、よくよく考えると、この方向性ではアメリカンにならざるを得ません。しかしチャリンコに似ているからチャーリー号なのであって、アメリカンにするには、例えばフロントのインチアップや、太いリアタイヤ、それにサイドバッグ、といった要素が必要不可欠なように思えます。そうなると、チャーリー号のアイデンティティは徐々に失われていくように思えてきました。
クラシックスポーツ(という言い方が存在するかどうかは分かりませんが)風にする方が、よりチャーリー号にあっているのでは…。画像を検索すると、例えば1930年代の「マン島TT」のマシンはこんな感じ。
おお、これは「ほぼチャリンコ」と「バイク」の中間のような味わい。
そこで、影響の受けやすい男として自他ともに認めるワタクシは、こういうスタイルを目標にカスタマイズ計画を立てることにしました。実現できるかどうかはわからないけど。
まず、どノーマル(?)のころのチャーリー号がこちら。
そして、私の持てる限りの最高峰の画像編集技術と、超高性能画像編集ソフト「マイクロソフト・ペイント」を用いたチャーリー号の完成予想図がこちら。
素晴らしい雑さ。ここで改造項目の紹介。
①リアが貧弱なため、ウィンカーの大型化及び、リフレクターの設置(施工済み)
②タンクに「HONDA HM」エンブレム貼り付け(施工済み)
③ホワイトウォールをもとに戻す(新しいタイヤを近いうちに購入…したいなあ。ことによるとホイールももっと地味な色にする必要がありそうです)
④フロントフェンダーを低くする(施工済み、しかし走行テストは不十分)
⑤ソロシート…つまり自転車のサドルをより低い位置へ(現在試行錯誤中)
⑥弁当箱みたいなエアクリーナーを外し、パワーフィルター化(近日施工予定)
⑦バッテリーケース自作(計画がかなり形になっています)
⑧エンジンガード、あるいはフレームの増設(どーやってやるのがいいんだ?)
⑨リアのスカスカ感をなくすために、ゼッケンプレート設置(これが一番簡単そうだ!! デザインは未定。とりあえずテキトーに『5』って書いてみました)
と、こんな感じでしょうか。項目ごとに難易度がまちまちですが、夢は夢。目標を高くしてから、それを達成(した事に)するために色々と悩んでみます。
そうなると、カラーリングがいまいち気に入らないです。フレームは若干グリーン系なのに、後付けのフェンダーやタンクはメタリックな水色。チャーリー号にはもっとソリッドな色が似あうような気がするんです。
そこで、単純に色を反転させてみると…。
おお、赤ならかなり似合う気がするぞ!! 全体をヤスリ掛けしてミッチャクロン吹いたら、安物のラッカーでもオールペンができるらしいです。ただ、そうなるとかなりダイナミックに分解しないといけないので、こちらは遠い未来のお話になりそうです。
とりあえず、カスタムの方向性は決まりました。もうこれで行きます。実際にきれいに仕上がったら素晴らしいのですが、そこは素人のやること。色々とボロが出てくるんだろうなあ。ま、のんびりと少しずつ手を入れていきましょう。
Posted at 2018/11/13 01:59:07 | |
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スーパーカブC50(チャーリー号) | 日記